『かぐや様は告らせたい』173話:早坂愛の友達②
京都をめぐる「鬼ごっこ」。
四宮に追われる早坂さんを助けるために友情が交錯するエピソードでした。
サブタイ「早坂愛の友達」は番号が継続ですね。
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173話「早坂愛の友達②」
天野八雲
三男・雲鷹の従者の名前が判明。天野八雲です。
早坂さんを捉えるのに躊躇してて男装バージョン(ハーサカ君)とそっくりなので、親戚かなんかで身内を追うことを嫌がってると思いきや、まったく関係なかった模様。調査レポートでぐらいしか知らず顔見知りでもなんでもありませんでした。
また、「逃げるなら攫っちゃっていいよ」と無慈悲な一面を見せてました。
しょぼいやつに見せて実は有能でヤバイ側近なのだろうか。
そういえば、早坂さんって「本家の意向で」かぐや様のアレコレを内緒で報告する(同時に罪悪感に押しつぶされそうになってた)のが裏の役目でしたけど、それは本家の誰なんじゃろ?どう見ても三男・雲鷹じゃない。
早坂さんの裏任務って誰の命令?
私は四宮家の本家の意向でかぐや様の身辺を調査しろと言われてるんです
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普通に考えれば、四宮当主である雁庵っぽいんだけど…。
気になるのは上の兄2人がまったく早坂さんを追ってる様子が見えない点でしょう。三男・雲鷹はかぐや様評で「プライドでけ高い無能」らしいけど、無能有能関係無く「早坂愛の抱えてる情報は膨大」ならば、三男と同じく情報をGETしようと試みるよね。
早坂さんの裏任務は四宮家の本家の誰の命令?
・四宮雁庵(親父)
・長男
・次男
まだ影も形もない見えない兄2人が気になる。
その上、長男か次男のどっちかはベビーフェイス…ワンチャン味方になってくれる可能性もあるんだよね。
かぐや様と良好そうな兄の家族
(キスを)私は生まれたばかりの甥っ子としましたよ。
ビデオで撮られながら
一応、春には早坂のサポートに義姉さんが一人回してくださるそうですから少しは負担が減るんじゃない?
くそ冷徹無慈悲な四宮家の家族の中で、かぐや様と悪くない…むしろ良好な家族関係を築いてそうなのが長男か次男の一家です。
兄の子…甥っ子と一緒に家族写真があるし、ビデオに撮られながらキッスをしてる楽しい思い出があります。早坂さんの負担を減らすため、義姉にサポートをまわしてくれるようにお願いできる関係だったり。
長男か次男のどっちかは善玉論である!
少なくとも、その家族とは良い関係なことは伺える。
ゆえに、早坂さんを追っていないという可能性が微レ存。
逆に、どっちかがめちゃくちゃヒールっぽいよね(三男は三下)。早坂さんに裏任務を命令してたので追っていないという論理もあるかも(白銀&かぐやの交際がバレたら追われるので海外へ高飛びしたい)。
というか、早坂さんを救えるとしたら、善玉(の可能性がある)兄の庇護下に入らんと「めでたしめでたし」にならん気もするよなあ。かぐや様の情報を探る任務せずに一緒にいるなら、四宮本家の後ろ盾は必要不可欠でしょう。
早坂さんの友達
「早坂は友達なんだから」
「友達の噂で広めるのはちょっとねぇ」
はぁ~(感嘆)。
最高かよこの2人!
前夜、早坂さんと白銀が2人きりで話してるのを目撃して、イチャイチャしてるようにしか見えなかったことを噂話として喋るんだろうなってシーンを目撃するも喋りませんでした。
いわく、早坂さんは友達だし、友達の噂を広げるのは…とのこと。
これは完全に162話「かぐや様は信じたい」を踏襲してますね。
かぐや様テストである。
ゴシップ心がくすがれる秘密が漏れたら友達にならない。
これをクリアできたのが藤原さんだけだったという…。
もちろんゴシップが漏れてるかを調査してたのは早坂さんでした。こんな調査やってただけに、今回の友人が話さなかったのはハートに響いたのは間違いないでしょう。
サブタイトル「早坂愛の友達」だけじゃないよなあ。
裏を返すと「四宮かぐやの友達」でもあるなと。
かぐや様の横にいるのは藤原さんしかいないが、小等部で引っ叩かれた薫さんや中等部でゴシップ漏らししたポニテ娘が隣にいたかもしれない。実際はいません。
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しかし、このフレンズ2人はかぐや様の隣に並ぶ資格有り有り!「あったかもしれない未来」は藤原さん、2人の友人(そろそろ名前出してくれ)で実現できる。いや、早坂さんとも「友達」関係になれば、「過程」を超える!
