今日から「亜人」は「デミ」って読むの!
いま巷で話題沸騰らしい『亜人ちゃんは語りたい』を読みました。最近は、私のアンテナが低く、何が流行ってるかとかまったく分からないんでノーチェックでしたが、これは確かにハチャメチャ可愛いですね。マガジン系漫画といえばここという無駄話さんでも以下のように絶賛されています。
新創刊されてしばらく経ちましたが、ついにヤングマガジンサードの単行本が出ました。その中でも特にイチオシ作品の「亜人ちゃんは語りたい」。サード内でもかなり人気作です。あえて言っておきますが、今のうちに押さえておくべき作品だと思います。
マガジン系列の漫画に定評のある無駄話さんにここまで言わせるとはね。私は何度もこのサイトに助けられた経験があるのでモチのロンでチェックしましたよ。んで、WEBで試し読みしてみたらなかなかどうしてよ。
※コミックDAYSなら『亜人ちゃんは語りたい』おっかけ連載で読めます。
かわいいね!
生物教師の高橋鉄男は大学時代に亜人の研究で卒論を書きたいと思うも、一介の学生では許可が下りずに断念。ただひとえに亜人に会ってみたいと思い過ごしてきたら、あっさり会えた。同僚、教え子に4人の亜人がいた。
亜人ちゃん
まあぶっちゃければ、最近流行りの人外の可愛い娘に囲まれてのハーレムものなのですけど、プラスして思春期の亜人(デミと読みます)と接する教師ものとしても面白いです。
特に、雪女の日下部雪のエピソードはなかなかどうしてよ。
雪ちゃんがクラスメートに陰口を言われているのを聞いちゃって落ち込んじゃうというエピソードである。
亜人ちゃんは落ち込んじゃう
女子高生にありがちなよくある陰口ですけど、雪ちゃんは自分が「私が亜人だからですかね…?」と、自分が亜人だから悪口を言われると思い込み落ち込むのであった。
『亜人ちゃんは語りたい』は亜人が当たり前にいる日常を描いた学園生活で、普通の人とはちょっと違う人外の亜人ちゃん達の可愛さをペロペロするライトなものだと思ってる所にコレである。
僕の心の中の金八先生が燃え上がります。「…守らねばなるまい…。亜人ちゃんを守らねば…」と、私と主人公の高橋先生とのシンクロ率が400%を越えました。そして、雪ちゃんの陰口を解決するエピソードがね。良かったんだ。
これは亜人ちゃんの可愛さにペロペロする皮をかぶった、教師&生徒の学園ものである、と。可愛い人外の亜人ちゃんにペロペロしてたら、どんどん亜人の家族や悩みなどを掘り下げていく。胸が熱くなる。
んで、個人的なキモはメインヒロインのバンパイア小鳥遊ひかりですかね。亜人である性質を受け入れて、明るく楽しく生活してるけど、過去に何かあったようである。
過去に何かあったようだ
1話で高橋先生が亜人にショックを受けてる姿を見て「…。センセー…亜人キライなの…?」とライダーが間桐慎二を見る時のような目線を向けたのに始まり。7話で雪ちゃんが亜人である事にコンプレックスを抱く姿を目撃した時の表情といいね。物悲しく儚いです。『冴えない彼女の育て方』のエリリンゴの存在ぐらい悲しく儚いです。
おそらく、ひかりも過去に亜人であった事で何かあったんだろうなというのが容易に想像できます。一見ノータリンのおバカな娘に見えてる中で時折見せる陰。これが私の心の琴線に触れます。
何よりも、ひかりは思春期なのである。
バンパイアちゃんはお年ごろなのだ
可愛い。
声を大にして叫びたくなるものです。
いや、もう本当に可愛いんですよ。しかもね、他の亜人ちゃん達が天然のタラシである高橋先生に次々と陥落ちていくチョロインなのに比べるとね、ひかりだけはラブがコメる様子が丁寧に描かれている。
髪型を褒められて照れた様子からはじまる一連の流れが素晴らしすぎる。どう見ても恋する乙女であると言いたい。特筆すべきは5話のデュラハンちゃんの好きな人が高橋先生と聞いた時の表情よ。
デュラハンちゃんの好きな人を聞いて
ほほう、とね。
素晴らしい。実に素晴らしいです。
ラブコメ検定名人位(自称)を持つ私には分かります。
はじまってんじゃん恋!
いや、まだまだ芽生えで自分の気持ちに気づいてない段階でしょうが、ジワジワと恋心が育ってきているね。まだ種を植えて芽が出てきたところですけど、これがスクスク育って収穫の季節を迎えた時にはね、想像を絶する破壊力を生むことでしょう。うん。今後が楽しみですね。
※コミックDAYSなら『亜人ちゃんは語りたい』おっかけ連載で読めます。
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