『ワンピース』1091話「戦桃丸」感想・考察 ルフィの「2年前の100倍強ェぞ」が熱すぎる件！

 

『ワンピース』1091話〝戦桃丸〟の感想・考察です。

 

今週のワンピは表紙＆巻頭カラー。

カラー時の見開き扉絵は惚れ惚れするぐらい素晴らしいですね。

 

あす9.4(月)発売！
週刊少年ジャンプ40号の
巻頭カラーは『ONE PIECE』🏴‍☠️

その制作過程動画をいち早くお届け！
完成した絵はジャンプをお楽しみに🔥

※尾田っちはデジタルであたりをつけてから、紙とペンのアナログ作画で完成させています。#今週のワンピ#ONEPIECE pic.twitter.com/uMXILWfWak

— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) September 3, 2023

 

しかし何故ロビンがいないんだろう（フランキーもいないが）。

 

エッグヘッドVS海軍3万

20隻の巨大軍艦含めて100隻の船団と海軍3万。率いるは大将黄猿と中将9人。超巨大戦力を迎え打つのは未来島エッグヘッドの機械軍団。海獣兵器やパシフィスタとの戦いは迫力満点です。

 

個人的に気になるのはドール中将です。

 

1091話

 

海軍本部「G-14基地長」を務めるドール中将。

さすがは中将だけあってパシフィスタ相手でも普通に強い。

 

彼女は何歳なのだろうか？

 

海軍は実力主義の側面があっても中将クラスになると出世をして上り詰めるのでかなり年齢がいってます。作中で出てる中将最年少はスモーカー（36歳）です。ドール中将は若くてもアラフォー…へたしたらアラフィフの可能性が微レ存。

戦桃丸とボルサリーノ

1091話

 

「戦桃丸VSボルサリーノ」ではちょこちょこ過去回想が挟まり、2人の師弟関係に近いものが伺えます。

 

ベガパンクを含めてこの辺については106巻のSBSで説明されてました。

 

ある島で野生のくま達が人里を荒らして困ってるという連絡が海軍に入りました。くまの撃退システムの設置にベガパンクも同行。危険な山を調査する海軍が目にしたのは、くま達を〝相撲〟でなぎ倒し、山のボスとして君臨する1人の少年「戦桃丸」でした。彼は幼い頃、あまりに乱暴な為に村人達に捨てられた少年だったのです。村へも戻れずいつも腹を空かせていた戦桃丸の〝強さ〟に惹かれ、ベガパンクは自分のボディーガードに雇いました。そんな過去です。（106巻SBS）

 

SBSで語れた過去を本編でより詳しく描いたのが今回の過去回想。海軍の中にはボルサリーノもいたわけです。ベガパンクのボディーガードになり、ボルサリーノに覇気を教えて貰った事が分かります。

 

戦桃丸にとってボルサリーノは戦いの師匠みたいなものであると。かわいがってた事、自らの手で傷付けてしまった怒りをベガパンクに向けてました。社畜宣言してた黄猿もかなり複雑な胸中なのが分かります。

意識不明で威権は書き換え可能

パシフィスタ。〝司令塔〟は意識不明の為、作戦変更―。「海軍」の軍艦と共に〝海獣兵器（シービーストウェポン）〟を撃沈せよ！！（1091話）

 

パシフィスタに命令できるシステムは「威権チップ所持者＜戦桃丸＜ベガパンク（ステラ＋サテライト）＜五老星」という威権順位となっています。

 

これはセラフィムとまったく同じですね。やはり最初に命令した者の威権が上でも、命令者（司令塔）が意識不明になってしまえば、威権が下の者でも命令を上書きできる。

 

この設定はやっぱ尾田っちは忘れてるわけではない。

 

じゃあ何で石化したヨーク（意識不明）の後にリリスがセラフィムへ命令しても上書きできなかったんじゃろ。そもそも意識失えば命令権無くなるのに自身の石化を命じたヨークも「？」すぎる。

 

 

意識不明になると命令上書き可能設定が生きてて、改めてピックアップするということはヨーク犯人はやはり壮大なフリなのだろうか…。私気になります！

ルフィVSボルサリーノ

黄猿！！おれ達は2年前の100倍強ェぞ

 

うおー！この展開は熱い！

 

読んでいてブルッと来ましたよ。『ドラゴンボール』から続く強敵を倒したら次なる強敵って対戦カード。四皇カイドウを倒したなら、やっぱ次は同じ四皇か海軍大将でしょう。

 

ルフィVSボルサリーノ

 

最高のカードじゃんかよ！

 

しかも黄猿とはめちゃくちゃ因縁ある。ベガパンクと戦桃丸だけが個人的な因縁あるだけじゃなく、麦わらの一味がシャボンディ諸島で惨敗した苦い記憶です。バーソロミュー・くまの転機で逃がして2年間の修行できたけど、もしくまが逃がしてくれなきゃ全滅もあり得た。

 

なによりルフィの「おれ達は2年前の100倍強ェぞ」って台詞がいいよね。

 

2年前の100倍でなきゃボルサリーノに勝てない！！

 

ウチの人なら大丈夫よ。ボーヤ達の100倍強いから（498話）

 

2年前のルフィに述べたシャクヤク（シャッキー）の内縁の夫であるレイリーはルフィたちの100倍強い発言である。これを聞いた上で、まったく歯が立たなかったボルサリーノ相手に乱入したレイリーが互角の戦いをしてるのを目撃した2年前のルフィです。

 

 

2年前のシャボンディでこのやり取りを実体験し、弱くて仲間を救えず絶望したからこその今のルフィの「2年前の100倍強ェぞ」発言はめちゃくちゃ熱い！

 

あの頃の100倍強くなければ戦う土俵にすら上がれないって経験値を持って、今は100倍強い発言ですよ。事実、四皇のカイドウも倒してる。

 

ルフィVSボルサリーノ

 

超熱い対戦カード！

バトル少年漫画のど真ん中！

これには声を出して「うおおおお！」ですよ。

 

 

 

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