『ワンピース』1094話「〝五老星〟科学防衛武神ジェイガルシア・サターン聖」感想・考察 「悪魔（サタン）」の根底がありそう

 

『ワンピース』1094話「〝五老星〟科学防衛武神ジェイガルシア・サターン聖」の感想・考察です。

 

「ルフィVS黄猿」の表紙がめちゃくちゃカッコイイですね。

タイトル『ONEPIECE』のロゴも未来的です。

 

 

霜月に連なる面々

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— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) October 8, 2023

 

霜月家に連なるものが勢ぞろいで登場。ゾロの苗字はロロノアですが、霜月ウシ丸の姉フリコの孫にあたるので霜月の末裔です。大人になったくいなは、髪型のせいかたしぎちゃん風味はあまり感じないかな。

 

描かれてるのは以下のメンバー。

 

 

 

うん？

左上の霜月に連なるもの誰？

 

誰この人？

 

考えられるのは「人間時代（生きてた）の霜月リューマ」なのか。もしくは「未登場の霜月家の者」なのかなあ。この霜月の人誰なのか私気になります！

臨死体験（エヌディーイー）

臨死体験（エヌディーイー）

 

ボニーの新技「臨死体験（エヌディーイー）」は老化を超えて白骨化まで年齢進め、文字通り「near death experience」と臨死を体験させる技です。

 

ボニーの能力は生物には永遠の効力はない。非生物には効果あると思われる。「老化衝撃（オイルショック）」で金属を老朽化させたりしてました。

 

生物に対して白骨化まで時を進めるって凄い技だな…。

 

銃弾に込めて撃ってるのも気になる。ボニーの能力の詳細は明かされてませんが、年齢操作から「超人（パラミシア）系」でしょう。弾丸に能力詰め込んでぶっ放すとなると、「まわりもその特性に変質させる」でボニーは能力覚醒してるっぽいですね。

「止まれパシフィスタ」

止まれ…「パシフィスタ」（1094話）

 

え？これ命じたのジェイガルシア・サターン聖でいいんだよね？

まだエッグヘッドに上陸して無いよね。

 

同じ島内でもラボフェーズにいたアトラスは威権順位上でも命令を上書きするためにわざわざ下まで降りてきてパシフィスタへ命令を上書きしてました。さらに電伝虫を通して命令も無効です。遠隔からセラフィムやパシフィスタに命令は不可能なのです。目の前・近くで命じる必要がある。

 

船から島へ命令上書きするなんてどんだけ声でかいんだよ！？

 

「何じゃ！？パシフィスタが護衛をやめた！！」

「おい！！命令をきけ！！」（1094話）

 

聞こえてねぇ…？

 

今回の冒頭でアトラスが「島の海兵を一掃せよ！」と大声で叫んだ命令はパシフィスタだけでなく、島内にいたモブ海兵たちも皆、その声を聞こえてました。バガパンクの司令だと。まずいぞと。

 

対して、ジェイガルシア・サターン聖（？）の命令は船から命令しててパシフィスタのみに声が届いてる（ように見える）。超大声で命じたわけでない？どういうことだってばよ！？

 

似たよな声を届ける現象はワノ国でもありました。

 

海中なのにルフィの声を聞いたハート海賊団。またズニーシャと同じように耳がキーンとしてルフィの声を遠くから聞いてたモモの助。

 

「それが何か声が聞こえて…」（1020話）

 

 

「万物の声」が聞こえるのとは違う「誰かにピンポイントで声を届ける」。いまだ謎のルフィが見せた能力みたいなやつ。同じようなものを五老星のジェイガルシア・サターン聖も使えるのでしょうか。

五芒星で移動するジェイガルシア・サターン聖

魔法陣！？（1094話）

 

ジェイガルシア・サターン聖は五芒星のパッと見の「魔法陣」「模様（サークル）」が地面に出てきて、ジェイガルシア・サターン聖がワープしてきた！なんぞこれ？

 

ジェイガルシア・サターン聖は数々の「悪魔の実」能力を超えた超常現象をやってのけてる。お前は何なんだ？人間なのか？文字通り悪魔なのか？

 

まず五芒星は海軍に先に設置させたものではない（と思われる）描写。つまり、いきなり地面に五芒星の「魔法陣」「模様（サークル）」が浮かび上がったと推測される。

 

この模様で召喚っぽい感じで現れるわけです。なんだろう？すごい既視感がある。

 

524話

 

グランドラインにあるナマクラ島「ハラヘッターニャ」（貧困の国）の儀式です。この儀式自体ははじめて実行したようで、「これが悪魔」「本当に黒魔術で召喚できた」とブルック召喚を述べてます。

 

実際はくまの能力でここへ飛ばされたのと儀式のタイミングが合っただけなんですが…。それでも一発ネタでは終わらない含みと昇華したのが今回の描写です。ハラヘッターニャの人々は手長族に蹂躙され、復讐するために藁をも縋るつもりで、この黒魔術を実行した瞬間なのです。

 

五芒星と八芒星の違いや、「魔法陣」「模様（サークル）」の違いはあるも…聞きかじったのか調べたのか…ハラヘッターニャの人々はサタンを呼び出す召喚術として使用してる。

 

ジェイガルシア・サターン聖って名前で「サターン」を「サタン」と聞きかじった可能性もあるし、五老星が地上に君臨することが「悪魔」の所業だったのかもしれない。それらが伝承や聞きかじりで今も伝わってるかもしれない。

 

五老星が五芒星で瞬間移動するのは、なにか今も地上で伝説的になってて、繋がってる可能性が微レ存。サタンが君臨する地面に描かれた五芒星の模様が伝承されるのかもしれんな…。

