第23回天下一武道会優勝者 孫悟空
『ドラゴンボール』作中で描かれた天下一武道会は第21~23回と第25回(ブウ編)と第28回(最終回)の5つだけです。本編で描かれていない天下一武道会について考えてみたいと思います。なお、第23回天下一武道会優勝者はミスターサタンです。その後ずっと連覇し続けてる。
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DBの天下一武道会
第25回天下一武道会は18号との八百長でサタン優勝。26回以降はブウとサタンの仕込みでサタンが優勝していおります。また21回より前の大会は詳細不明ですが、占いババの所に所属する「アックマン」が2回優勝したことがある。チャパ王が一度も触れられず優勝したことがあると本編で語られています。
昔の天下一武道会優勝者アックマン
アックマンについて
いいやとんでもない!やつは過去、天下一武道会で二度も優勝したほどの達人じゃよ。悟空が圧倒的に強すぎるんじゃ
アックマンが天下一武道会優勝者というのはヤムチャ達はまるで知らずに大したことないヤツと勘違い。そこでアックマンは天下一武道会を2回も優勝した実力者であることを亀仙人が指摘していました。
ヤムチャは盗賊やってたくせに、武天老師のアレコレやその1番弟子・孫悟飯(祖父)、2番弟子・牛魔王についてもやたらと詳しく初期DB世界の名のある武術家解説係でもありましたから。そんなヤムチャが知らないなら、アックマンは相当昔の天下一武道会優勝者なのでしょう。亀仙人300歳以上だからな。
おそらく近年の優勝者チャパ王
チャパ王を語ることに定評のあるヤムチャさん
あ…あれがチャパ王か…悟空のやついきなりとんでもない相手と…。とにかくすさまじいほどの達人らしい…。以前に出場した天下一武道会では対戦相手からただの一度もかすられもせずに優勝をさらったそうだ…!
チャパ王の名前を聞いただけで、「チャパ王か…」というヤムチャの反応よ。過去の実績から必殺技(八手拳)まで丁寧に説明してくれました。天下一武道会を2回優勝した事があるアックマンはまったく知らなかったのに。
おそらく、アックマンは相当昔の天下一武道会優勝者なのに対してチャパ王は近年(第19回とか20回ぐらい)の優勝者なのかなと想像できますね。
第21回天下一武道会までは5年に一度(その後3年に一度)開催なので100年以上の歴史あると思われる。アックマンは初期の天下一武道会優勝者でチャパ王はそんなに昔でない優勝者であると。
第24回天下一武道会の開催時期
425話
天下一武道会は前チャンピオンがミスターサタン(第24回)でその前のチャンピオンが孫悟空であると明かされました。また439話でビーデルは「7年前の前大会では小さな少女でありながら少年の部で優勝した」と語られています。
どうやら第23回天下一武道会の後に相当な期間があいて、第24回が開催されたようです。その大会から「大人の部」と「子供の部」を分けた(22回まで子供の孫悟空&クリリン(&餃子)が活躍したが、23回で子供ゼロだったことが影響?)。
第24回大会は「大人の部」はミスターサタン優勝で「子供の部」はビーデル優勝の親子制覇をしました。また時期がブウ編の7年前に開催されたのも面白いですね。当時の孫悟天(7歳)の年齢などを考慮すると本編で孫悟空たちが「人造人間~セル」を戦ってた年である。
世界チャンピオン
セルゲームに駆け付けたミスターサタンは最近開催された第24回天下一武道会を制覇して、セル討伐に名乗り出た現役チャンピオンだったのである。
セル編では「格闘技世界チャンピオン」としか語られていなかったのに、後出しでこの年に天下一武道会が開催されたことにして優勝者ミスターサタンとした鳥山明先生の見事な後付け&整合性です(褒めてます)。
開催時期は以下のようになる。
悟空(12歳) | 第21回天下一武道会 | 優勝、ジャッキー・チュン |
悟空(15歳) | 第22回天下一武道会 | 優勝、天津飯 |
悟空(18歳) | 第23回天下一武道会 | 優勝、孫悟空 |
悟空(29歳) | 第24回天下一武道会 | 優勝、ミスターサタン |
悟空(36歳) | 第25回天下一武道会 | 優勝、ミスターサタン |
