『METAL SLUG ATTACK(メタルスラッグアタック)』のプレイレビュー記事です。
アーケード格闘ゲームで有名なSNKのスマホゲームです。古き良き格闘ゲームの匂いを残しながら簡単操作で楽しめるアプリゲームの面白さがある味わい深い作品となっています。かなり面白いです。
『METAL SLUG ATTACK』プレイレビュー
タワーディフェンス
ゲームジャンルはタワーディフェンスになります。【ぼくとネコ】や【千年戦争アイギスA】のようにコストに応じてキャラクターを戦闘フィールドに出していくやつです。ただし、守るだけでなく攻めるタワーディフェンスです。
自陣の守りと同時に横スクロールで敵陣へ攻撃していくオフェンスする。
基本的なルール
ゲームシステムは【ぼくとネコ】に近いです。
赤丸「○」部分がタワーディフェンスにおける基地とHPになります。お互いに土管みたいなの目指して攻撃していきます。これを攻撃されると上のHPメーターが減っていく。勝利目的はこれをゼロにすること。
青丸「○」はコストと出せるキャラです。APは時間経過と共にどんどん増えていき、一番下のキャラをコストに応じてフィールドに出せます。
ゲームの流れとしては時間経過で「AP」溜めてキャラを戦場に出して土管みたいなのを攻撃していく…というものです。
左下のアイコン(主人公)はコストの上がりをスピードアップさせたりできる。右下の戦車アイコンは必殺技みたいなものです。戦車出して一掃できる。
アーケード格闘ゲームを思い出す
このゲーム画面といい味わい深いドット絵の背景といい古き良き時代のアーケード格闘ゲームの匂いがプンプンする。流石は『餓狼伝説』『サムライスピリッツ』『キングオブファイターズ』のSNKである。
格闘ゲームのようにコマンド入力とかせず、ポチポチタップでプレイできるスマホゲームの簡単簡易な操作性なのに漂うアーケード格闘ゲーム感がツボとなってます。
お互いのHP減らしあってくシステムとちと古臭い90年代風の背景がええっす。格闘ゲームっぽい雰囲気とタワーディフェンスが絶妙にマッチしています。
タワーディフェンス型のアーケード格闘ゲームです。
ドット絵が魅力
すべてドット絵なのも『METAL SLUG ATTACK』魅力です。全体的に漂う良い意味でノスタルジックな空気感はドット絵が醸し出してるといってもいい。
ミリタリーもので機会とか兵器とかがドット絵で表現されるのが懐かしい気持ちにさせてくれるし男心をコチョコチョくすぐる。ドット絵で描かれた巨大兵器はロマン溢れてます。
進め方は王道RPG
進め方は王道RPGと同じでスタミナ消費のステージ制となっています。キャラクターはガチャで獲得可能で強化は素材を食わせてレベル上げたり進化させたりできます。
ゲームを進めていけばどんどん新しい機能が解放されていきます。基地内でやれるシミュレーションゲームとしてもコンテンツ盛りだくさんで楽しめます。
面白いのはタワーディフェンスなので「強キャラ=使える」とは限らない点でしょう。どんなにレアキャラで強くても汎用性が高いわけではありません。
これが戦略・戦術を抜群に高めてくれます。
戦略性が高い
今から新規ではじめればレアキャラが貰えたり、バトルには他プレイヤーの強キャラを借りることができます。じゃあ、楽勝じゃんって気もしますがコストに応じてしかキャラを出せないタワーディフェンスなのようね。
つまり、強キャラは総じて高コストなのでAP貯めるまで一切戦場に出せません。常にコストと相談しながらキャラを出撃させるので、「レアキャラ=強い≒役立つ」となる。
もちろん出せば強いのですが、いかんせんコスト貯めるまでは低コストキャラで戦わなきゃいけません。だから、高コストの強キャラだけで編成すると誰も出すことできずに何もせずに敗北するってことになる。低コストのキャラがいてこそバトルが成立する。
初期のキャラでも低コストで凌ぐのに役立つ。捨てキャラというものが存在しません。
『METAL SLUG ATTACK』プレイレビューまとめ
そんなこんなで『METAL SLUG ATTACK』のプレイレビューでした。
戦略性抜群なタワーディフェンス型アーケード格闘ゲームといったところ。ノスタルジックな雰囲気のドット絵で描かれた世界感が魅力的です。