ズズズズズ…って「ワプワプの実」か？

ズズズズズ…（1094話）

 

五老星は移動が自由自在（船で近くまで来てる事から世界中どこでも瞬間移動は無理）！

 

ここで括目すべきはワンピでは珍しい擬音の「ズズズズズ…」って擬音ですよ。素直に解釈すれば、地上にいきなり五芒星のマークが現れ、島の近場の船から島へ瞬間移動して、ジェイガルシア・サターン聖は君臨したのです。なんか見たことあるぞ…。

 

この既視感は「ワプワプの実」です！

 

1017話

 

「ズズズズ…」って擬音です。

 

これは瞬間移動してバージェスが山を持ち上げてる擬音と思いきや…、実はジェイガルシア・サターン聖が島の近場まで着て上陸（瞬間移動）する擬音だったのではないかと思ったり思わなかったり。

 

「ワプワプの実」は瞬間移動できる距離があって、船で島の近くまで来れば「ズズズズ」で移動できるのかもしれん。バージェスが瞬間移動した詳細は描かれて無かったが、これそのまんまジェイガルシア・サターン聖が瞬間移動したのと同じようなものなのでは？

ジェイガルシア・サターン聖は多能力者

睨んだだけで撃ち殺す

 

「准将以下はまみえることも許されぬ！！」

 

海軍の中でも准将以下はまみえることが許されない。裏を返せば「元帥、大将、中将、少将」までしかお目にかかってはいけないのが五老星です。その階級によって「見てはいけない・見ていい」の基準は現段階でなんとも言えません…。

 

ただし、姿を見たモブ海兵（おそらく准将以下）は怪物って感想を述べ殺されてしまいました。その能力も含みある。だって、ジェイガルシア・サターン聖は睨んだだけで撃ち殺すわけです。

 

こんな芸当ができるのは黄猿の「ピカピカの実」能力しか考えられない。

 

黄猿は指先から光線出してたけど、その気になれば目からも出せるのか？とりあえず光線で撃ち殺す能力持ちなのがジェイガルシア・サターン聖です。

 

 

海軍で「准将」以下は五老星以下は拝謁すら罪！死んでも仕方無い！ってルールがあり、少将（准将の一個上の位）以上から五老星を見てOKって海軍のルールがある。なんだこの闇が深そうなアレコレ…。

 

海軍の中でも五老星の姿を見ていいものいけないものの基準（少将以上はOKで、准将以下は死刑）ってのは闇がヤバイのと同時に、下っ端は見ちゃいけない！って命令に背いてみたモブ海兵が瞳の照準合わせただけで光線で撃ち殺したのも意味深だ…。

 

ジェイガルシア・サターン聖は「ピカピカの実」と同じような能力を所持してる？

 

※追記

文字通り悪魔やんけ！

世界政府最高権力

〝五老星〟科学防衛武神

ジェイガルシア・サターン聖

 

君臨した姿は「悪魔の実」でいえば「クモクモの実 モデル ロサミガレ・グラウボゲリィ」のブラックマリアを彷彿させます。

 

 

しかし！イコールで「クモクモの実」と直結してないのはモブ海兵の反応から明らかでしょう。ただただ単純に、「悪魔の実」能力者でなく「化物」と論じてる。

 

単純な見た目だけなら「クモクモの実」能力者っぽいが、もうパッと見た瞬間に「怪物」と形容する禍々しさと異質さがあるわけです。

 

ジェイガルシア・サターン聖はただの「クモクモの実」能力者では絶対無い！

 

「クモクモの実」ならそれの反応するでしょ？「悪魔の実」図鑑もある世界で、単純に姿を見ただけで化物と形容したのは、一般的に知られる「クモクモの実」の姿で無かったのでしょう…（「クモクモの実」能力者は下半身がクモで顔まであったがコイツは足しかない）。ｌ

 

※追記

 

それは上記で述べた通り少なくとも「ワプワプの実」「ピカピカの実」「クモクモの実」能力を同時に使ってることでもある。

 

黒ひげこと、マーシャル・D・ティーチもビックリですよ（「ヤミヤミの実」「グラグラの実」＋「動物系幻獣種ケルベロス含む？」）。

 

ジェイガルシア・サターン聖の能力はパッと見ても「悪魔の実」能力者に含まれない明らかな「怪物」なのです。描かれた能力だけで、超人系チートの「ワプワプの実」、自然系チートの「ピカピカの実」、動物系古代主すら誰も知らないクモの姿…。

 

ティーチも裸足で逃げ出す「悪魔の実」多重能力者ですよ！

 

「ハラヘッターニャ」が藁にも縋る状況化で悪魔召喚をしてる「魔法陣」「模様（サークル）」を召喚しようとしてたことを踏まえると…疑問が出る。「悪魔」って何かね？

 

今でも「悪魔の実」と呼ばれる頂上能力。ベガパンクがフワッと語った以上に、悪魔の能力の根底に触れてる気がする。悪魔（サタン）を儀式として召喚してる「ハラヘッターニャ」。どう見ても複数「悪魔の実」能力を持つ五老星…。

 

「悪魔の実」ってなんだろう？

悪魔って何だろう？

五老星が悪魔そのものなのではないか…？

 

そう思えて仕方ない意味深すぎる、人外の複数能力を行使できるジェイガルシア・サターン聖のチートっぷりです。ただしニカ能力は保持して無さそうな様子が伺える。

 

「悪魔の実」…。

「悪魔」…。

 

その深層に触れそうなぐらい悪魔っぷりを披露してるジェイガルシア・サターン聖は何なんだ！？