孫悟空の年齢は間に1年と7年死んでて年取ってないのであくまで目安。23回天下一から5年後にラディッツ。1年後にサイヤ人来週でナメック星と「130日×2」。さらに1年後に地球戻ってトランクスと会う。3年後に人造人間。
こうして見ると、第23~24回の間に10年以上も大会が開催されていません。「孫悟空VSピッコロ」が会場どころか周辺地域諸々まで破壊して更地にし復興に時間がかかったのでしょうか。それから7年開催されなかったのも謎ですが、第24回天下一武道会はセル編の年にサタンが優勝してる。
第24回天下一武道会の出場者
前大会にも出場したそうな
本編で描かれていない第24回天下一武道会。優勝がミスターサタン以外も色々とブウ編で描かれた第25回の様子で語られています。
本選出場者は「ミスター・サタン」「プンター」「マイティマスク」「キーラ」「ジュエール」「スポポビッチ」である。この大会が8人制か16人制トーナメントだっかたかは不明なり。
第25回天下一武道会では、アナウンサーや前大会に出場してた選手が、前大会はこうだったよね!あーだったよね!って感じで解説してくれます。その辺を考慮すると第24回天下一武道会の全貌がなんとなく見えてくるってもの。
前大会を語る連続出場者
スポポビッチは7年前からイメチェンしたとか言われるわけですよ。そういう前回大会出場者の話を考慮すると第24回天下一武道会で1回戦負けをしたのはスポポビッチとマイティマスクである。
スポポビッチ選手は前大会1回戦で敗れましたがイメージチェンジをして再挑戦です!!(439話)
そして前大会1回戦で敗れてしまったマイティマスク選手!(452話)
スポポビッチとマイティマスクは第24回天下一武道会1回戦敗退者です。
8人制か16人制トーナメントで意見が別れるが2回戦敗退者と準決勝敗退者も語られている。
クリリン選手は少年時代にこの大会で好成績をおさめたことがあり、今回ひさしぶりの出場となります。対するプンター選手は凶暴さで知られ、前大会は準決勝で惜しくも場外負けとなってしまいました(439話)
前大会、2回戦目で敗れてしまったキーラ選手!!(452話)
プンター準決勝敗退でキーラ2回戦敗退である。8人制トーナメントだったならキーラもプンターと同じ準決勝敗退かな。16人制だったっぽい言い回しだけど。1回戦敗退者がスポポビッチとマイティマスク。2回戦敗退者がキーラ。準決勝敗退がプンター。
そして第24回天下一武道会の準優勝者だと語られたのがジュエールです。んで、優勝者がご存じミスターサタン。前大会の決勝はこの2人だったわけですね。また、プンターはジュエールかサタンに準決勝で敗れたのです。
第24回天下一武道会決勝戦を戦った2人
ちなみにジュエールは観客から「キャーッ」「ジュエールさま――っ♥」なんて黄色い観戦が飛び交うぐらいの女性人気が高いです。前大会から「女性に大人気」だったそうな。
おそらく、サタンは観客の女性陣を敵に回しながら勝利したのだろう。
その後のカリスマを考えるとちょっと見直すかもな。
第24回天下一武道会のレベル
サタンさん瓦14枚を粉々にする戦闘能力
第24回天下一武道会で優勝したサタン。セルゲーム編では瓦14枚を割って見せる。つまり、「プンター」「マイティマスク」「キーラ」「ジュエール」「スポポビッチ」はこれ以下ってことだよね?
えっと…第24回天下一武道会の出場者のレベル低すぎないか?
もっと上いただろ?と思うわけですよ。
第21回天下一武道会に出場してたギランやナム。第22回天下一武道会に出場したパンプット。予選敗退しちゃったけどかつての優勝者である八手拳のチャパ王。このへんの武道家は普通にミスターサタンに圧勝できる気がするんじゃが…。
瓦14枚割ったなんてちゃちなもんじゃ断じてねぇ…
優勝したサタンや出場者を考えると第24回天下一武道会のレベル低すぎである。別に亀仙人や鶴仙人の弟子みたいな超人いなくても、かなりの武道家いたじゃないですか。ナムとチャパ王は十数年経過して年齢による衰えがあったかもしれませんが、パンプットなんか出れば優勝できただろ。
第22回天下一武道会の頃のパンプットは10代か20代でしょ?どう見ても。サタンが優勝した大会に全然出れたと思うんだよなぁ。瓦14枚割りなんて楽勝できるだろと。なんで出場してないねん!レベル落ちてるねん!
