『かぐや様は告らせたい』170話：白銀御行は廻りたい 硬派なラブコメでも修学旅行では巡り合ってしまうのだ

『かぐや様は告らせたい』170話：白銀御行は廻りたい

 

かぐや様たち2年生の修学旅行先は京都です。

そこにはとんでもない藤原先輩の策略があったのです。

 

 

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170話：白銀御行は廻りたい

藤原先輩は京都行きたい？

石上によると、修学旅行の行き先を国内で済ませたい生徒会側（生徒会の寄付金から出てる）がリクエストの最も多い場所を提案したそうです。海外は国が多いのでバラけてしまい、国内だったら「京都」「沖縄」「北海道」の3択になる。

 

で、かぐや様たちの学年は中等部で沖縄だったし、2月の北海道は寒い（逆にシーズンのような気もするが）。さらに長時間移動を嫌い層は京都を選ぶ。民衆性を利用した見事な策であると藤原さんの優秀さを認めるのでした。

 

予算をケチりたい生徒会と生徒を納得させるための完璧な作戦である。さすが2コマ落ちに定評のある藤原さんです。

 

のっけからアクセル全開。全開ギャグ一切無しのシリアス回だっただけに、藤原さんの存在がいかにギャグ漫画としてありがたかいのか分かりますね。

かぐや様と早坂さん

…重い。誰もが楽しむ修学旅行でウキウキルンルン気分の中で最悪な雰囲気を醸し出すかぐや様＆早坂さんである。それもそのはず、早坂さんは修学旅行前にかぐや様の侍女を辞めてしまうことを告げているからね。

 

気になるポイントは、早坂さんは「辞任する」としてやり取りしてることでしょう。かぐや様も辞めないで…というニュアンスで説得を試みております。

 

しかし、神の視点を持つ僕ら読者は知ってる。早坂さんは自己都合でなく会社都合のよる退職であると。「解任」であると。失業保険を即GETできると。いわゆる雇用側から切られるクビってやつです。

 

かぐや様の付き人解任についてのお話があります。修学旅行は京都と聞きました。一度本邸に足を運ぶように

 

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おそらく四宮家の京都本邸に進路勝手に決めた事か白銀と付き合ってる事とかあたりがバレてしまったと思われる。早坂さんの真の任務はかぐや様の身辺を京都本邸へ報告することですからね。それを怠ってしまったのではないかと。

 

なのにかぐや様には「辞任」するという体なんだもん。なにが自分探しをしたい！だよ。本当は早坂さんにはどうすることもできない「解任」なのにね。この乖離が気になるマン。

 

何より、わざわざかぐや様に辞任として報告してるのは、ほぼ100％かぐや様のせいで解任になってしまったのでしょう。そう思わせない為に振る舞う早坂さんの優しさに胸が熱くなるな。

かぐや様フレンズ

『かぐや様は告らせたい』は『スクールランブル』の学園生活実がある。最初はコマの隅っこにいるようなモブキャラが話が進むにつてれて名前が判明してスポットライトが当たるようになっていき、ちゃんとキャラが立っていく…。

 

これぞスクランクオリティであり、最も顕著なのはマキちゃんでしょう。

白銀の友人2人（風祭豪と豊崎三郎）もそれなりに名の知れたキャラになりました。

 

そしてかぐや様のフレンズ2人。

意外と初期からクラスメイトのかぐや様と一緒に過ごす2人として登場しています。

 

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この修学旅行で名前が判明するのでしょうか。

てか、初期は友達の証しである「四宮さん」呼び（柏木さんの呼称基準）でしたが、学園祭ではよそよそしい他人行儀な「かぐや様」呼びになって、修学旅行ではまた「四宮さん」呼びになっております。

 

 

一般生徒は崇拝する対象として「かぐや様」と呼びます。

 

四宮（かぐや）「さん」呼びは秀知院の中でもフレンドだけが呼べる勲章のようなものです。藤原さんの「かぐやさん」呼びや、柏木さんの親友ポジになっていき「かぐやさん」付けするようになります。

 

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そんなわけで一般生徒は「かぐや様」と呼ぶ。

クラスで仲良し2人は「四宮さん」「かぐやさん」なので貴重な存在です。

 

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もっと言えば、この2人はかぐや様が白銀のことが好きだって気づいてもいましたからね。生徒会会長に立候補するから推薦人を頼もうと呼び出せば「遂に来たね」「頑張って」とか応援してるし。

 

まだ名前が分からんが、修学旅行で一気に存在感を出してくる予感。白銀はかぐや様のグループに割って入るの難しいと考えてましたけど、この2人は応援する側の人間かなと。

次回サービス回

白銀は友人たちと女湯覗きイベントのフラグを立てるのであった。

ラブコメの修学旅行（林間学校）の「三大ドッキドキイベント」をご存知だろうか？

 

その一つに数えられているのが「女湯」です。このイベントの発動率はラブコメなら100％です。知らなかったのか？ラブコメで女湯シーンからは逃れられない！と大魔王バーンも言ってました。

 

近年のラブコメでいえば『ニセコイ』『寄宿学校のジュリエット』『ゆらぎ荘の幽奈さん』が顕著ですね。修学旅行（林間学校）で女湯は「約束の地」のようなものです。なぜか主人公は女湯に吸い寄せられてしまうのです。女湯を目指せば一緒に風呂に入るシチュエーションになってしまうのです。

 

それを白銀もやろうというのか！

 

あぁ…見える。見えるよララァ…。白銀がフレンズの女湯覗きを止めようとするもなんだかんだでかぐや様と一緒の風呂に入ってしまうシーンが僕にも見えるんだ…。ラブコメの不文律みたいなものです。なぜラブコメ主人公は女湯で巡り合ってしうまうのだろうか？それは宿命だ。

 

ちなみに平成を代表するラブコメ『ニセコイ』『寄宿学校のジュリエット』も普段は、お色気路線もパンチラもラッキースケベもほとんどしない硬派なラブコメとして知られています。『かぐや様』に通じる部分ですね。

 

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そんなラッキースケベやお色気には頼らんって作品ですら修学旅行（林間学校）ばかりは別！凄まじく気合の入った女湯シーンとバッタリをやってのけたのです。お色気に頼らないラブコメですら卍解してしまうのが修学旅行（林間学校）なのである。

 

チャゲアスの名曲「めぐり逢い」とは、硬派なラブコメですら女湯で巡り合ってしまうことを歌った曲であるという研究結果もあるぐらいです。かぐや様も女湯でバッタリはあるで！？

 

あ、ちなみにラブコメの修学旅行（林間学校）「三大ドッキドキイベント」残り2つは「肝試し」と「布団もぞもぞ」です。こちらも絶対にやってくれるはずなので今回は説明を割愛。俺たちの修学旅行はまだはじまったばかりだ！まる。