『ドラゴンボール』フリーザ軍団一般兵のアプールとそっくりさん達

『ドラゴンボール』264話

 

このキャラ誰か分かりますか？ご存じの方も多いと思いますが、フリーザ軍団の一般兵のアプールです。ギニュー特戦隊やザーボンやドドリアやキュイといった幹部連中と違い、本当にその他大勢の雑魚の一人。

 

しかし、フリーザ軍団一般兵で唯一名前が判明しているキャラでもあり、ベジータが滅ぼした村を発見したりギニュー特戦隊に連絡をしたりと、最も活躍しました。

 

＜関連記事＞

鳥山明『ドラゴンクエスト イラストレーションズ 』が超すごすぎる件

...

yamakamu.net

『30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集』はドラゴンボールの全てがある！超スゴイ！

...

yamakamu.net

「銀河パトロール ジャコ」、鳥山明ワールドを堪能した！

...

yamakamu.net

『ドラゴンボール』のアプール

アニメではベジータが滅ぼした村を発見したのはオレンジで模様無しのヤツ（オーレ）だったり、劇場版にもいたりするし、「超サイヤ伝説」などのゲームでは色違いのキャラもいますが、あくまでオリジナルの原作基準でアプールについて…。

 

アプールという名前のキャラは1人ですが、名前不明でまったく同じ見た目のキャラが原作だけで少なくとも他に4～5人います。

246話でお留守番してたヤツ

246話

 

地球でボッコボコにされたベジータが帰還した「惑星フリーザNo.79」。フリーザ軍団の本拠地のようで、フリーザ様もこの星からナメック星へ旅立ったことが示唆されています。

 

碁石みたいなゲームをしている途中でベジータ緊急帰還に気づき迎えをやる連絡を仲間としていました。役割は「管制員」。この管制員の一人がアプールとまったく同じ見た目ですがもちろん別人です。

 

本家アプール（と他にまったく同じ見た目のヤツら）はフリーザ様のお供でナメック星へ行ってたわけですからね。「惑星フリーザNo.79」の管制員のヤツはアプールそっくりのお留守番してナメック星へ行ってない。彼が作中で生き残ってるかは議論の余地があります（後述）。

スカウターをはめてたヤツ

249話

 

さあこれは誰でしょう？アプール？違います。アプールと一緒にフリーザ様に同行して見た目も戦闘ジャケットもまったく同じキャラですが別人です。ナメック星へ来てる本家アプール（や同じ見た目のやつら）との違いは「スカウター」の有無です。

 

アプールは最初からスカウターをはめていません。同じ見た目のやつらもスカウター無し。こいつだけは唯一スカウターをはめていました。4つ目の村を滅ぼしたフリーザ軍団で5つ目の村（ムーリ村長の村）の存在をキャッチして「あちらの方向にナメック星人10匹ほどの反応が」と報告していました。

 

スカウター装備したアプールそっくりさん。

 

先頭を飛ぶ誘導係

 

「悟飯みたか？前から2番目に飛んでたへんなやつ」「ものすごい力を感じました」とクリリン＆悟飯のやり取りから分かるように、5つ目の村をキャッチしただけでなく、フリーザ軍団を誘導して先頭を飛ぶ大役をしておりました。

 

フリーザ様は先頭から2番目でこいつに誘導される形で村へ向かっていたんですね。なかなか重要な仕事をしてましたが、次の村で呆気なく死んでしまいました。

 

250話

 

「ぎゃっ！！！！！」

 

ナメック星の老人が放ったエネルギー波。ザーボンさんへ向けて放たれたのですが、立ってたポジションが悪く、ザーボンが避けたら後ろにいたせいで「ぎゃっ！」と直撃して黒焦げで天に召してしまいました。

 

フリーザ様や仲間の目の前で死んだ第1号。まあ、特に追及されることもなく、その後もぼろ雑巾のように転がっている死体が確認できます。装備してたスカウターも壊れてしまった模様で、「壊れてない機械」（253話）には含まれてませんでした。アーメン。