わい、第24回天下一武道会(優勝ミスターサタン)に未だに納得できないでござる。ナムやチャパ王やパンプットぐらいのレベルが出場してたらサタンに負けるはずないと思うわけですよ。DB世界の武術家は退化してる…?
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コメント
娘のビーデルいわく、チャンピオンになってから修行をサボってなまってるみたいなセリフもありましたし
サタンが名を上げた24回大会の頃は、パンプットにかろうじて勝てるとかそのぐらいの実力はあったりして…
鳥山先生がナムやチャパ王やパンプットのレベルを忘れていた可能性がありますね。桃白白覚えていなかったぐらいですし…。
天下一武道会寝技でダウンになるので柔道家や柔術家不利
私は、天下一武道会という「事業」として見れば、
納得のいく退化だと思いますけどね。
以前までは、ある程度までのお金をかけて
全世界に向けて集客力のある宣伝をしていたが、
なんせ、悟空達がリングごとぶっ壊したりとか・・・
1度興行的に赤字に転落したのではないかと。
そこで、ある程度縮小した宣伝をするしか手段がなく
小規模の中で集まったチャンピオンが、ミスター・サタン。
世界規模では、やってることさえ知れ渡ってなかったのかなと。
で、事業的に見ると、ミスター・サタンを
大々的なチャンピオンとして持ち上げることで
再度、事業的に成功したんじゃないかなぁ、と。
悟空達も確かビーデル経由で大会を知っただけのはずだし、
ごく限られた地域で盛り上がっている大会、に変わったのではないかなと。
(手元にDBが今ないので、ところどころ間違ってたらすみません。)
天津飯は初出場なのに「この大会は他とは違うぜ」ってドヤってたけどな
ピッコロ大魔王編である程度の実力者タンバリンに殺されて武道家を引退した説があるな。トラウマになるよな。
そういえばタンバリン、武道会の名簿を見て出場経験者を始末して回ってましたね
ナムやギランの他、アニメ版ではチャパ王やパンプットもやられてたはず
後に生き返るけれど、あの一件で天下一武道会から遠ざかったというのはありそう
そもそもサタンを過小評価しすぎじゃないですかね
セルにぶっ飛ばされて即死しない耐久力から見ても、普通の地球人の中では圧倒的に強いレベルではないかと。ビーデルの素質だって遺伝かも知れないわけで
チャパ王たちはナッパに殺された中にいた説
瓦がカッチン鋼製でチャパ王だと一枚も割れなかった説
キャプテン翼の黄金世代みたいに、現実でも突出した世代というのはでたりするので、そう考えたら不作の年も十分ありえるなと。
退化というより、隙間の年…みたいな表現が合いそう
原作連載中の時期の話ですら「鳥山が忘れてたから」を理由として言い出すやつほんとなんなん?そんなもん議論にできるか?
考察の記事で作者の記憶力の話しだすとかきのこたけのこ戦争に乗り込んで大福が好きとか言うようなもんだぞ
そもそも桃白白描いて何十年後の対談だったのか言ってみろと。あほらしい
実際忘れてたんだからしゃーない。
っつうか、この時代は漫画に考察だとか整合性とか気にする方がおかしいって風潮だった。
「現実と一緒にすんなよ(笑)」みたいな感じで。
チャパ王ナムさんパンプット達は大会での亀仙流たちの闘いをみて「オレはもう…戦わん……」状態になってしまった説を推します
チャパ王さん2回出てるから。
天下一武道会のアナウンサーさんも悟空達が出場しない事での大会内容のレベルの低さに嘆いていましたね。
作中の活躍見てもサタンは攻撃力は低いけど打たれ強さは相当高い、ナムとかチャパ王程度で倒せるとは思えない
耐えて、耐えて、最後に大逆転する!
そんな奇跡の逆転ファイトを連発したら、そりゃカリスマになりますね!
