メディアファクトリー (2011-12-22)
この漫画まじですげぇわ。
個人的に今一番面白いギャグ漫画なんじゃないかと思うわけです。
だって超面白いギャグ漫画って2~3巻ぐらいまではハラ抱えて笑うけど、それ以上になると飽きるってわけじゃないですけど芸風に慣れて破壊力落ちるじゃないですか。
勢いがなくなってくるというか。でも「ディーふらぐ!」は5巻になって尚勢いが加速していく!
5巻も最高!
そもそも5巻は今まで温めてきたネタを一気に放出した感が半端ないわけで。
3巻ラストで登場した袋争奪戦のロボットの中から出てきた謎のゲロ吐き少女と、それを見守った謎の生徒。
謎のゲロ吐き少女
この娘は何だったのか。
それを校舎から見守る怪しい影。
彼女たちの正体は?目的は?
なにか大きな出来事が起こりそうな予感を感じさせた3巻ラスト。ドキドキしてたら4巻では完璧スルーされてました。一切出てきません。いや、実は登場していたようですけど。
そんなわけで、3巻でも伏線(?)を見事に回収したのが5巻ですよ。
回収というか、漫画の「伏線」自体をネタにしたとも言えます。
それぐらいしょうもない伏線の回収っぷりでした。
伏線回収?
なにこれ。
普通のストーリー漫画だったら、見事に散りばめられた伏線とその回収っぷりに拍手喝采なのですが、それをギャグ漫画でやられたら!ゲロ娘も3巻ラストだけでなく、水争奪戦の時にも巫女のバイトで本当に登場してるし、松原先輩も観客席でマジで登場してるし、拾ったお年玉のたまちゃんのまさかの登場…
なにこの見事な伏線の回収っぷり。
ストーリー漫画ならすげぇと思うのに、ギャグ漫画でやられると「ふーん」としか思えないじゃないですか。そんなわけで、今までの集大成的な何かが始まるのでした。
3年生元生徒会VSゲーム制作部(仮)の、かつてない戦いがきって落とされるのでした。
しかし、お年玉落とした引退した元生徒会長のタマちゃんこと多摩先輩の存在感とか戦闘能力はただごとじゃありませんよ。おそらく作中で最強じゃないでしょうか。
タマちゃん
凄くタイプだ。
いやはや、ここにきて俺の心の琴線を鷲掴みにするキャラに出会うとは。
ツインテールの時点で僕の中での評価はうなぎ登りなんですけど、キャラも素晴らしいじゃないですか。
悪魔的な笑みを浮かべるタマちゃん先輩が可愛いし、ツインテール振り回すタマちゃん先輩が可愛い、デフォルメされた時のタマちゃん先輩が可愛いし、ツインテを子供っぽいと言われて本気で怒るタマちゃん先輩が可愛い、携帯を胸元に入れるタマちゃん先輩が可愛い、でもあんまり乳が大きくないのも可愛い、語尾を「ねぇ」「どぉ」と伸ばすのもアホっぽくて可愛い。
タマちゃん先輩の一挙一動が僕の心の琴線を刺激します。
こんな先輩が欲しかったと心から思ったものです。
火土風水乳属性は揃ってるので、タマちゃん先輩は何属性なんだろう。
姉属性とかどうだろう(どうだろうと言われても)。何よりもラストの髪を下して赤面した姿が僕の心の琴線を鷲掴みにしました。
「タマちゃん先輩は、髪下ろした方が大人っぽくて綺麗っす」
ブヒィィィィィィィィィィ!!
なんだこれ。圧倒的じゃないか、タマちゃん先輩の破壊力は。
ラストの不意打ちのような赤面顔に悶絶うってしまうほうどの威力を見せつけられました。決まり手は赤面!(俺の中で)タマちゃん先輩の大勝利という結論になったのでした。
!?
高尾さん
フィフティーフィフティーだ(結論)!
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