『ゆらぎ荘の幽奈さん』103話「一念発起!雲雀ちゃん」
えー、今回の『ゆらぎ荘の幽奈さん』のサブタイトルを「一念発起!」でなく「一発勃起!雲雀ちゃん」と読み間違えた人!先生怒らないから正直に手を上げなさい!うんうん。先生もだ!
それにしても雲雀ちゃんの活躍っぷりよ。素直にすごいです。狭霧でも使えない「白い霊装結界」を出しちゃったし。コガラシさんと縁を切られたくないって雲雀ちゃんの愛が成したのです。一瞬!だけど閃光のように!狭霧を超えるとは恐れ入った。
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雲雀ちゃんは…雲雀ちゃんは今なんだよ!!
雲雀ちゃんぐうかわ
このままコガラシくんのこと好きでいてもいいかなぁ…!?
史上最強の可愛さである!
なんて健気なんでしょうか。一度振られてもネバーギブアップの精神な雲雀ちゃんにホロリと涙が出てきます。負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じ抜く事、駄目になりそうな時、それが一番大事なんですね。大事MANブラザーズだって歌うっちゅーの!
雲雀ちゃんにとってはこれからがスタートです。
それにしても今回の3話におよぶ雲雀シリーズ(「ストップ!!できない雲雀ちゃん!」「雲雀ちゃんの気持ちの行方」「一念発起!雲雀ちゃん」)は過去最高傑作と評したいぐらい良いエピソードだった。
同時に雲雀ちゃんは過去最高の「可愛い力(ぢから)」をたたき出したのであった。おいおい!どうなってるんだよ!雲雀の可愛さは…。ずっこけて股間をダイブさせたのがピークだと思ってたのに、さらにその上をいく可愛さでした。
ヒバリンゴは可愛い
発情したメス顔も可愛ければ、振られて諦められないと号泣顔も可愛ければ、ネバーギブアップの乙女顔も可愛かった。つまり雲雀ちゃんは可愛い。
ヒバリンゴはこの3話の間で、1話ごとに(可愛さの)自己ベストを塗り替えちゃってましたね。この魅力成長速度は尋常じゃない。バ、バカな…まだ上昇している…!?
雲雀ちゃんの成長を描いたって側面で見ても良かったですね。雲雀に足りないの自身で、それがないからアタック出来ない系ヒロインでしたが、一瞬とはいえ狭霧を超えたことで自身もついたのでしょう。一度振られたぐらいじゃ諦めない。大満足でした。
雲雀ちゃんEND一直線だ!
コレは雲雀なりのアタックなの!
もう開き直ってガンガンいくって決めたんだから!
いいね!
もう開き直って押せ押せで攻める様子。
これまでの雲雀は「命大事に!」の作戦だったけど、一度振られて完全にオフェンスへ転じました。作戦名「ガンガン行こうぞ!」である。
ドラクエ7の「怒濤のひつじ」を遥かに超える猛進ぶりです。とにかく攻めて攻めて攻めまくってやる姿勢。私は高く評価する。そして同時に、この諦めない心がラブコメヒロインでは最期の趨勢を決めることになるかもしれないよ。
「諦めたらそこで試合終了」ですから。雲雀ちゃんの決して諦めない姿勢はガチのマジで感動的ですね。もっと言えば『3月のライオン』という漫画でこんな名言がある。
「信じれば夢は叶う」それは多分本当だ。但し一文が抜けている。「信じて 努力を続ければ夢は叶う」—これが正解だ。さらに言えば、信じて「他のどのライバルよりも1時間長く毎日努力を続ければある程度迄の夢は、かなりの確率で」叶う――だ。(3月のライオン64話)
まったく至言である。いまの雲雀ちゃんにピッタリではなかろうか…。信じて他のライバルよりも努力を続ければ、ひょっとしたら夢は叶う!
