ピッコロ大魔王
『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王。Z戦士のピッコロ(マジュニア)の父親である。正確には生まれ変わりとされています。神様とピッコロ大魔王はまったく同じ顔なのに対してちょっと顔が違うけど。
神様と分離した悪の部分で『ドラゴンボール』史上ではじめて本格的な悪の敵キャラとして登場した地球人でない宇宙人でもありました。今回はそんなピッコロ大魔王について。
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ピッコロ大魔王
もともとナメック星人でひとりの天才だったのが分離前の神様である。
はるか昔にナメック星が酷い異常気象に襲われ最長老様以外のナメック星人は絶滅したと言われていました。フリーザ編のナメック星人は全員最長老様の子供です。
神様(ピッコロ)は異常気象が起こったナメック星人で、最長老様以外で唯一生き残った人物でもある(劇場版にスラッグはいましたけど)。
カタッツの子
265話
カタッツの子だ…!おどろいた…まさか、あの幼子がぶじたどり着けていたとは…。あの子は確かにドラゴンボールをつくり出せる龍族の天才児だった…。そ…そうか…。
神様の本名は不明なものの、親の名前はカタッツというそうです。カタッツもその子も最長老様は覚えており、めちゃくちゃ天才でドラゴンボールも作れると(ナメック星人全員が作れるわけではない)。
知識だけでなく戦闘力もズバ抜けてたそうで、サイヤ人なんかに敗れるはずがない。神様とピッコロ大魔王に分離しなければとも。実際、セル編のピッコロは神様と融合してスーパーサイヤ人すら凌駕してましたからね。
地球へやってきたカタッツの子
244話
地球へたどり着いたカタッツの子は頭を打ってしまい記憶喪失になってしまいます。
この辺の境遇は孫悟空(カカロット)に似てますね。
辺境の地ユンザビットで宇宙船を家だと思い込んでおり、親のカタッツから「あとで行くから待っててくれ」という手紙を信じて30年間も待ち続けたそうです(ナメック星人は水しか接種しない)。カタッツは子を地球へ送り、後から行くつもりが異常気象で死んでしまったのでしょうかね。
そんなわけで30年ぐらい待っても誰も来なかったのでユンザビットを後にしたそうです。時々様子を見に行ったりもしたけど変わらず誰か来た後もありませんでした。
ピッコロ大魔王誕生
164話
カタッツの子は神の存在先知り天界へのぼりました。先代の地球の神の後継者になろうとしましたが、いつまでも先代の神はカタッツの子を後継者として認めてくれませんでした。それはほんのわずかですが心に悪があったからだそうな。
それは心の奥底にほんのわずかだが悪がひそんでいたからだ。神はそれを見抜いておられた…。さらに苦しい修行の末、わたしはその悪を追い出すことができた。その、わずかな悪がピッコロ大魔王だ…。わたしは新しい神になったが、やつは地上へ逃げ人々を苦しめてしまった。
カタッツの子が地球の神になるために、心に奥底にあった「悪」の部分を分離させて、そいつは「ピッコロ」と名乗り天界から地球へ降りて人々を苦しめたのでした。ちなみに「ピッコロ」はナメック星語で「違う世界という意味」(244話)。
記憶を失ってもカタッツの子はナメック語は覚えてた。
カタッツの子の心にあった悪
243話
ピッコロ大魔王というのはおそらくあいつが神になる前に出会った地球人たちの邪悪さに影響され生み出されてしまったものだろう…。
カタッツの心の奥底にあった「悪」部分。ユンザビットを後にしてから天界に行くまでの間に出会った地球人の邪悪さによって生み出されたものだと予想していた界王様。この辺は鳥山明先生の矜持でもある。人間が一番悪い!
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地上へ降りたピッコロ大魔王
135話
神様と分離したピッコロ大魔王は地上へ降りてくれば、口から卵を産みだした化物と一緒に平和の世を死の世界へ変えてしまいました。
ピッコロ大魔王には、若いころの亀仙人も鶴仙人も2人師匠である武泰斗様も誰太刀打ちできなかったものの、武泰斗様が編み出した秘術「魔封派」で電子ジャーに封印されて海の底へ捨てられてしまうのでした。
その電子ジャーを拾って封印を解いたのがピラフ一味。
で、孫悟空に倒されてしまいうのでした。
ピッコロ大魔王はドラゴンボールを知らなかった
136話
ピッコロ大魔王はドラゴンボールの存在自体知りませんでした。「なるほどこれがドラゴンボールか…」とはじめて目にした様子でした。シェンロンを呼び出した言葉も「さあ、でてこい神龍とやらよ!」だし、シェンロンの姿に素晴らしいと感動してました。
ドラゴンボールは神様が作ったはずなのに。これは、カタッツの子が悪であるピッコロ大魔王と分離して地上へ降りた後に、地球の神様になってからドラゴンボールを作ったからピッコロ大魔王は知らなかったのかな。大っ嫌いな神様が作ったドラゴンボールというのもなんか皮肉やね。
タンバリンたちってナメック星人なの?
