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『Dr.STONE』、名作になる臭いプンプンである!

Dr.STONE 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)Dr.STONE 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

『アイシールド21』の稲垣理一郎先生が原作担当し、『ORIGIN』『サンケンロック』Boichi先生が作画を担当してタッグを組んだ『Dr.STONE』。これがなかなかどうして、男心をくすぐるワクワク感が満載です。

 

2巻までで「序章」となっているため(「第一部」の冒頭も収録)、もし未読という方は是非読んでみてほしいもの。おすすめです。

 

一瞬にして世界中すべての人間が石と化す、謎の現象に巻き込まれた高校生の大樹。数千年後――。目覚めた大樹とその友・千空はゼロから文明を作ることを決意する!! 空前絶後のSFサバイバル冒険譚、開幕!!

>試し読みできます

 

簡単にストーリーを説明すると、謎の光によって人類がみんな石化してしまい、数千年が経過した(西暦5738年らしい)世界で目覚めた大樹と千空が力を合わせてサバイバル生活をしながらゼロから文明を作ることを目指す作品。

 

人類がほとんど滅んで文明が消えた世界でのサバイバルって設定自体はよくあるんですが、『Dr.STONE』はそういった作品の醍醐味である過酷な環境の生きるか死ぬかのハラハラ感よりも、単純にドキドキするサバイバルを描いています。『山賊ダイアリー』とか『鉄腕DASH』を少年誌向けにした感じ。

 

サバイバル生活よりも「科学」に重点を置いて、ちゃんとした科学的な裏打ちを描いているのが面白いところなり。サバイバル漫画でありながら立派な科学漫画でもある。科学で立ち向かうサバイバル!

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Dr.STONE

2

人類が石の時代から近代文明まで200万年、そこを一気に駆け上がる

 

面白いところを上げれば、科学的考証があるサバイバル生活、熱いストーリーと魅せ方、テンポの良いスピード感、生きるための名言の数々、きちっとした(と思う)世界観の作り込みなど上がればキリがないんですけど、個人的に一番刺さるのは着地点が見えていること。

 

この手の終末世界サバイバルものって、方向性はきつい環境で「頑張って生き残る」と見えやすいのですが、その一方で着地点が見えないものが多いんですよね。

 

大抵、途中までドキワク楽しませてくれて着地で墜落するのである。単純に「生き残る」ってことが面白いけど、結局は「生き残る」だけでゴールがないというか。

 

もちろん『Dr.STONE』も生きるための紆余曲折たトラブルがキモで楽しめます。それでいて、ゼロから近代文明を作るって明確な目標がある。「文明」でなく「近代文明」がミソね。

 

主人公のひとり・千空(最近こっちが主役になってる)は科学を駆使したサバイバルの果てに、夢を見ている。それが宇宙へ行くこと!

 

宇宙に行く(10話)

 

2巻10話で千空の過去回想があり、小学1年生にして「宇宙へ行く」という夢を語りました。実際に行くために成長していく過程が描かれて、中学生にして千空と大樹と杠の人形を乗せた小ロケットが飛び出すシーンは鮮やかな感動を生みます。

 

ロケットの名前は「SENKUU3」。小学生時代に失敗してる描写があるので「3号機」という意味なのか、千空と大樹と杠の「3人で」という意味なのか分かんないけど、どちらにしろ4号機でも4人(以上)一緒でも、「SENKUU4」を作ってしかるべきでしょう。

 

おそらく最終ゴールはロケット作ることと踏んでます。1話から近代文明の象徴としてロケットが描かれ、宇宙描写も多く、科学の王国(予定)の国旗もロケットなので。文明滅んでなくてもロケット制作なんて難しいけど、夢と浪漫溢れてるよ。いや、ま、分かんないけどね。

 

また、序章で当面の目標を設置したので進む方向が明確で分かりやすいです。それが霊長類最強の高校生・獅子王司が作ろうとしている国作りの阻止!そのためにも「科学の王国」を立ち上げることを決意します。

「科学の王国」VS「司帝国」

司帝国に立ち向かうには…(15話)

 

ボス的な立ち位置の獅子王司。対立構図の付け方も見事なり。司の思想的なモデルはどう見てもポルポトでしょうね。純粋で善い人すぎて最悪の人物である。

 

人類が石化した世界を、「汚れのない楽園」「純粋な若者だけの世界」「自然と共に生きていく」と、アジア的な優しさにあふれています。近代文明を否定し、そのうち子供医者とか少年兵でも結成しそうな勢いで汚れてる大人は粛清対象である。

 

そんな司が作ろうとしている優しい世界を否定し、科学で立ち向かおうとするのが千空が作ろうとしている「科学の王国」なり。今後は、「科学の王国」建国と「司帝国」の打倒ってのが軸で展開していくと思いますが、分かりやすい構図と流れて純粋に先が楽しみです。

伏線と回収がお見事

〇〇じゃないか―!!!

 

まだまだはじまったばかりなんですが、張り巡らされている伏線と回収の仕方に舌を巻く。あからさまで思わせぶりな伏線から、一読では伏線と気付かずに後で「そうだったのか!」「あれは伏線だったか!」という驚きもあり。

 

ジャンプらしくライブ感ある怒涛の展開から、コミックでじっくり読み返すのにも適してます。読み返す度に、新たな発見があったり新たな謎があったりと新鮮に驚ける。読んでてシナリオの気持ち良さがある。

 

それでも、まだまだ謎は多いので、今後に期待しかない。

例えば核心的なものでは「人間とツバメだけ石化させた光の正体は?」「その理由は?」「他2つの狼煙を上げた正体」等々。まだまだ分からない事だらけで興味をそそります。

 

人類を石化させた光は、この漫画の核心的な部分でしょうから明かされるのは当分先になると思いますが、狼煙を上げた三つの内の一つはコハクで、後の二つは気になる。そんなに遠く離れた距離でもないし。

 

狼煙が3本!!