確かに『ゆらぎ荘の幽奈さん』ヒロインズの構図をメタ的に見れば、雲雀の置かれてるポジションは最初から無理ゲーでしょう。メインヒロインの幽奈さん、第2ヒロインの千紗希ちゃん…に比べるとね。そもそも雲雀は第3ヒロインですらない。
狭霧や朧よりも下の後発ヒロインです。
第4~6ヒロインぐらいのポジションなのだ。だがしかし!しかしである!私はあえて言いたい。それが何か?と。事実ジャンプには前例があります。
雲雀ちゃんが勝利するたった一つの方法
四季春夏
『変態仮面』の四季春夏である。
『Dr.スランプ』の摘鶴燐と『らんま1/2』のシャンプーを足してそのまま2で割ったようなキャラでした。
この娘、後発ヒロインだったのに、メインヒロインは完全に愛子ちゃんだったのに、ネバーギブアップで押して押して押しまくって最期に正ヒロインになってしまったのである。そう、諦めずに攻めまくれば勝利できるのだ。
つまり雲雀ちゃんだったそうなる可能性がある!
むしろ、現状でコガラシさん杯ではトップを走ってると言っても過言ではないでしょう。
その他ヒロイン
雲雀ちゃんの勇猛邁進っぷりに成す術もないヒロインズ。
ふふふ。勝ったな!
私は以前「『ゆらぎ荘』って、最先端ラブコメというよりは、漂うのはノスタルジックな臭いであり、それが武器になってる」と評したけど、変態仮面の四季春夏の再来じゃー!勝てる!勝てるぞ雲雀ちゃん!
ましかし…。
雲雀ちゃんがここまで活躍すると反動が怖いですね。
なんのかんので3話も使った雲雀ちゃんエピソードでした。告白して、振られて、成長するまでをヒバリストとして心ゆくまで堪能したからこそ、今後飢饉が訪れるのではないかと心配してしまう。
ゆらぎ荘の幽奈さん(11) アニメBD同梱版: 週刊少年ジャンプ
集英社 (2018-07-04)
コメント
>今後飢饉が訪れるのではないかと心配してしまう。
かつての朧さんのごとく抱きつきアタックを連打する構えですし
コガラシさんさえ画面に映ればとりあえず雲雀も映るように…なる…気がする
どうなるのか全然予想がつかなかった今回のシリーズ、期待してたよりもずっとストレートで前向きな展開で良かったです。
しかし、こうやって好意を打ち明けちゃうと、仮にコガラシさんに幽奈さんなりなんなりの本命が出来た時は、雲雀に「幽奈を好きになったからやっぱお前とは付き合えないわ」って再度振る展開を挟まなくちゃいけなくなるんじゃ…。
絶対優位なメインヒロイン2人に未だ食らいついているとは…ひばりやりおる
雲雀ちゃん可愛い
噛ませ犬だけど
今回の話はこの作品の中でも、かなり面白かった方だと思いますし、
そういう意味では確かに今後の落差に不安を覚えますかね
所謂「これがピークだった」となりかねない的な
ニセなんちゃらでグイグイ押しまくったけど、その結果、単に振られる以上の酷い扱いを受けたヒロインが居ましたね
ヤマカムの言ったとおりに雲雀の成長物語になってワロタ
未来人かよ
始めの頃は分身の術でコガラシを押し倒していたのだから妹系ガンガンキャラがあってるよ
春夏懐かしすぎワロタw
当時、意外なエンディング過ぎてポカーンなったの覚えてます
雲雀ちゃんのお尻最高でした
>>大事MANブラザーズだって歌うっちゅーの!
ヤマカムさん……
昔の話を何度も繰り返すようになるのは、認知症の第一歩ですよ……
最高に清々しい締め方だったね!
やっぱりコガラシには敵わないなぁ(笑)
確かに雲雀ちゃんは後発ヒロインでした
けど現状では最も拮抗状態だったヒロインの中で前に進んだと思います
「高校生の男なんてなあ!好きだろーと好きじゃなかろーと 告白でもされた日にゃその日1日はそいつのことで頭いっぱいよ!」とある漫画から引用
コガラシくんも間違いなく雲雀ちゃんを異性として改めて意識するようになったはずなので、今後に期待ですね
ネギまや神のみだって大分後からスポットが当たったヒロインに主人公は告白しました
負けヒロインの烙印を押すにはまだはやい