『キン肉マン』65巻 キン肉マンビッグボディ!あんた男だよ!男の中の男だ!

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キン肉マン 65 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

『キン肉マン』(ゆでたまご)65巻を読んだぞい。

なんだこの客観的に見てどう低く見積もっても極上の熱量は!

 

運命の王子たちが参戦したことで六鎗客との戦いが激化。世界各地で死闘の幕が切って落とされ、ヘイルマンとマリポーサが氷炎の戦いを見せる。その頃ビッグボディは、ギヤマスターと巨漢同士のパワー勝負を始め…!?

 

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...

『キン肉マン』65巻

私はここ数年ずーっとゆでたまご先生の「全盛期は今なんだよ!」と主張し続けていますが、あえて言わせてもらう!ゆで先生の…キン肉マンの全盛期は今だ!NOWだよ!

 

まあ、ようするに常に新エピソードで極上に面白すぎるエピソードを続けているってことですね。いやしかし、まさかまさかの連続でハートが震えすぎるぞ!異次元の面白さと熱量を叩き出してる!

マリポーサVSヘイルマン

245話

 

「7人の悪魔超人」「悪魔六騎士」とかつて戦って敵キャラが味方側になって参戦するめちゃくそ燃える展開でしたが、今回は運命の4王子が参戦という最高に燃えるシチュエーション。「キン肉星王位争奪編」は復活前の最終エピソードでもありました。

 

マリポーサはアノアロの杖を持たずとも火種さえあれば炎を操る術を忘れちゃいないさとのこと。これはゆで先生がとりあえず炎を出したものの、アノアロの杖のことを忘れててとって付けた説明なのか最初からそういう設定だったのか定かではありません。

 

「炎VS氷」の構図。バトルの描き方としては、終始強者感を出しまくってたマリポーサに挑むヘイルマンって感じでした。敵であるはずのヘイルマンが挑戦者のようでもあった。どっちがメインか分からず、マリポーサが敵のようにすら思えたので、勝敗が上手い具合に読めなかったのも面白かった。

 

マリポーサのカッコ良さが光りまくりでしたね。

さて、問題はビッグボディである。

ビッグボディVSギヤマスター

お前が何もできないまま無残にやられた最弱候補

 

やめてさしあげろ!

 

確かにビッグボディはクソ雑魚だった。

ただ本物のソルジャーよりマシじゃないの?

最弱候補って本物のソルジャーより下なのかよ。

 

「マリポーサVSヘイルマン」は強者オーラのマリポーサに挑むヘイルマンって格好でしたが、「ビッグボディVSギヤマスター」は逆ですね。弱者ビッグボディがギヤマスターに挑むという構図。

 

「この強力だけはホンモノだぁ」ってカッコ良い台詞なのに笑いが込み上げてくるのがビッグボディクオリティ。掛け合いも最高に頭悪く(誉め言葉)、ヒップアタックにはもう腹を抱えて爆笑ですよ。ズルイだろ!こんなん笑うしかねーよ!

 

やっぱりビッグボディはネタキャラなのかと改めて感じました。

それなのに猛烈に感動する作中でも屈指のバトルでした。胸が熱くなったのはビッグボディのここまでの経歴故でしょう。

ビッグボディの華麗なる王位争奪戦

 

先鋒 ペンチマン
次鋒 レオパルドン
中堅 ゴーレムマン
副将 キャノン・ボーラー
大将 キン肉マンビッグボディ

 

王位争奪編では1回戦でフェニックスチームとぶつかりました。今回参戦した4人の中でキン肉マンチームと唯一戦っていません。ビッグボディは登場するなり頭の悪さが光ります。ビッグボディを形容するならバカの一言でしょう。

 

試合方法を説明されても「対決方法といわれてもこれだけではなんのことやら」「剣をジュウタンに突きさす?」とマヌケそのものの反応をかまします。ルールをよく分かってなかったのである。知性と対比させたのでしょうけど、アホ面を晒しすぎ。

 

チームも先鋒のペンチマンがマンモスマンにすぐにやられてしまう(むしろ一番善戦した?)。そして伝説の3コマ3言葉しか喋らなかったレオパルドンである。

 

レオパルドン

 

レオパルドンは『キン肉マン』史においてカルト的な人気を博した超人です。違う意味で伝説(レジェンド)となったのです。それは彼のやられ様にあります。

 

「次鋒、レオパルドンいきます!!」

「グオゴゴゴ」

「ギャア―ッ!」

 