この言葉そっくりリボンをつけてかぐや様にプレゼントしたいぜ。
絶対、この2人はかぐや様の友達認識してるって!
かぐや様と早坂さんの関係は主従関係。友達ではない。
「そんな綺麗な関係ではないですよ」と語るのは、サブタイ含めてかぐや様と早坂さんが「友達」になることがハッピーエンドである前フリだよなあ。
てっちゃんとみーぱん
二日目ともなると男女で抜け出す奴多いね
さっき、てっちゃんとみーぱんが一緒に居るの見たわ
「てっちゃん」と「みーぱん」…。
どこかで聞いたことがあるような。
そうだ!
小野寺さんが言ってたつばめ先輩が二股かけられたことで発生した謎の玉突き人事や!
二股かけられててその相手がサリナじゃん。つばめ先輩も二重にショックだろうし。しげちー激おこでキープのてっちゃんもみーぱんと寄り戻して、団長派と森くん派が一時期険悪になって大変だったじゃん?
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つばめ先輩の元カレがサリナと二股かけてて、(どういう理由か不明)しげちー激おこになって、キープのてっちゃん(誰のキープだよ!)はみーぱんと寄り戻した語られていました。何がなんやらですけどね。
1年生の小野寺が親しいあだ名のように「てっちゃん」「みーぱん」と呼んでたので同じ1年生かと思いきや。修学旅行に来てるということは2年生だったのか。それがどうしたと言われれば、どうもしません。はい。
藤原さん有能?
三男・雲鷹の陣営から追い詰められたところでタイミングよく助けてくれた藤原さんである。ものすごく有能っぷりな行動と含みを持たせる発言をしていました。
いやいやちょっと待てと。
そもそも藤原さんが早坂さんが追われてる事情とか知ってんのかよ!とツッコミ入れたい。仮に知ってるなら誰に聞いたんだよ!謎だらけです。
藤原さんだけに…何なんだこれは…って謎しか生まれない。
「思い出のあの場所」
私達の関係が始まったあの場所で待っていてください
…えぇ(困惑)。
鬼ごっこをする早坂さんは海外へ高飛びする前にかぐや様と思い出の場所で最後の挨拶をするつもりのようです。かぐや様はそこがどこだかわかりません。
かぐや様と早坂さんの「関係が始まった」って京都なの?
2人は東京別邸の間に一緒に過ごしたって認識だったんだけど…。
(かぐや&早坂7歳)
かぐやとの主従関係は小等部からの10年に及び、かぐやが猫を被らない数少ない人物の一人である。
かぐや様 | |
生まれ | 四宮本邸か別邸か不明 |
~2歳 | 別邸(東京)で育てられる、早坂一緒 |
2歳~7歳 | 本邸(京都)で育てられる、早坂別離 |
7歳~ | 別邸(東京)に戻され早坂と主従関係を結ぶ |
早坂さん | |
生まれ | 四宮本邸(京都) |
~2歳 | 別邸(東京)で育てられる、かぐや様一緒 |
2歳~7歳 | 別邸(東京)で育つ。かぐや様とは別離 |
7歳~ | 四宮別邸(東京)でかぐや様と主従関係 |
コミック3巻の解説や19話を踏まえると上記のような年表になる。
かぐや様と早坂さんが一緒に育てられたのは「生後~2歳」の東京別邸、再会して主従関係になったのが7歳以降です。「2~7歳」まではかぐや様は京都本邸に身元が移されて離れ離れ。一緒に育てられたのも、主従関係になったのも東京じゃん…。
少なくとも早坂さんはずーっと東京別邸暮らしです。
かぐや様のように2~7歳の間だけ京都に移されたこともありません。
にも関わらず単行本2巻では「愛は四宮本邸で生まれ」と書かれております。
生まれた瞬間~1歳くらい(満たないかも?)の期間なら京都で2人一緒だったのかしら。まあ、早坂さんはずっと東京別邸暮らしだけど、たまに京都に来てたって説もあるか。
かぐや様程の記憶力で覚えて無いってことは、マジのガチで超幼い頃のメモリーっぽいかな。
つーか、そもそもだよ!
