『フェチップル~僕らの純粋な恋~』、変態カップルからはじまり純情すぎて悶絶もの!

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『フェチップル~僕らの純粋な恋~』(るり原ズラチー)読了。

黒髪ロング娘って正義なんですねぇ!

 

I LOVE ロングヘア!! 女性の美しい髪の毛を心から愛し、何なら食べられる主人公・柚木太津は、声を掛けてきた背中フェチの女・初島言花と酒の勢いもあって一夜を共にしそのまま付き合うことに。お互いのことで知っているのは髪の毛&背中が大好きということだけ! でもそれで十分!! 他?これからでいい! フェチとフェチがぶつかり合い絡み合う、真っ直ぐでちょっとおかしなラブコメディ!

 

<試し読みできます>

フェチップル - るり原ズラチー / 【#1】出会ったフェチ×フェチ | マガジンポケット
【♪1話から】ピュア度、変態度、フェチ度マシマシ!(当社比)髪フェチ×低身長フェチ×匂いフェチの3人が送る毎日は嵐のよう!遭難注意の危険地帯、フェチのバミューダトライアングルに突入の新シリーズです!

『フェチップル~僕らの純粋な恋~』

内容を簡単に説明するとカップルがイチャイチャする話です。

ただしこのカップルは普通ではありません。タイトル通り「フェチ」なのです。フェチ同士のカップルで「フェチップル」。そして純情な恋でもあると。

同棲することになるフェチとフェチ

誰…?この人!?

 

朝目覚めると知らない女性が隣で寝てた件!

うんうん。あるある。このシチュエーション。自分の中で食パン加えた女の子と交差点でぶつかって転校生で隣の席になるって出会いぐらいベッタベタです(褒めてます)。

 

なんでも昨夜、居酒屋で偶然出会った2人は運命を感じて付き合うことになったとか。いわく「あなたの背中に運命を感じました!私と付き合って下さい!」「俺も君の髪に運命を感じた!俺でよければ喜んで!」でカップル成立。

 

主人公・柚木太津は黒髪ロング大好きな髪フェチ。

ヒロイン・初島言花は背中大好きな背中フェチ。

 

昨夜は酔った勢いだったからと、翌日改めてカップル成立。お互いのフェチ嗜好がきっかけで勢いで付き合うようになり同棲生活がスタートするのでした。

 

カップル成立である

 

髪フェチと背中フェチが「最悪から始まる」カップル。ちなみに一夜を過ごしてますが、そこは少年漫画。一線は超えてません(この言い方フライデーされる有名人味あるな)。簡単に言えば身体から始まるドラマとかの少年漫画版って感じかな。

 

で、これがね。

いいんだ。最高だ。

どう見ても変態です!本当にありがとうございました!

どこかズレたカップル

 

お互いのフェチ部位に惹かれて付き合うことになった2人。そのイチャつきようときたら、頭がどうかしています(誉め言葉)。

 

髪フェチの柚木はひたすら髪の毛だけを愛でる。対して、背中フェチの言花はひたすら背中だけを愛でる。それがまるで変態プレイにしか見えないからインパクト絶大である。彼女が胸をはだけて寝てても髪を触たり。裸に興味を示さなかったり。

 

やってることがシュールすぎる。

プレイの絵面が本当にすさまじい。

 

普通の感覚でないカップルの変態プレイが笑えると同時に艶めかしいから恐ろしい。言花が髪の毛洗ってもらうシーン、背中をペロペロ舐めるシーン…生唾ゴクリである。破壊力抜群のズレたイチャイチャっぷりです。

 

そんなわけで、相手の「髪の毛」一筋と「背中」一筋と楽しくも間抜けなイチャイチャプレイを楽しむ作品なんだと思ったら、それは本当のラブコメへの布石だったんだから恐ろしい。

本格ラブコメだった件

ホント、髪ばぁ~っかり!!

