『ワンピース』ニコ・ロビンの謎

 

『ワンピース』のニコ・ロビンの謎を徒然と。

 

ロビンは「古代文字」が読める（生存者で読めるのはロビンと光月スキヤキの2人のみ）のでラストスパートに入りつつある海賊王レースで重要人物になることは間違いない。

ニコ・ロビンの謎

「○人目」のタイトルコールがない

ロビンの謎といえば真っ先に思いつくのは「○人目」ってサブタイが未だにないことでしょう。

 

タイトルコール
ゾロ	「1人目」（6話）	「お安い御用だ船長（キャプテン）」
ナミ	「2人目」（94話）	「ナミ！お前はおれの仲間だ！」「…うん！」
ウソップ	「3人目と7人目」（439話）	「もう一度…俺を仲間に入れてくれ゛ェ！」
サンジ	「4人目」（68話）	「お前の船のコックおれが引き受ける」
チョッパー	「5人目」の表記無し	？？？？？？
ロビン	「6人目」の表記無し	？？？？？？
フランキー	「3人目と7人目」（439話）	「船大工！このフランキーが請け負った」
ブルック	「8人目」（489話）	「私！生きててよかったァ！！」
ジンベエ	「9人目」の表記無し	？？？？？？
？	「10人目」が誰か不明	？？？？？？

 

そもそも本当に「6人目」なのか？

ナミの「2人目」（94話）とウソップの「3人目」（439話）が「4人目」（68話）よりも後にコールされた事を踏まえると「○人目」はルフィと出会った順番か一味加入した順番である。

 

前者だったらロビンは「6人目」でないかもしれない。実はロビンの方がチョッパーより先に出会っていたりする。

 

あなたが麦わらの船長ね。モンキー・D・ルフィ（114話）

 

ロビンとはドラム王国（現サクラ王国）に行く前に出会ってた。チョッパーとはじめて会ったのは139話です。

 

 

「○人目」がルフィと出会った順番だとしたらロビンが「5人目」でチョッパーが「6人目」の可能性もある。ただ「○人目」の表記無しでも一味に加入した順番だったならチョッパーが「5人目」でロビンが「6人目」です。

 

「Dの名を持つあなたたちよ」

…なぜ戦うの…？〝D〟の名を持つあなた達よ…。

（何者なの…！？あなた達は…！！）（160話）

 

クロコダイル初戦でボッコボコにされ生き埋めにされたルフィを助けたのは敵だったロビン。そこで含みのある質問をします。「Dの名をもつあなた達はなぜ戦うのか？」と。何者なのかってモノローグも。

 

ロビンは過去編でサウロと出会うまで「D」ってミドルネームを知らなかった。オハラの文献の知識は無い。なのに「D」は戦うってどういう意味だろ。「あなた達」って誰を含んでるの？サウロ？他にも「D」が付く者に会ったからの質問だったの？

 

また、レイリーに会えば「Dの意思」って何？空白の100年って？と矢継早に質問しており「D」についての詳細は知らない様子でした。

 

革命軍のところで2年間何してたか

596話

 

ロビンは革命軍前本拠地「バルティゴ」で2年間過ごしました。何してたんだろ？いや本人はルフィの為に強くなるって決意して修行して強くなったんだろうけど、革命軍はロビンをずっと探してたからね。

 

いわく「革命の灯」と勝手に呼んでロビンを10年以上探してたそうな。ドラゴンが会いたかったそうな。とはいえ、革命軍はロビンを革命の象徴とかに祭り上げることなく2年過ごさせ送り出してる。

 

革命の灯。我々はあなたをそう呼び10年以上前からずっと探していました。あなたは〝世界と戦った国オハラ〟のたった一人の生き残り（593話）

 

これは「世界と戦った」部分でなく「オハラの生き残り」が重要だったのかな。ロビンは古代文字を読める。革命軍は読めない。もしかしたら革命軍が所持してたポーネグリフ解読でずっと探してたのだろうか？（革命軍がポーネグリフ所持してるかは知りませんが）

 

シャボンデで狙ってたのは誰か？

598話

 

2年経過してシャボンデ諸島で麦わらの一味再合流の時、何者かがロビンを狙っていました。偽ロビンを捕まえて去っていきましたが何者だったのでしょう。

 

