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ジャンプのバレンタイン表紙を振り返る

週刊少年ジャンプ2019年11号

 

すごい表紙ですね…(褒めてます)。

 

現ジャンプのラブコメ『ゆらぎ荘の幽奈さん』『ぼくたちは勉強ができない』がハート型のチョコレートを読者にプレゼントするかのように、これぞバレンタインって全力の表紙です。

 

矢吹先生や山本先生や伊達先生まで参戦してるし(この面子で古見先生が呼ばれてないのは気になるところです)。バレンタインだ!可愛い女の子だ!ちょっとエッチなラブコメだ!って姿勢。評価する。

 

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ジャンプのバレンタイン号を振り返る

いつからバレンタインといえば、こんな軟弱もとい買うのが恥ずかしいような表紙になったのかご存知でしょうか?近年のバレンタインのジャンプといえば表紙がラブコメってのがお約束ですが、そうなった歴史はまだまだ浅いです。

90年代までのジャンプ

 

昔からジャンプはちょっとエッチなラブコメに定評がありました。冨樫先生の代表作『てんで性悪キューピッド』、桂正和の『電影少女』『I”s<アイズ>』など。しかし、連載開始時期も特にバレンタインに合わせたわけでなく、表紙も飾りません。「バレンタイン=ラブコメ」という概念は存在しませんでした。

 

唯一バレンタインっぽい表紙を飾ったのは『ボンボン坂高校演劇部』です。とはいえ時期的にバレンタインがあったのでチョコレートを出してるだけって感じ。そもそもギャグ漫画だったしね(そかはかとなくラブがコメってましたけど)。

 

90年代までは「バレンタインとか何それ?」だったのでした。

2002年『いちご100%』連載開始

  

 

2002年12号で『いちご100%』が連載開始され表紙を飾りました。ただ発売日は2月18日(月)だったので(その前号は土曜発売だった)、バレンタインに合わせて『いちご100%』を連載させたのかたまたまの偶然ラブコメが始まったのかは定かではありません。

 

翌年の2003年のバレンタインでは『いちご100%』は表紙を飾ることもありません。特にバレンタインならではってのも無し。さすがジャンプ!硬派な雑誌だぜ!軟派のマガジンやサンデーとは違うぜ!

 

と思ったら2004年に事件が起こります。それが2004年11号なり。『いちご100%』ヒロインズがチョコレートを彷彿させるセーターを着てリボンに包まれ「覆い隠せぬ想い包み隠さず届けます♥」とピンクでハートが満載の素晴らしい表紙だったのです。

 

バレンタインスペシャルポスターまで付いて、バレンタインってイベントをどん欲なまでに取り入れたジャンプの転換期でした。伝説はここからはじまったのである。翌年もいちご。「バレンタイン=いちご100%」といって過言でない。バレンタイン時期にスタートしたおかげで、『いちご100%』が「祝〇周年」で表紙になるようになったのです。

 

バレンタイン時期にラブコメ連載させると、「〇周年」とバレンタイン表紙にできる。これは現在に通じてます

2006年~『To LOVEる』『ニセコイ』

 

 

バレンタインといえば『いちご100%』の表紙も連載終了と共に終わります。2006年はバレンタインをスルー。そして2006年21・22号からは伝説と呼ばれる『TO LOVEる』がスタートします。

 

これでジャンプのバレンタイン表紙も安泰かと思いきや…?なんと『To LOVEる』はバレンタイ時期に一度も表紙を飾ることがありませんでした。2011年48号から始まった『ニセコイ』も同じ。バレンタインを忘れてしまったジャンプである。

 

いや正確には銀さんがチョコ食う表紙だとかはあるので、ジャンプがバレンタインを忘れたわけではありませんが…。そうじゃないだろ!と。ニセコイはバレンタインポスターなどの付録があったりしましたが。

 

ジャンプを代表する『TO LOVEる』『ニセコイ』がバレンタイン表紙ゼロだったという。バレンタインだからとラブコメが表紙に抜擢させることは無い。

 

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しかし、それでは味気ないと考えたのか『いちご100』戦法を取るようになります。バレンタイン時期にラブコメ開始すれば合法的に「〇周年」でピンクでハートの可愛い女の子の表紙にできる!と(※別に違法ではありません)。

バレンタイン時期といえばラブコメ

  

 

2012年『パジャマな彼女』、2013年『恋するエジソン』(※ギャグ漫画です)、2014年『iショウジョ』とバレンタイン近くで可愛らしい表紙で新連載がはじまるのでした。もちろん他の期間にはじまるラブコメもありますが、やたらとバレンタインに合わせるかのようにラブコメっぽいのを投入します。

 

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ニセコイがバレンタイン時期に表紙にできなかったので、いちごのようにバレンタイン時期に始めれば「1周年」「2周年」でバレンタイン表紙ができると踏んだのでしょう(名推理)。ただみんな1年持たずに打ち切られてしまいましたが…。

 

2015年はバレンタインは何も無し。『パジャマな彼女』か『iショウジョ』が続いてればバレンタイン表紙になっただろうに…。そして2016年から新伝説の幕開けです。

2016年と2017年

 

 

2016年と2017年のバレンタイン時期にはじまったのが『ゆらぎ荘の幽奈さん』と『ぼくたちは勉強ができない』なのです。バレンタイン時期にラブコメがはじまることでバレンタインらしい表紙になり、生き残ればまたバレンタインらしい表紙を飾れると。

 

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それは現在でも継続されています。ゆらぎ荘もぼく勉も健在です。故に昨年と今年とバレンタインらしい表紙仕様となっているのです。

2018年&2019年

 

 

バレンタイ時期にラブコメ作品を新連載させるってことはありましたが、事実上『いちご100%』で途絶えていたバレンタイン特別仕様の表紙。2018年では『ぼく勉』が1周年、2019年は『ぼく勉』2周年&『ゆらぎ荘』3周年を祝うって形で合法的にバレンタインらしい表紙となるのでした。

 

硬派なジャンプですので、人気があるラブコメだからってバレンタインに表紙抜擢なんてしません。しかし、バレンタイン近くでラブコメが始まればいちごと同じように「祝〇周年」って形でハートな表紙になるのであった。

 

2020年のバレンタイン時期のジャンプも楽しみです。まる。

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ヤマカム

コメント

  1. 匿名 より:

    バレンタインの表紙のことも新連載のことも
    全く気づいてませんでした
    言われてみて納得

  2. 匿名 より:

    ジャンプのラブコメ作品、バレンタインデースタート説…偶然でなければジャンプ編集部の深謀遠慮の賜物ですね~

    今回のバレンタインデー号のコラボ最高でしたわ

  3. 匿名 より:

    野崎君では前野に提案されたから節分ネタにしてたけど今の連載陣だと
    鬼滅とネバランあるし節分表紙できるんだよな

  4. 匿名 より:

    90年代までのラブコメでオレンジロードが一角に入ってないのは、ちょっと納得出来ないかな
    未だにジャンプラブコメで売上が一位だし

  5. 匿名 より:

    連載開始時期を合わせるということよりも、作中の時期・季節をリアルタイムと合わせてるタイプの作品か否かの差が大きいんじゃないですかね。
    例えば「オレンジロード」や「いちご100%」あたりはバレンタインの時は作中の時間も2月だったはずですが、とらぶるやニセコイ辺りはリアルの季節関係なく独自の時間軸で進んでいた気がしますし。

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