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『冒険王ビィト』14巻 強敵を超える難敵!バトル漫画でインフレしなくても盛り上げるヒスタリオ!

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冒険王ビィト 14 (ジャンプコミックスDIGITAL)

『冒険王ビィト』(原作:三条陸、漫画:稲田浩司)14巻読了。

12~13巻が10年空いたことを考えると、2年ちょいで14巻が読めるのは実にありがたいですね。続きが読めるだけで幸せすぎる。

辛くも天空王・バロンを退けたビィトたち。グランシスタへの出発までの準備期間に、BBを師に、才牙の修行を続けていた。だがそこに、本国から最強のBB・ガレルが現れ、突然ビィトに決闘を申し込んで来て…!?

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『冒険王ビィト』14巻

これから本格的に新シリーズに入り盛り上げるための箸休め的なエピソードですが、ぐう面白い。ビィトの成長っぷりから、キッスとミルファのラブコメ模様。敵方の盛り上げっぷり。熱いで。くぅー!これぞザ・少年漫画だ!

キッスとミルファ

ミルファ「…」キッス「…」

さあ!盛り上がってまいりました!

『冒険王ビィト』の面々って『ダイの大冒険』で例えるなら、ビィトがダイ、ポアラがマァム、キッスがポップ、ミルファがレオナ姫、スレッドがヒュンケルみたいなポジションじゃないですか。ディテールは違えど。

なのに、ことカップリングに関しては「ビィト×ポアラ」「キッス×ミルファ」が鉄板じゃないですか。前作だと「ダイとマァム」「ポップとレオナ姫」になるからこそ、この組み合わせはなかなか斬新なんだよね。

まあ、キッスがポップかといえばヘタレで勇気がないのは同じだけど、真の主人公でタイトル「ポップの大冒険」に変えても何ら遜色の無いぐらいの魅力は無いかもしれんが…。それでもラブコメ的には美味しいです。

そういう一般的な「好き」じゃなくってぇ!

ミルファはヒロインとして魅力的すぎる。キッスを好きになれば「愛!即!告白!」ですよ。斎藤一の牙突もビックリの直線攻撃。もうちょっとこそばゆいやり取りを引っ張るかと思いきや、すぐに告白して返事を聞くのに四の字固めまでしてしまう。

キッスは強敵に関しては「ビビッて逃走」を克服したのに、恋愛に関しては逃げの一手ですね。グイグイ来るタイプのミルファと逃げ腰のキッス。なかなかお似合いでもある。

あと、ミルファはパンチラ要員としても良い仕事してるので、これからも頑張って欲しいものです。はい。

ビィトさらにパワーアップ

ビィトVSガレル

ビィトとガレルの決闘。勘違いと誤解が生んだもつれであるが、2人の勝負は見応えありましたね。ガレルめっちゃ強いじゃん。

リアルに本気でバトルするわけでなく、なんかゲームっぽい意識(精神)だけ別空間に移動できてほぼ現実と同じように戦える「魂の闘鎖」ってアイテムの細かい設定もいいね。

バスターの最高峰といわれたカルロッサがバロン戦であのザマだったので、もう人間でバスターで最強なのはビィトじゃん!って読者が思ってたところで、カルロッサの弟子でありながら師匠以上で、人類最強(?)のガレルはビィトを上回る才牙使いであもあった。

もう(元ゼノン戦士団を除いて)人間最強はビィト達かなってところでガレルの強者っぷりはよい羅針盤になりそうです。おそらく、これからの対「七ッ星魔人」で、カマセ犬としてガレルはよい仕事をしてくれることでしょう(知らねーけど)。

そしてさらにパワーアップしたビィト。

これどーすんの?次はあの凶刃ヒスタリオさんなんだけど…。

次の「七ッ星」はヒスタリオ

ヒスタリオ

『冒険王ビィト』を称する言葉として「王道バトル漫画」がピッタリだよね。『ダイの大冒険』から変わらない少年バトル漫画をど真ん中に提供してくれる。魅力的なキャラと熱いセリフ回しと世界観が最高ですね。

で、14巻で私の感想は王道バトル漫画の枠組みをあえて外してきたなって唸ったね。

王道バトル漫画を突き詰めると「強敵→もっと強い強敵→もっともっと強い強敵」じゃないですか。永遠とループできるといっていい。『冒険王ビィト』も次々と現れるもっと強い敵を倒していくバトルの連続でした。星多い魔人と戦っていき、「六ッ星魔人グリニデ」が途中で最強の「七ッ星」になりなんとか勝利。

敵の強さは7人の「七ッ星魔人」が最強であると上限が示されたわけです。で、ガロニュートやバロン(ザンガ)と大死闘を突破しました。率直に同じ「七ッ星魔人」の中でも強さ順にすれば「バロン(ザンガ)>ガロニュート>グリニデ」でしょう。後から出たほうが強い。

いわゆる「やつは四天王最弱よ…理論」です。最初に出たものが一番弱く、徐々に強くなっていくのがバトル漫画の王道で正道すしおすし。強さはインフレしていくのです。当然、次はさらに強いヤツが敵として立ちはだかる…はずだが…?