例えかぐや様が「思い出のあの場所」を思い出しても、まったくもって「めでたしめでたし」ではないじゃん。最後の仕事をやって海外へ高飛びするつもりだからね。
まだ…最後の仕事が終わってない
早坂は気づいた
これが自分の最後の仕事だと
この可愛い甘えん坊の手を振り払う事こそが
仮にかぐや様が思い出して「あの場所」へ行く、早坂さんがかぐや様の手を振りほどいてお別れ、そんで海外へ高跳びする。こんなん全然ハッピーエンドじゃないぞ。
コメント
言うほどそっくりか?
雲鷹の執事とハーサカ(男装バージョン)
3巻の解説では、かぐやが2歳で移されたのは四宮家「本部」となっています。
かぐやと早坂は2歳までともに育てられているので、かぐやも早坂も生まれは本家だと推察できます
そして前回、早坂は幼等部から秀知院と言っています
以上を踏まえると、おそらく以下のような経歴になるかと思います。
かぐや
本家で生まれる→2歳まで本家で育つwith早坂→2歳から7歳は四宮本部で育つ→小等部入学の際に四宮別邸(東京)へ(早坂と合流)
早坂
本家で生まれる→本家で育つwithかぐや→2歳で別離(本家)→幼等部入園の際に四宮別邸(東京)へ(おそらく4歳)→7歳でかぐやと合流(東京の別邸)
ミスりました
かぐやが本部で育ったのはおそらく2歳から小等部入学までですね。誕生日的にかぐやは6歳でした。
もしかしたらその前に本邸にまた移っているかもしれませんが、早坂との再会は早坂が7歳のときなので、そのときにはおそらく早坂は別邸に移った後ということになるかと思います。
早坂さんの友達二人は小野寺さんの理想の姿になってる気がする
藤原は勘違いで有能行動してるパターンもあるので
まだどっちに転ぶかわからないね
やれやれ、随分低く見られたものですね…
これって藤原じゃなくて タイミングの悪い… から続く誘拐部隊の女のセリフじゃない?
それを白金の要請で撹乱しに来た藤原が聞いていると見える
「随分低く」というセリフも早坂が三男に協力する価値がないと認識してることに対するものだと捉えるとしっくりくるし
どう読んだらそうなるのか…
セリフと藤原の表情が一致してないでしょ
随分低く…のセリフが藤原からでたものならその台詞は「(自分達生徒会が)低く見られている」ということになるはずだから
そこには怒りだったり侮ってもらいたくないという不敵さがでるはずだよ。
でも藤原の顔は冷や汗を垂らしてるしどちらかといえば早坂を助けるのが間に合って良かったという安堵の感情の方が多そうに見えた。
世の中には色々な人がいるのですね
甥と仲良しエピソードは嫁いできた叔母とは仲良いけどかぐやと兄自体は険悪というか極悪ってパターンもありそう
あの兄弟、自分の子供が生まれたとして関心すら示さなそうだし
叔母じゃない義姉だ
それあると思う。今のところいい人っぽいのは義姉ばかりでその配偶者は描写されてない
>>かぐや様テストである。
この超過酷なテストをクリアしてるのが
実は生徒会役員達だったりするからなぁ
対象Fもクリアしてる
早坂さんには、幸せになって欲しいな
どっちかに限定するなら性質が悪いのは後継であろう長男の方かねぇ・・・
会長と早坂の会話はインスタントバレットを彷彿とさせるものがあった
アカ先生が本当に描きたいのはそういうものらしいからな
>三男
ベルセルクのマニフィコさんみたいに愛されキャラにはならないだろうな
書記ちゃんは会長から連絡もらって行動したと思う
早坂が高跳びしても、かぐや様もスタンフォード留学ですぐに再開出来るからヘーキヘーキ
もしかしたらこのタイミングで早坂母が来た理由が娘を確保するためで、何も悟られないためにかぐや様がポンコツの振りしてるかもと思った