完全体セルの手刀(ちょっと触った程度でクリリン瀕死)や
ちびトランクスのパンチに耐えたもんな
魔人ブウ編の天下一武道会は、25回じゃなくて第27回だったような気がするんだけど
自分も疑問だった
正直ブルー将軍じゃなくても
レッドリボン軍の実力派なら
優勝できるんじゃないかと
といいつつ武器持ってないヤジロベー
には泥仕合の末勝てそうな気がする
確かミスターサタンは物凄い強運の持ち主で強い対戦相手は怪我や病気で軒並み不戦勝だったとか
大会の規模とか優勝賞金が変わったのでは・・・?
それ以外に理由を思い付かない。
賞金は変わってる
昔は五十万ゼニーくらいで、ブウ編の時は一千万ゼニーだから
それは分かっているけど復興後の大会の話。ここでいう24回大会。
ブウの時は興行的に成功した後の大会でサタンがスポンサーなわけだし?
24回大会からじゃない?
ピッコロに更地にされた後、建て替える時にルールとか全部見直して修正したんでしょ
ヤジロベーに勝てるわけ無いだろ戦闘力1000近いんだぞ!
武術家が退化したのではなく それなりの達人は過去の大会でレベルの違いを実感して参加しなくなったらしい
天津飯登場の天下一武道会では前回より参加者が増えたが マジュニア登場の天下一武道会では前回の大会のレベルの高さに多くの武術家が天下一武道会を諦め不参加になり 参加人数が減りさらにその大会でもレベルの違いをしり 復興後の天下一武道会ではそれまでの参加者は全く参加しなくなり レベルの低い大会になったことでミスター・サタンが優勝したという設定
瓦割りだけで他の選手の実力を判断するのは早計では?
見るだけじゃなく、感じるんだ。
これ大事。
ピッコロの件や、サイヤ人襲来があったからね。
建築材だって、このままじゃダメだと強度上がってますよ。
ちゃぱ王レベルじゃ、瓦3枚くらいがせいぜいよ。
瓦って使われてるの?
というのや瓦割りってメジャーなの?
復興は時間かかるからなあ
ピッコロが更地にした6年後にナッパ来て東の都壊滅っしょ?
大変だよな犬の国王。
サタンのことだから過去の天下一武道会でも袖の下や裏工作を使って優勝してた可能性も否めませんよね。
サタンは武道家としての才能よりもビジネスマンとしての才覚に秀でていて、天下一武道会優勝者としての肩書きをうまく使って金儲け(ジム経営とか?)をしてたのかもしれません。
考えたら占いババの館にいた五人の戦士たちってきっと占いババにただ金で雇われたというか、孫悟飯とおなじく、何かワケありな感じがしますよね
ドラゴンボールワールドの前日譚みたいなマンガを鳥山先生原作でつくってほしいなあ
亀仙人の若かりし頃とか
孫悟飯と牛魔王の修行時代や
名もなきナメック星人が地球の神になるまでの話とか。。
都に住んでいた有名武術家のほとんどがナッパのクソで殺されて蘇れてないので…。
それで死んだ説。
武術家引退して実業家や俳優になってたから出場は見送った可能性もあるでしょ
事件事故病気で若くして亡くなった可能性も0では無い
瓦をただ割るだけじゃなくて粉々にしてるっていうのは凄いんじゃないか?
それにパフォーマンス用の熨斗瓦じゃなくて、桟瓦を使った可能性も高い。
熨斗瓦は正しいフォームでやれば簡単にパカッと割れるけど、桟瓦を試し割りに使用しないし、下手に割ろうとしたら骨折しかねない。
桟瓦を重ねた場合、隙間がないので分厚い陶器を殴るようなもの。
それを14枚も粉々に粉砕出来るサタンのパンチ力は驚異なのではないだろうか。
そこまで大柄じゃないにも関わらず、パンチングマシンで悟空たちを除けばトップの記録。
プンターみたいな巨漢がいる中で一番になれるサタンは凄いぞ。
耐久力は折り紙付きだしな。
当然パンプットよりは弱そうだけど。
悟空の年齢は21回の時が12歳、3年後の22回の時が16歳、23回の時が19歳、24回は30歳、25回の時が37歳だったはず。
パンプット=ミスターサタン説に一票
それはない…と思う…。