ロビンといえば古代文字が読める貴重な人物。パッと見た印象だと黒スーツだったので「CP」かとも思いますが、世界政府は「DEAD OR ALIVE（生死問わず）」で懸賞金かけてます。ならば海賊なのだろうか？

ロビンは9つのリオポーネグリフ（真の歴史の本文）読破済み？

301話

 

ロビンはポーネグリフに書かれた古代文字読める。夢は「空白の100年」の真実を知りたいである。これまでの半生は世界中にあるポーネグリフを読み「真の歴史の本文（リオ・ポーネグリフ）」を見つけることでした。

 

しかし、空島編でロジャーの残した文（実際は光月おでんが書いた）を読んで気付いたのです。「まさか…〝真の歴史の本文〟とは…」と。

 

そう…世界中に点在する情報を持ついくつかの〝真の歴史の本文〟はきっと、それを繋げて読む事ではじめて〝空白の歴史〟を埋める一つの文章になる。繋げて完成する今まだ存在しないテキスト、それが〝真の歴史の本文〟。海賊王ゴール・D・ロジャーは確かに…この文を目的地に届けてる（301話）

 

先祖代々シャンドラの戦士達がポーネグリフを守り続けた役目は終わってると言ったロビンの推論である。これを補完する形でトットランド編でタマゴ男爵が詳細に語ってた。

 

ポーネグリフは約30個存在すると言われてるのだボン。その内〝情報〟を持つ石が9つ！それらを最後の島ラフテルに導いた時、石はこの世の〝真実〟を語り始めるのでソワール！（846話）

 

 

ポーネグリフをまとめると以下の通り。

 

 

つまり約30個あるポーネグリフの中で9つの情報石と4つの赤石の計13個が特に重要で他は読んでも読まなくても問題ナッシングなのだ。

 

ここで気になるのはワノ国編でロビンがローに伝えた「赤石」以外はどーでもいい的なやり取りです。

 

ロー「（Dの意味を知るには）赤い石を辿るしかねぇのか？」

ロビン「そうね。つまり四皇を倒すしかない…！そう簡単にはくれないと思うけど」

ロー「これじゃねぇ…。赤い石だ…」（996話）

 

ロビンはこれぽっちも9つの「情報石」を気にもしてない。ロビンもローも「D」の意味を知りたいのに、ラフテルへたどり着ける「赤石」以外は不要ってやり取りしてた。

 

 

ロビンの夢は「空白の100年を知りたい」である。その為には9つの情報石をラフテルに導く必要がある。それをロビンは空島編で気付いてる描写。なのにワノ国編では赤石以外は不要って前提でローと会話してる。

 

ここから導き出すアンサーは一つでしょう。ロビンは既に9つの「情報石」を読破済み。あとはその文を導くラフテルにたどり着くのみ。

 

そもそも駄文（？）記載されたポーネグリフと情報石（リオポーネグリフ）は色分けされてないのにどうやって気付いたんだ？って疑問はあるけど、素直に読めばロビンは9つの情報石を全部読んでるって結論になる。

 

空島ポセイドンの在処を期したポーネグリフがラフテルに導いて役目を終えてるなら、「プルトンの在処を示したポーネグリフ（アラバスタに存在）」「ポセイドンの在処を示したポーネグリフ（空島に存在）」「プルトンの在処を示したポーネグリフ（どっかで読んだ？）」は9つの情報石の中の3つで確定でしょう。

 

残りの6つの情報石がどういう風に書かれてたかは分かりませんが、ワノ国編の赤石以外はもう重要じゃないってローとのやり取りから、ロビンは9つの情報石を全て読んでるはず。あとはラフテルに行くのみ。

まとめ

まとめると以下の通り。

 

 

気になる謎はこんなろころ。

 

まあ、最大の謎は「28歳→30歳」と身体の成長は止まってるはずなのにどんどんお胸が大きくなってることですけどね。

 

 

ナミのお胸がどんどん成長してることを指摘された尾田っちは38巻SBSで「頑張ります」と。18歳なのでまだまだ発展途上であると。そしてロビンも「ロビンもまだまだ28歳！頑張ります！」と。まだ成長してる。