ラフテル
「ラフテル」とは『ワンピース』の執着地点。
最後の島である。数百年で「海賊王」の船員達しか行き着くことができなかったそうです。そこに「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」があると言われています。今回はラフテルについて。
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目次
最後の島「ラフテル」
最後の島と呼ばれるようにグランドライン(偉大なる航路)の最終地点に位置していると言われています。この辺についてはクロッカスさんが105話で説明してくれました。
グランドラインの最終地点
105話
(グランドラインは)「記録指針(ログポース)」の示す磁気の記録のみが頼りになる。始めはこの山から出る7本の磁気より一本を選べるが、その磁気は例えどこの島からスタートしようとも、やがて引き合い…一本の航路に結びつくのだ。そして最後にたどり着く島の名は『ラフテル』
グランドラインの最終地点であると。
ログポースの示す磁気を辿って行けば、最後には一本の航路になると説明してくれたクロッカスさん。クロッカスさんはラスト3年の期間、ロジャー海賊団の船員だったと後に判明します。ラフテルへ辿り着いて最期の航海に同行した一人であると。
双子岬で「あいつらは…我々の待ち望んだ海賊達だろうか…何とも不思議な空気を持つ男だ。なぁ…ロジャーよ」と麦わらの一味を見送ってました。グランドライン(空島)産以外の海賊は必ずここを通るので、ローやキッドなど「最悪の世代」の印象が気になるところでもある。
しかしログを辿った先に行き着く場所へ行っても、ラフテルへたどり着けないと語られたのが、818話&820話です。
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最終地点へ行っても「ラフテル」に着けない
820話
ログを辿った先に興味があるなら行ってみればいい…。その3本の指針が全て一つの場所を示す航路はある!!ただしゆガラ達はこれまでの旅ですでに、その先の冒険を始めているのだ。本来ならば、そのログの終着点で初めて気づくのだ。ポーネグリフと古代文字の「謎」に…!
双子岬のクロッカスさんの説明通りに行けば「ポーネグリフ」と「古代文字」の謎に気付ける仕組みなんだとか。ロジャーも一度は辿り着いたものの、そこから大きく冒険をやり直したそうです。
ちなみに麦わら一味は、ロジャーが2週目をした冒険を1周目でやってるそうな。なんのこっちゃって感じですが、「ポーネグリフ」が関係していだろうことは間違いないでしょう。
ロビンはここまでいくつかのポーネグリフ読んでるし、ロジャーは空島でポセイドンの在処を示した文を「我ここに至りこの文を最果てへ導く」と記してました。そこで何かに気付いたリアクションもある。また、ロジャーが空島へ来たのは1度ラフテルの場所へ行ってから戻って2週目だと分かる。
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赤石4つも必要
818話
(赤石には)それぞれの地点が記されている…。その位置を知り…地図上で4つの点を結んだ時!その中心に浮かび上がるのだ…!数百年…「海賊王」のクルー達しか行き着く事のできなかった最後の島「ラフテル」がな!!
赤石4つ(1つはゾウ、1つはビッグマム、1つはカイドウ、1つは不明)に記されてる位置を点で結ぶとラフテルが「浮かび上がる」そうな。いやいや、位置だけならクロッカスさんの説明通りにログを辿って行けば着けるはずなのに…?意味不明ですね。
赤石の1つは既に写しをビッグマムの所でGETしてるので、ロビンの解読待ちですが、単純な場所だけならログの終着点でそこがラフテルとなるのだが…。ラフテルの位置だけでない「何か」がありそうでもある。ネコマムシの説明は「浮かび上がる」ですからね。
位置とか場所だけではないと。
ネコマムシはこうも言ってる…。
見えぬ島「ラフテル」
820話
それ(ポーネグリフと古代文字)を生み出した文明と、見えぬ最後の島「ラフテル」の存在に!!ロジャーはそこから大きく冒険をやり直した
普通にログを辿れば「終着点」に辿り着ける。しかしラフテルには辿り着けない。そこで「ポーネグリフ」「古代文字」の謎に気付ける。そんで赤石4点を結んで「浮かび上がる」「見えぬ」そうな。
詳細不明ながら素直に解釈すれば…え?ラフテルって見えないの?沈んでんの?って感じですね。終着点である場所へ行っても着けない。「ポーネグリフ」「古代文字」の謎に気付け、尚且つ「見えない島」「浮かび上がる」そうな。
本来ラフテルがある場所に何があるか知らんが、ラフテル自体は視認も不可能ってこと?海に沈んでんの?謎だらけである。
ラフテルは「見えない」「沈んでる」?