ヒスタリオさんが次だぞ…

ヒスタリオに関しては「不死の肉体」という能力があるが、すでにビィトと戦う前に強さの底は見せてしまってるわけです。バロン(ザンガ)より遥かに弱いと。下手したら「七ッ星魔人」最弱である。

ビィトはバロン(ザンガ)を倒した上にさらにパワーアップしてるわけですよ。『ドラゴンボール』のサイヤ人襲来編で例えれば、ベジータ倒した後にナッパとラディッツが次に出てくるみたいな。『ダイの大冒険』の六大将軍なら、バラン倒した後にクロコダインやザボエラが出てくるみたいな。順番違うだろと。

ヒスタリオは飛ばされると予想したが、ちゃんとやるようだ。こんなんどう盛り上げんねん!そんな風に思ってた時期がオレにもありました…。

「VSヒスタリオ」の盛り上げよ

難敵である

魔人相手と人間相手はまた違う。「対人間」においてヒスタリオ様より恐ろしく厄介な魔人はいないのでは?

…シャギーの言葉の真意がわかった。たしかに…ヒスタリオはビィトにとってサーよりも恐ろしく厄介な相手になるかもしれん…

同じ「七ッ星魔人」にすら今更ヒスタリオがビィトに勝てるとは思えんとか言われちゃってるレベルですから。次はもっと強い相手の真逆です。次はもっと弱い相手!それがヒスタリオ!

だ・け・ど!

めちゃくちゃ盛り上がる「振り」があったのが14巻のキモだね。おそらく、どんどんインフレしてる現在で1対1のタイマンで「ビィトVSヒスタリオ」をやればビィトが勝つだろう。しかし、次の闘いはとんでもねぇのが相手側にいるのがめがっさ面白いところ。

「1対1」ならビィト勝利は鉄板なインフレをしてて、あえてね。「2対2」もしくは「2対4」だろうとも前者のヒスタリオが勝つんじゃないかと読者に思わせるドキドキハラハラがここにある。

「強い敵、さらに強い敵」って方向とは完全に違う。それなのに勝てるか?これ?と読者はマジで思うわけです。過去のアレコレ含んで「えー!?」「うおおおお!」があるね。バトル漫画の「もっと強いやつ」を求める傾向のカウンターにもなってる。

次の敵は前より確実に弱い。だがしかし!…って感じだな。「強い敵、もっと強い」だけがバトル漫画の面白さではないと示したヒスタリオである。デフレさせて面白くさせるとは恐れ入った。こいつは難敵だ。めちゃくそ熱い!敵のインフレだけじゃないんじゃぞ。内容の濃いバトルが期待できる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    ネタバレをしてない所が、今回の一番の見所な件
    そして2対5の可能性も少しあると思う

  2. 匿名 より:

    ダイ好きだし読んでみたいけど、いかんせん休載長すぎてちゃんと完結するか怪しい作品は読むの躊躇するんだよね・・・

  3. 匿名 より:

    本誌で読んだときに次の対戦相手が登場したときは本気で度肝抜かれたもんですw
    連載復活してクラウン掲載も順調になって、いよいよ物語が牙を向いた感じで。

  4. 匿名 より:

    グリニデは作中描写でもガロニュートより上っぽい気がします。
    ダイ大でもバランの後の敵はバーンが出るまで明らかに「バランより弱かった」けどめっちゃ盛り上がったので三条先生の手腕には全幅の信頼を置いて大丈夫でしょうね。

  5. 匿名 より:

    早くベルトーゼ倒してダイ魔界編やろう!

  6. 匿名 より:

    ヒスタリオの不死身っぷりがどれほどかは知らないけど、戦斧の才牙の生命力吸収で倒せそうな気がする。
    前はバロンにボコボコにされて動けなくて博士が回収しなかったらそのまま倒せそうだったし。
    先は全然知らないけどどうなるやら。

  7. 匿名 より:

    めっちゃ気になるやんけ・・・