『少年のアビス』109話「小説家との別れ」感想 レイジの「とうさん」呼び

『少年のアビス』109話「小説家との別れ」

小説の題材

木曜ヤンジャン発売日！

『#少年のアビス』
第109話〈小説家との別れ〉
掲載中！

約半年(アビス時間では１時間くらいです)
に渡って語られた
小説家の過去と懺悔がやっと…終わる…
令児くんおつかれさまでした！

そして女性たちが動き出す…！！
お楽しみに！

第10巻は9/16から絶賛発売中です！ pic.twitter.com/wY4880lifE

— 峰浪りょう 「少年のアビス」ドラマ放送中！10巻9/16発売！ (@ryo_minenami) September 21, 2022

レイジは似非森を「もっとちゃんと向き合ってほしかった」って言うけど、あれもうどうしようも無かったように見えるけどなぁ。

ちょっと母親を擁護してるレイジくんなのであった。同じ109話の後半でヤベー奴感丸出しなのが笑える。いや笑えない。

似非森が最後に書き上げたいタイトルはレイジを主人公にした「少年のアビス」というのは誰もが予想するところだが、エンディングをどうするのか。まだレイジくんの物語は終わってないからね。

「令児」という名前

…だって俺の名前は〝令児〟なんですから（109話）

51話で似非森（野添）と夕子さんが将来結婚して子供ができたら「夜太郎」「月彦」「深夜」「レイジ」が候補で、レイジは似非森と結婚したら名づける予定だった子の名前である。

まあ、あの候補で「零時」でなく「令児」というのは引っかかるが…。

似非森は名付けの親と言えなくもない。

ここまで頑なにカタカナで「レイジ」と呼んでた似非森がついに漢字で「令児」と呼んだのもええな。カタカナだったのは夕子ちゃんとの将来の子の名前だと認めなかったのを認めたってとこかな。

さよならとうさん

…さよなら…とうさん…

病室を出たレイジは「とうさん」と呟いたのである。

似非森とは血が繋がってるわけではない。実父ではない。

それでも野添と夕子が将来の子供に名付けるつもりだった名前を付けられた。ならやっぱ「父さん」なんだよ。

レイジにとって「父さん」と呼べるの存在は似非森だけでもある。義理父はDVクソ野郎だったし…。短い間だったけど、世話してくれたり頼れた相手でしたからね。

血は繋がらくて「父さん」。

似非森も血は繋がってなくても漢字「令児」呼びになり息子と認めた（ような気がする）

柴ちゃんドン引き

なんか柴ちゃんがどんどん小物というか「格」が落ちてきてる。すっかり夕子さんの手下です。

一時期は無敵の人と化してラスボス夕子さんとタメ張って戦える「強者」だったのに…。玄がレイジ義理父殺害したって聞いて普通にドン引きしてる柴ちゃんであった。

長い過去編が終わり、いよいよ柴ちゃんと夕子さんが動きそうでワクワクする。

次号、由里さん、手伝って…。

次回がすっごい面白そう。何を手伝うんですかねぇ。玄が安心してこの町で生きてく方法って、レイジ義理父殺害の犯人を別に仕立てるとかでしょうか。

少年のアビス

峰浪りょう

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