260話
ナメック星人は口からタマゴを産んで子を産むのである。昔の異常気象でひとりだけ生き残った最長老はナメック星人をひとりで全部産んだそうな。デンデは108番目の子供。ナメック星人の繁殖方法はすごい。
ここでピッコロ大魔王最大の謎は、最長老と同じように口からタマゴを産んでるわけじゃないですか。ピアノ、タンバリン、シンバル、ドラムはピッコロが口からタマゴを生み出したものたちです。
シンバル
ピアノ、タンバリン、シンバル、ドラムはナメック星人なのだろうか…。
一応ナメック星と同じく、こいつらも指が4本って共通点はあるけど。ピッコロ大魔王が生み出した生まれ変わりのピッコロ(マジュニア)はどう見てもナメック星人だったけど、なんでタンバリン達の姿はナメック星人でなかったのでしょうか。謎である。
しかし、ひとりで次々とタマゴをて産み出して繁栄させていくのは、やってること最長老様と同じだよね。最長老と「対」になってるかも。
ピッコロ大魔王は座ってる椅子はナメック星編で最長老様が座ってる椅子とドクロがないだけでまったく一緒でした。分離する前のひとりの天才だった頃に頭を打ってしまい記憶喪失になったものの、最長老と同じ椅子を作るとは…。
もしも武泰斗様に魔封波に封じられなければ、孫悟空に倒されなきゃ、ナメック星の最長老と同じようにひとりで次々と子を産み出して地球版最長老になれたかもね。悪の世界だけど。
最長老と同じく生き残ったナメック星人のカタッツの子。分離して神様はドラゴンボールを作り、ピッコロ大魔王は子を産み繁栄させようとした。記憶がなくてもどこかで異常気象で滅んだナメック星を覚えており、生き残った種としてやるべきことをやったのかもしれんな。
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コメント
>ピアノ、タンバリン、シンバル、ドラムはナメック星人なのだろうか…。
悪の要素が影響してナメック星人とかけ離れた見た目だったんでしょうかね
戦闘タイプだけじゃなくてデンデみたいな回復役も生み出してれば役割分担出来て有利だったような気もしたり
なんのゲームだったか忘れたけどピッコロさんと大魔王が合体するIFシナリオあったな
最強のナメック星人カタッツの子は大魔王と神様の融合体であり
息子であるマジュニアでは真のパワーを引き出しきれてないって設定は上手かったな
元々原作でも素材の戦闘力より相性の良さがナメック融合ではキモだったし(融合素材としては神様>ネイル)
大魔王生き返らせて親子喧嘩して融合して魔人ブウと渡り合えるスーパーピッコロさんになるのは感心したよ
とどめに魔封波をチョイスするのも分かってる
ヤジロベーのように、ナメック星人を食ったら美味いのでしょうかね
エスカルゴみたいな味じゃね?
確か、大全集にピッコロの悪の心が本来の性質を変えてしまい、そうして産み出されたのが魔族(ピアノ達の事)、的な事が書いてあったそうです(知恵袋でそんな回答がありました)
鳥山信者くっさ
巣にこもれないアンチの方が臭い定期
お仲間に臭いから追い出されたのかな?
それよりももっと気にするべき問題があるだろう
俺の記憶が正しければナメック星人は何も食べなくても生きられる種族だったはずだぞ
水を飲むだけでいいんですってデンデが言ってた気がする
なのに神様は
「つらかったぞ…あそこは食べるものもろくになかったしな……」と言っている
実際、ピッコロが悟飯と修行している最中に何かを食べるような描写は見受けられない
一応林檎を林檎として理解し悟飯に与える知恵はあったようだが
神様は何かを食べてたのかね?
ピッコロも子供の時に魚食ってたような覚えがあるんだけど、これはアニオリだっけ?
神様は自分を地球人だと誤解してた、という原作情報から推測すると、砂漠で地球人に迷子として助けられかけたが親が来ると言って断ってたが、そのさいに食事を与えられて、自分も彼と同じように食事の必要な生物だと誤解してプラシーボ飢餓感で苦しんでた。
水も少なそうな雰囲気だったしね
水での飢餓を食べ物を食べてない飢餓と混同してた可能性はあるよね
メロンソーダを時空を超え飲むシーン
本当の名も忘れてしまったナメック星人さ…
神様「名前わからないの?じゃあムリ。神NG。履歴書も界王さまに送らないといけないしさ~、身分証無い怪しいヤツを神にはできないのよ、名前わかったらまた来てちょ。」
あ、え…と、
ぴ、ピッコロ…です
そりゃあいくら一心同体でも、
神様になってから作ったものなんか知らんでしょ。
しかもたぶんドラゴンボール作ったのピッコロが封印されて地上に平和が戻ってからだろうし。
フリーザみたいに星ごと一瞬で消すとかより、
このピッコロの恐怖政治のほうがメチャクチャ怖いと思ったのはオレだけだろうか?
流石にピッコロ大魔王のあたりがふわふわしてるのは後付設定だからでは?
しかし今では世界中で馴染み深いピッコロという名前も、初登場時は「かわいい名前」と言われてる辺り、印象は変わっていくものだなっていう感慨深さがありますね。
かわいい名前というよりも当時の鳥山先生らしいちょっとふざけたネーミングですよね。
人を悪だと言うのは簡単だけど
それを真に受けるキチガイがいるから
人間を肯定してごうじゃないか!
ピッコロの部下は、スター・ウォーズのクローン兵みたいな物ではないだろうか。
ジャンゴ・フェットの遺伝子を元に用途別に遺伝子を組み換えたクローン兵が作られていたけど、最後に、遺伝子をいじらないボバ・フェットを後継者として作っていた。
この漫画に関しちゃ基本的に後付け設定だからおかしく感じた設定は読者側で妄想しながら都合良くツジツマ合わせていくしかないね。
キン肉マンぐらいになればツジツマが合う必要性なんてあるの?とすら思えてくるけど。
その週その週を乗り越えることだけを考えてる週刊漫画だからね
むしろ整合性がかなり取れてる事がすごい
鳥山「カタッツの子・・・?」
うっわ考察が甘い…