 

狼煙の1本はコハク。

後の2本はなんなんだと。他にも人がいるのは間違い無さそう。まさに「生きてる人いますか」ですよ。3巻収録になってしまうが…

 

 

コハクの住んでる集落は余所者を排除しており、大昔に罪人を追放したとチラッと語られてます。この集落も謎だらけですが、コハクの集落から追放されたという罪人(の子孫)?も気になるのう。火を起こすのは、千空の過去話の通り単独でゼロからは難しい。少なくとも、短時間で火を起こせる集落か道具も持つ者(たち)が、離れて2つはある。

 

あと、伏線かどうか分からんけど、も気になるのう。ヘッドホンみたいのはプラスチックだったから腐食せず今も健在なんでしょうけど、左肩と首筋の渦巻き状の模様はなんだろ。左部分だけにある。

 

なにこの渦巻き模様

 

ただ何となく可愛いから付いてるのか、それとも重要な意味があるのか。人類石化前の杠は絶妙に隠れてて、もとからあったものなのか後天的なものか分からん。石化解放後はヒビの傷が付くのでどっちとでも取れるからね。

 

それにしては綺麗な渦巻き模様である。左首筋から左肩まで繋がってるように見える。2つの巻き方から左右反転してひとつの線になってると想像できる。ヒビ割れてるけど3700年経過しても無事のヘッドホン(?)と同じ方向で巻かれてる。一体なんなんだこれ?凄く重要な意味合いにしか見えんぞい。

 

あと、杠はショートカットよりもロングの方が可愛かったので、はやく戻してください(つっても一部じゃ出番無さそうやけど)。

ラブコメも期待大

杠可愛いよ

 

『Dr.STONE』は明確に「序章」「第一部」となっており、序章を読む印象だと主人公・大樹でヒロイン・杠でした。もともと1話は大樹が杠に告白しようとして石になっちゃたわけですし、ここまで読んだ印象は杠もまんざらでもなさそう。

 

1話で気付いてたけどな!可愛いなオイ!呼び出されて「されはあれだこれ!愛の告白的なやつふぁ!」からの大赤面といい、たまに見せる大樹への赤面といい、誰がどう見たって両想いでしょう。今後のラブがコメる展開に期待しかない。

 

つっても、「第一部」は主人公が千空となって、大樹と杠の出番がないんだけどな!だ・け・ど!安心して下さい!ペロペロできます!もうひとりヒロインがいるんです。それがコハクちゃんなり。

 

どうやら私は君のことがめっぽう好きになってしまったようだ

 

いきなり告ったー!

 

まあ、実際は気に入った人間で好きという意味合いなのですが、それでも今後の展開に期待しちゃうじゃないの。なんてたって、原作者は『アイシールド21』の稲垣理一郎先生ですからね。

 

ほら、『アイシールド21』だて最初はセナが主人公でまもり姉ちゃんがヒロインかなと思いきや、途中から「セナと鈴音」「蛭魔とまもり」って盤石でお似合いなカップリング形態になったじゃないですか。『Dr.STONE』も同じように「大樹と杠」「千空とコハク」とお似合いのカップリングになると踏んでます。ニヤリ。

 

サバイバル生活、科学の王国、科学の王国作り、VS司帝国…と見所満載ですが、ラブがコメる展開も期待大です。まる。

 

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ヤマカム

コメント

  1. 匿名 より:

    6inは勉強と石があっただけでも価値はあった!
    そして今度は3in。
    outになりそうなのはヤマカムさんが期待大と評したクロスアカウントと腹ぺこマリーになりそうな感じですね

  2. 匿名 より:

    腹ぺこマリーとは何だったのか

  3. 匿名 より:

    名作になる匂い? とっくに名作だろが!

  4. 匿名 より:

    ジャンプで今一番楽しみにしてる漫画だわ

  5. 匿名 より:

    もうすでに準看板クラスではないでしょうか。
    ラジオジャンプに出演したり編集部からも相当期待されてそうですし。

  6. 匿名 より:

    腹ペコのマリーは第二の針須川だったんだよ
    鏡から出るのが遅すぎたんだ…

  7. 匿名 より:

    コハクとの恋愛展開は期待しない方が…。研磨作業してる時の音一人だけゴリラだし

  8. 匿名 より:

    コハクと千空がくっつけば最強の肉体と頭脳を併せ持つ超人類が誕生するじゃないか

  9. 匿名 より:

    Boichi先生 ヤンマガとの週刊W連載続けて大丈夫なのかな?

  10. 匿名 より:

    3本の狼煙は3本ともコハクではないでしょうか
    本人が「スリー…」と数えてますし、1本だけだと
    自然発火にも見えるので、意図的に複数上げたのでは

    別人だとしたら、読者に印象づけるために
    コハクと狼煙の話題になって千空に疑問を抱かせる
    シーンを入れると思います

  11. 匿名 より:

    クッソ高い精○フィギュアと似た匂いがするんだよなあ

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