喋った言葉はこの3つのみ。

3コマで瞬殺されてしまうのでした。

 

このやられっぷりは本当に伝説すぎる。疾走感すらあり芸術的な死にっぷりでした。そしてラーメンマンがこのトーナメントにおける最短記録(37秒)を叩き出し、読者から「レオパルドンは37秒以上戦っていたのか?」という謎が生まれたのも愛され語られる所以でしょう。ちなみにゆで先生いわく「0.9秒」だそうです。

 

しかもビッグボディチームって脳筋というかパワーがウリなのに、知性チームのマンモスマンにパワーで蹂躙される様もネタ度に磨きがかかる。レオパルドンがやられた時のビッグボディの「あぁ…」とビビりまくって狼狽えていた様子もよろしく様式美です。はい。

 

中堅ゴーレムマンは他のチームメイトに比べれば出番が一番多いです。でも喋ったのレオパルドンと同じ三語のみ。最も無残に殺されてしまいました。副将キャノン・ボーラーはマンモスマンと引き分けました。わざとの方八百長でしたが…。

 

そして大将ビッグボディの情けなさ。

 

剛力の神にそそのかされてムリヤリ出場させられたんだ

 

人のせいにしてなすすべなく敗れ去りました。

 

「あぁ…」「うわーっ動けない」「そそのかされて」など、数々の迷言を残したやられっぷり。流石は情けない散りっぷりに定評のあるビッグボディの大将だ!そんなこんなで、いいところが一つも無く、見せ場ゼロで完膚なきまでに敗れ去ったのでした。

 

そんなビッグボディがめがっさ熱く格好良く活躍したのが65巻のキモ…というか全てでしょう。想像して下さいよ?ヤムチャやデスマスクが第一線で活躍する姿を!夢なんじゃないかとすら思ったね。それだけに感動もひとしお。

ビッグボディ復権!!!!!!

252話

 

見ているかペンチマン、レオパルドン、ゴーレムマン、キャノン・ボーラー!

 

全オレが泣いた…。

 

フィニュッシュ技へ入る前に、チームメイトの仲間ひとりひとりの名前を呼ぶ演出が最高オブ最高である。「あの日お前たちに見せてやれなかった、この技を…」も鳥肌もの。あのビッグボディが頭使ったのも成長を感じられましたね。

 

前巻のウルフマンも「うおおおおお!」と叫んだけど、ビッグボディはそれを上回る爽快感すらありました。うおおおおおおおお!テーマである「友情パワー」を体現させ、幻の必殺技を繰り出す姿は神々しさすらありました。

 

感無量という他ない。

やっぱカマセ犬だった者の復権は燃えるのう。三十数年超しの初勝利。これが勝利というものかでまたホロリです。

 

あと「本当に不公平だ、神ってヤツはな」って言葉。重みがある。ありすぎる。剛力の神にそそのかされたと言ってただけに、めちゃくちゃ深いな。まさか、ビッグボディに感動させるとは…。『キン肉マン』は今が全盛期だ。まる。

 

コメント

  1. 匿名 より:

    今シリーズはゼブラの扱いが悪すぎるのがなんとも

  2. 匿名 より:

    本編以外でしか見せることのなかった幻のフェイバリットホールドを披露したのも熱い

  3. 匿名 より:

    レオパルドンの作者も、感涙に咽び泣いてる事でしょう

  4. 匿名 より:

    某所にも書かれていましたが、ビッグボディは根っからの善人なのでスグルともウマが合いそうですよね。

  5. 匿名 より:

    中堅はゴーレムマンでしょ?

  6. 匿名 より:

    ゴーレムマンがやられたゴーストキャンバスは当時夢に出るくらいのトラウマになった
    それとビックボディさんあたかもキャノンボーラーさんを故人の様に言ってますが、彼手抜きラリアット一発で今は無き超人墓場に逝っちゃったんすかね

  7. 匿名 より:

    いま一番面白い

  8. 匿名 より:

    「ビッグボディでさえ」
    あれはフェニックスなりの賞賛だと思う

  9. 匿名 より:

    イラク出身の超人、ドイツ出身の超人、イスラエル出身の超人をまとめ上げられるマネジメント能力は凄いのかも知れない。

  10. 匿名 より:

    レオパルドンはゴングが鳴る前だったので試合が成立してないという扱いらしいです(だから最短「試合」はラーメンマンということで矛盾が無い)。
    それ反則ではと思うんですけどレオパルドンが襲い掛かってきたので正当防衛成立ということなのでしょうか。

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