なんでたどり着けないんだってばよ!?
・ログを辿って行けば終着点は行ける
・終着点で「ポーネグリフ」「古代文字」の謎に気付ける
・赤石4つの場所を結ぶと「浮かび上がる」
・見えぬ最後の島「ラフテル」
素直に解釈すれば、ラフテルが存在するであろう場所へ行っても赤石4つの解読がないと目では見れない。浮かび上がるという言い回しから普段は海の底にでも沈んでるのでしょうか。意味深だ。
ただ、ここまででラフテルが「見えない」「浮かび上がる」に繋がりそうな伏線(?)みたいなのは一応あるようなないようなって感じです。自分の中で2つの説がある。
「ホットスポット」で見えない説
156話
グランドラインに点在する「ホットスポット」。
海に蒸気が上がっている場所を指してます。これはその下に「海底火山」があって、その湯気が地上に表れてるそうです。ナミさんによると「こうやって何千年何万年後この場所には新し島が生まれるの」とのこと。
この蒸気の先はまったく見えません。視認不可能。ボン・クレーと麦わら一味を接触させる役割にもなってたり、魚人島へ向かう道中で実際に海底火山を目撃しています。
あるいは「ムー大陸」「アトアンティス大陸」に繋がるのではいないかと。アトランティス大陸は「大陸と呼べる島」「巨大な軍事力で繁栄した王国」「ゼウスの怒りで海中に沈められた」って中二ワード全開ですから。
普段のラフテルは海中に沈んでるが「ホットスポット」の海底火山が爆発することで、浮かび上がる島なのではないかと。キーは赤石とかポーネグリフを届けるとか。まあ、現時点ではただの妄想ですが「有り」か「無し」でいえば有りだろう。ただ説としては弱いが…。
で、もう一つの説は「エニエス・ロビー」の反対に位置する説である。
「エニエス・ロビー」の真逆に位置する説
エニエスロビー
グランドラインの終着点「ラフテル」は新世界(グランドライン後半)の直前の場所にあるのはほぼ確実でしょう。ワンピ世界の地球は当然丸く、新世界の先にあるのは「レッドライン」です。
レッドラインは地球を一周する巨大な道大陸のようなもので、グランドラインの航路とは直角に交わってる。ということは最後の島「ラフテル」がある地球上の反対側の場所は、新世界に入る直前のグランドラインにそびえるレッドラインでしょう。
地球が丸く、位置を考えれば司法の島「エニエスロビー」が球としてラフテルが存在する位置の反対側になるのかなと。また、エニエスロビーは「不夜島」と呼ばれ夜が来ません。しかも謎の巨大な穴があって、その上にありましたからね。
不夜島エニエスロビー
地球が丸くて太陽は一つしかないのはワンピ世界も同じ。日が沈めば当然夜になりますよね。なのにエニエスロビーは不夜でずっと昼の島って摩訶不思議。これを突き詰めると、謎の巨大穴しかあり得ませんね。
太陽が昇ってる時は普通に夜じゃない。で、他の地域なら太陽が沈めば夜になるが、エニエスロビーだけは超巨大な穴から太陽の光が降り注ぐ…つまり、あの巨大穴は地球を貫通してる穴であり太陽の光を本来夜になる場所まで光を届けてると…。
レッドライン地球一周覆いを考慮すれば、不夜島エニエスロビーがある地球上の反対側に最後の島「ラフテル」がある位置なのかなと。「見えない」「浮かび上がる」の正体はエニエスロビーの反対側の場所だと考えると…?
超巨大噴水状態なのでは
あくまで物理法則とか重力を度外視しって前提ですが、夜が訪れない不夜島「エニエスロビー」の穴が地球を貫通して逆側からも太陽の光が降り注ぐとしたら。エニエスロビーは超巨大な滝状態で海の水が穴へ落ちてました。その地球上の逆は…?
めちゃくちゃ巨大な噴水状態なのではなかろうかと。この場所にラフテルがあるのかもな。もしかしたら巨大噴水の上に浮いてる状態かも。これなら「見えない最後島」も納得。具体的にどう具現化させて上陸するかは定かでないが、超巨大な噴水状態の中にラフテルがある可能性が微レ存。
場所は分かっても着けないラフテル
そんなこんなでログだけ辿って終着点へ行っても見えないラフテルです。
海底に沈んでるのか、水飛沫が沸き起こってるのか、視認も上陸もできない。赤石を結んだりポーネグリフの文を届けたりすることで具現化するのでしょうか。
謎だらけだけど、ラフテルに関するアレコレが楽しみです。まる。