『少年のアビス』130話「沈黙の川」感想・考察です。
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沈黙の川
木曜ヤンジャン発売日!
『#少年のアビス』
おかげさまで130話です!
「沈黙の川」
掲載中!冷たい夜の川は死の匂いがする
少年たちはそれでも光を求めて…どうぞよろしくお願いします!
第12巻も発売中です!
どうぞよろしくお願いします! pic.twitter.com/NIMAxKeC3g— 峰浪りょう 「少年のアビス」12巻3/17から発売中! (@ryo_minenami) March 22, 2023
【前々回の玄】
「安心しろ。夕子なら俺が殺したから」
【読者A】
「絶対殺してないやろなぁ~」
【読者B】
「夕子さんが退場するわけないw」
【読者C】
「お前じゃ無理だ玄(スラムダンクの牧風に)」
【今回の玄】
「(死体捨てたのここ?)…うん」
【読者A】
「え?」
【読者B】
「は?」
【読者C】
「ホンマに殺してどないすんねん!(代打川藤のざこば師匠風に)」
玄は本当に夕子さんを殺していた。遺言通り川に遺体を流していた。
マジかよ?ラスボスが人知れずこんなあっさり退場しちゃってどうすんの?困惑がつきまとう。だって夕子さん退場ならもうやることなくない?『少年のアビス』完である。
やることなくないか?
レイジの兄・一正や祖母を巧みに支配して黒瀬家にレイジを縛りつけるよう育て、柴ちゃんの車に自ら飛び込んで大怪我してレイジをより一層縛ったり…まさにラスボスと呼ぶに相応しかったのが夕子さんです。
この町から出れない&支配されてるレイジというのが『少年のアビス』初期からのテーマであったと思う。
この漫画のモデルは大分県日田市です。『進撃の巨人』の諫山創先生の出身地でもあり、峰浪りょう先生も近くに住んでたそうな。
『少年のアビス』も『進撃の巨人』もド田舎で閉鎖された空間に閉じ込められており、外への憧れを持っても社会やシステムが出ることを許さない。若者の閉塞感をグツグツ煮込んだような作品である。こんな芸風の作品を産みだす土壌の大分県日田市はどんだけヤベー町なんだ。
んで、夕子さんは『進撃の巨人』でいえばまさに外を闊歩する巨人のようなものじゃん。夕子さんの退場は巨人が生息しないパラディ島じゃん。
夕子さんいなきゃもうレイジは自由じゃん?
まじで『少年のアビス』完になってもおかしくない。
ここから光の戦士に目覚めた柴ちゃん、闇落ちしたチャコ、未だに色々と謎のナギで丁々発止するのでしょうか。やはり夕子さんというラスボス魔王がいてこそ、ヒロインレースも盛り上がったと思うんだけどなぁ。
本当に死んだのか?
夕子のこと話したらすぐ捜してくれると思う(130話)
この台詞は壮大なフラグ(のような気がする)。夕子さんの遺体は無い。実は生きてる可能性がある。いやそう思わせてさっくり殺されてたので本当にマジで死んでるかもしれんが…。あの満足してるような笑みは死んでてもおかしくない。
つまり『ザ・ファブル』の山岡のように自力で川から生還してるかもしれないし、肉体は死んでてもハンターの死後強まる念のように呪いとしてレイジを縛る何かを残してるかもしれない。
夕子さんは死んだのか生きてるのか?前者でも後者でもやはり夕子さんを中心にドラマはまわると思う。やはりラスボスなのだろう。
さらば玄
なんか良い話風で退場した玄。
最後に己の「癖」を卍解して、読者に混乱と恐怖を叩き込んで去っていった。なんか感動的な場面っぽく描かれてるんだけど、本当に最後まで「こんな時どんな顔をすればいいのか分からないの…」状態でした。
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