『たべかけ福音計画~Dear Succubus Sister~』(角野ユウ)
天使がいた!
「ジャンプ+」で最近はじまった『たべかけ福音計画~Dear Succubus Sister~』(角野ユウ)がとても自分の好みにドンピシャで心の琴線に触れてくる。はい。頬を緩めてニヤニヤしヨダレをたらしながら堪能しております。
簡単にストーリーを説明すると、男から精気を吸い取らないと生きていけない水織が主人公の真紘から精気をちゅーちゅーする漫画です。これがね、実にあざとく可愛く素晴らしいんですよ。
まずヒロインの水織がぐうの音も出ないぐらい可愛い。
可愛いは正義ですから。可愛いは全てですから。まあぶっちゃけ可愛ければなんでもいい(←本音)。この水織は、人間とサキュバスのハーフで、人の精気をちゅーちゅーしなければ生きていけません。10年もの間、真紘から精気を吸っています。
また、水織はサキュバスの血を引くものの、清く正しい心を持っていればどんな欲にも打ちかてると信じてシスターをしているのの、どうしても自分の食欲を抑えることができません。もう、この設定だけで約束された勝利のニヤリングである。
約束された勝利のニヤリング
サキュバスというと口から精気を吸い取るというのが一般的ですけど、『たべかけ福音計画~Dear
Succubus Sister~』の水織は口以外でも少量ならば精気を吸うことができます。なるほどメインディッシュは口か!
1話では、シスターとして修行に励めば食欲を抑えれると思うものの抗えないで悩み、真紘との絆を確かめ合って精気を吸うという心温まるラブのコメりっぷりでした。そして明かされた重要な真実!
精気は生命力と同じで気分が高揚すると増加するとか。主人公がエッチな気分になった時に精気が増えるのです。真紘がエッチな気分になれば消耗させることなく精気が増えて吸える。それを聞いた水織はとえば…。
今後もドキドキして頂けるよう善処します
撃沈した…。
つまりこういうことだ。「主人公をドキドキさせれば精気が強まる」→「消耗させることなく精気が吸える」→「水織は主人公をドキドキさせるように頑張る」ということである。真紘win、水織win、読者もwin…という「win-win-win」の関係が完成したのです。なんだこれ勝者しかいない。勝利すべき黄金の設定である。
はてさて。
水織はどのように真紘をドキドキさせたのかというと…。
レッツ!ドキドキさせよう
脱いでみた。
せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)
素晴らしい。実に素晴らしい。
ドキドキさせようと思って脱ぐ。
安直であるがその発想は良し。読者として感謝しかない。
特筆すべきは水織は重度の恥ずかしがり屋さんだってことです。
恥ずかしがり屋さんが羞恥心を堪えて恥ずかしいことをする。これ至高なり。ただでさえ乙女の恥じらいの破壊力は格別なのに、純情で恥ずかしがり屋さんの水織だとその威力は天井知らずですね。
せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)
とはいえ、水織が無理していると怒ってしまう真紘。
頭を冷やせと言われてしまった水織はといえば…。
無理でもなんでもしたくなってしまいます
もっと頑張ろうとするのであった。
作戦名は「ガンガンドキドキさせようぜ!」で決まりだね。
せいやっ!せいやっ!せいやっ!せいやっ!(感謝の正拳突き)
まだ2話だけどはやくもハートを盗まれたね。
とにかく水織の一挙一動がくっそ可愛いの一言です。サキュバスという悪魔なのに大天使っていうね。可愛くてえっちとか無敵じゃないか。また、ラブのコメりっぷりもグッドだ。見守りたくなるラブコメで頬の筋肉が痙攣するかってぐらいニヤニヤできました。
ヒロイン、設定、サービス、お約束…掴みは完璧です。
『たべかけ福音計画~Dear Succubus Sister~』の今後に期待大です。まる。
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