3～4人目のアプールそっくりさん

アプール本人 / 別人 / 別人

 

ここまで、アプール本人と「惑星フリーザNo.79」でお留守番してる管制員とスカウター装備で死んだやつ…同じ見た目が3人いました。

 

253話でフリーザ軍団の一般兵は若いナメック星人3人にアプール以外はやられてしまいます。そこでもアプールとは別人で2人そっくりさんが確認できます。アプールとの見分け方は「戦闘ジャケット」の違いでしょう。

 

アプールは手も足も肌が出てるタイプですが、1人はズボン有りの戦闘ジャケットで素足を出しておらず、もう1人は地球へやって来たベジータと同じタイプで肌露無く手も足も出していない戦闘ジャケットとなっています。

 

・アプール（手と足の素肌見える戦闘ジャケット）

・「惑星フリーザNo.79」管制員

・スカウター装備して「ぎゃっ！」と死んだヤツ

・手だけ露出してる戦闘ジャケットのヤツ

・手も足も布がある素肌出してない戦闘ジャケットのヤツ

 

というわけで、同じ見た目のアプール系は少なくとも5人いると。

 

ムーリ長老の村で一般兵はアプール以外は壊滅してしまいますが、アプールもあと少しで死んでいてもおかしくありませんでした。村長がスカウターを破壊してドドリアさんが参戦してくれなきゃ、間違いなくやられてたでしょう。

 

右上にズボン有りの死体とアプール本人

 

あと少しでアプールもやられてただろう図である。

殴られる寸前じゃん。命の恩人はドドリアさんです。

アプール本人

264話

 

それからアプール！あなたは惑星フリーザに連絡をしてギニュー特戦隊にここに来るよう知らせなさい！スカウターをもちろん持ってくるようにと！

 

アプールさんフリーザ様に個体認識され名前を憶えられてた！

 

まったく同じ見た目のヤツが何人もいるのに、アプールとして個体認識されて名前を憶えられていたのはビックリですね。ザーボンさんなんて「おまえ」としか呼んでなかったのに。ちなみにフリーザ様はラディッツの名前すらきちんと把握していたりする。

 

戦闘能力も1000ぐらいでしょう。

ザーボンからは村を探す時に見つけたら手を出すな「おまえじゃ強いナメック星人がいた場合、手におえまい」とか言われてたし。

 

それで、アプールはベジータに滅ぼされた村を発見報告し、ギニュー特戦隊を呼び寄せる拝命を受けるなど、かなり重要な仕事をナメック星でしました。幹部のキュイなんかよりよっぽど役立ってますが、アプールもラストは呆気ないものでした…。

 

265話

 

最期の言葉「え！？」。

 

ベジータの回復力を読み違えてしまった唯一のミス。これが玉に致命傷でもある。治療室で「ポコポコ」してるのを見てたら意識を取り戻したベジータに一瞬で黒焦げにされてしまいました。こうしてアプールの生涯は幕を閉じたのでした。

最後のアプールそっくりさん

331話

 

ナメック星編から約1年後…。

フリーザ様は父コルド大王と10人弱の部下を連れて地球へやって来ます。地球へ同行していた一般兵の中にアプールのそっくりさんを確認できます。

 

こいつの特徴はナメック星にいたアプール達と違ってビーム銃を左手に嵌めてたことかな。ドラえもん「空気砲」のような武器を持ったフリーザ軍はこれまでもいましたけど、アプールと同じ見た目で武器持ちは珍しい。アプール達は素手がデフォでしたからね。

 

もともと戦闘員でなかったのかもしれない？246話で「惑星フリーザNo.79」管制員としてお留守番してたヤツが駆り出されて連れて来られた可能性が微粒子レベルで存在する。アプールと同じ見た目多数いたので別人かな。まあ、何とも言いようがない。

 

そんなわけでアプール含めて6人も同じ見た目のキャラがいます。これだけいるとサイヤ人のように惑星ごとフリーザ軍として働いてたのでしょうか。アプールの種族は気になるところです。まる。