 

最初は髪の毛にしか発情しない男と背中にしか興味ない女によるバカバカしいフェチ度100%のコメディだと思ったんですよ。ところがどっこい!実はそれが本格ラブコメ進行のための前振りでした。

 

「〇〇からはじまる恋愛」の究極とでいいましょうか。きっかけは5話(1話からその兆候はあったが)、キスしようとして思わず髪の毛へしてしまう柚木。これが己の信念である「髪フェチ」行動だけでないと気づいてしまったのです。

 

そこからラブがコメっていく様は半端ない。お互いが人には言えないようなフェチを持っていたからこそ、理想の相手(フェチ部分)に出会って勢いで付き合うようになったのに、性的嗜好部分にしか興味なかったのに…。

 

段々とお互いの人柄に惹かれていくのが丁寧に描かれているのです。1巻中盤~2巻で描かれる、ラブのコメりっぷりは素晴らしいの一言。思わず頬を緩めてニヤニヤさせてしまうイベントの連続。

 

変態プレイをするシュールなカップルを楽しむだけでは決してありません。漫画のタイトル副題通り「僕らの純情な恋」が確かにあった。こいつは純愛ですよぉぉぉ!

純情ラブコメだった件

ドクンドクン

 

純情かよ!

 

お互いがフェチが行き過ぎだったからこそ、一見すれば変態プレイを駆使してきたのに、ふとしたことがきっかけで中学生カップルのような初々しい反応をするようになります。あんたら、色んなスゴイことしてきたじゃん!って突っ込みよりも、逆に破壊力増し増しになるラブコメ描写よ。

 

なんてことでしょう。

「髪フェチ」と「背中フェチ」の面白変態プレイを見るのはギミックであり、それの考えは浅慮であると言わざるえませんでした。「髪の毛しか見えねー!」「背中しか見えねー!」ってのは遠謀戦略のひとつに他ならなかったのです。

 

理想の「髪」「背中」を見つけた両者。はじめから恋愛値がマックスになったように思えますが、実はまだ「理想の髪」「理想の背中」を持つ人くらいの感情レベルしか抱いてないのです。

 

本当に惚れているわけではなかった。そこから純情カップルのような照れよ。ギャップ萌えが際立つ見事なラブコメっぷりでした。最初は理想のフェチ部位が好きだからの恋愛模様。この男女の機敏はニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録する。

ドキドキ感がすごい

なんだぁこいつら…(ニコニコ)

 

ニヤニヤレベルが半端ない!

 

ようするに2人ともフェチだっただけで、色々とスゴイプレイしてきたのに「恋」ではなかったんですねぇ。それが恋だと気づき始めてスーパープレイを連発していきます。

 

お互い傾倒していくにつれて、一緒にお風呂とか初手でやったくせに、次第に恥ずかしくなってくるといった逆パターンが成立してる。いまいち理にかなっていなそうですが、このデフレプレイは実際にやられてみると破壊力は凄まじいです。悶絶もの。

 

テレて俯いてしまったり、純情カップルのように悩んだりするわけですから、そりゃもうグッとくるものがあります。出会いも付き合いはじめも凄いことした後の思春期のようなドキドキ。ゴッツ魅力ある。

 

もっと凄いことしてきたからこそのドキドキ感である。

甘酸っぱい恋のドキドキ感が際立っております。

脇も盤石となってきた

 

メイン2人もニマニマできる「変態ラブストーリー」初、「ピュアラブストーリー」行で色んな意味で手に汗握りますが、脇の品ぞろえもなかなかどうして素晴らしいものがあります。

 

それが1巻終盤で登場する(柚木の)妹と第二の矢です。言花の赤面をより引き立てるって意味で良い仕事してます。めちゃくちゃ可愛くさせてくれるぞい。

 

「髪フェチ」と「背中フェチ」の変態っぷりからスタートして、砂糖全開のニヤニヤできる純情カップルを見せつけて、賑やかさも増して目が離せなくなってます。恋のステップアップが順調で緩んでしまう頬がどうすることもできませんでした。

 

とても良いラブコメなり。おすすめ!

 

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