小野寺さんは大天使!
『ニセコイ』19巻、オフィシャルファンブック『トクレポ』が発売されました。
『ニセコイ』ファン必見!いや小野寺さんファン必見の2冊だね。『トクレポ』は風ちゃんの本名や小野寺家の父親、様々なサブの本名やプロフィールが載っててニセコイ好きには極上のもの。また、19巻はまさに小野寺さんによる小野寺さんの為の小野寺さんエピソードです!
19巻は小野寺さん大天使の一言に尽きるだろう。
小野寺さん天使すぎる
無敵の可愛さである。
小野寺さんが可愛い大天使である事はセンター試験に出るぐらい常識の範疇ですが、19巻に収録されているクリスマスデートは小野寺さんの可愛さ自己記録を塗り替えたね。新記録です。目が合って逸らすという一連の流れが芸術的ですらある。恐れ入った!もはや神の領域の可愛さ。
小野寺さんをいつまでも見ていたい!心から思うね。
気付けばジャンプ最長ラブコメ漫画となった『ニセコイ』である。『いちご100%』が全19巻ですからね。『ニセコイ』もこれでいちご最終巻に並ぶ19巻目。そしてまだ続きます!20巻、21巻…と続くでしょう。
アイズもいちごもとらぶるも後期はジャンプの掲載順位ドベだったのに比べると『ニセコイ』はいまでも真ん中ぐらいですからね。いかに『ニセコイ』が凄いか分かるね。理由は簡単だ。『ニセコイ』が面白いからです!(断言)
ネットで不当にぶっ叩かれまくってるけど、断言してやる!
『ニセコイ』は面白いのだ!『ニセコイ』は最高なのだ!
デート中「この時間が永遠に続けばいいのに―」という台詞があるんだけど、その通り。いつまでも『ニセコイ』を小野寺さんを見ていたい!まあ確かに、話がまったく進まない無限の恋愛ループを繰り返しているという意見は分かる。まったくもってその通りだ。ちーっとも話は進んでいない。私も激しく同意だ。
だがしかーし!
永遠に続いて欲しい時…これを生み出しただけで『ニセコイ』は…いや小野寺さんは勝ったのだ。作中の勝利でなく、作品として勝利したのだ。『ニセコイ』ワールドに僕らを引き込んでくれる。この手のハーレムものラブコメのキモってのは、その世界にドップリとハマることですから。もうハマりまくりですよ!いえーい!ニセコイワールド最高ー!ニセコイと書いて理想郷と読むのだ。
ズバリ「居心地の良さ」これに尽きる。
とにかく日常の他愛もない日々が最高に面白い。読書中に何度も『ニセコイ』世界に居たいと思ったことか!特筆すべきは、この居心地が良いと感じるラブコメを、ほぼお色気シーン無しで描くことである。いやたまにサービスシーンあるけど。古味先生は『トクレポ』の中で以下のように述べていました。
現在のラブコメはお色気を全面に出すものが主流ですが、そのアンチテーゼを狙ったところはありますね。そこが他の作品との差別化にも繋がりますし、読者もかつて自分が経験した気恥ずかしみたいなものを感じなくてすむかなと。エロ禁止、パンチラ禁止のラブコメをジャンプでやることで、ラブコメというジャンルにも一石を投じたいという思いもありました。まあ、時々サービスシーンもありますけどね(笑)。
これは何気に凄い。
過去、『鏡の国の針栖川』『パジャマな彼女』『恋染紅葉』『iショウジョ』という並み居る強敵を叩き潰してきただけあります。ラブコメの括りか分からんが、最近始まった『レディ・ジャスティス』にも勝つだろう。また『ニセコイ』が勝ってしまった。
『ニセコイ』は、お色気シーン無しで理想の青春像を具現化させてるから。それは起承転結が分かりやすい日常に加えて、キャラの魅力に尽きるでしょう。ニセコイキャラのドタバタコメディだけでご飯三杯いけるね。小野寺さんとラブがコメれば30杯いけるけど。
冷静に考えれば、クリスマスも進んでは後戻りするいつもの恋愛ループなんだけど、最高に楽しかったからね。「手をつないじゃったの」って、お風呂で全裸でこんにちはまでやっといて今更!「お姉ちゃん小学生じゃないんだから」って、小学生みたいなクマパンの春ちゃんも呆れ取ったわ!
こんなやり取りすら至高。『ニセコイ』はお色気でなくキャラのやり取りで理想郷を生み出している。そんな魅力的なキャラを『トクレポ』で作者は。キャラを計算して描くと言いつつ以下のように。
(キャラクターが計算を超えて動くこと)そういう感覚は、この作品を始めてからちょっとだけ分かるようになりました。特に万里花は勝手に動いてくれますね。彼女はシチュエーションさえ与えれば、どう動くか分かるので楽しいです。キャラの感情や成長に乗っかってお話を作れる漫画家さんもいらっしゃいますが、そういう話を聞くと羨ましく思います。自分がそういうタイプではないので、「何それ?そんな経験してみたい!」と思ったりとか(笑)。
ウソだろ?
あくまで『ニセコイ』好きの小野寺さんファンの意見であるが、どーみてもニセコイはキャラを好き勝手走らせて、結果、小野寺さんの独走状態と化していると思うんだけどなー。神は恋愛のフラグ管理は徹底しているけど、キャラは管理しきれてないっしょ。小野寺さんは神の計算を超えたキャラとして動き出しているよ!
だって、小野寺さんの誕生秘話がアレだし。
小野寺さんに関しては、読切から連載に当たり、もう1人ヒロインが欲しいとのことで、千棘と正反対の女の子という形で作りました。当時は今のように人気者になるとは全く思っておらず、構想当時は「2号」というそんざいな呼び方をされていました(笑)
なんじゃそりゃー!
2号って…。確かに初期なんて、どう見ても小野寺さんは千棘の引き立て役そのものでしたからね。最終的に全てを千棘に持ってかれましたから。何をしても神の見えない力でブロックされてしまったから。いや、それは今もか。でも、初期に比べたら小野寺さんに「勝ち目」というものが随分出てきたと思うよ。初期なんて小野寺観音零式をぶっ放されまくってたから。無慈悲の勝ち目ゼロである。
それに比べるとねー。
マリーの扱いなんて今でも無慈悲そのものなのに比べると、小野寺さんは無慈悲ではないんだよね。昔は無慈悲だったけど、いまや千棘の引き立て役ではない!神は初期の頃、千棘勝利しか考えてなかっただろうけど、今は迷ってるのではないか?小野寺さん大勝利の道が見えつつある。神の計算を超えつつあるのだ。
楽と小野寺さんの愛の力が神の力を凌駕する!
とはいえ、最近のジャンプの連載では予断を許さないどころか、千棘が赤丸急上昇しているのですけど。なんか流れがヤバイ気がするんですけど。勝ち目ゼロから、勝てると思わせて、やっぱり勝てませんでしたという。一度上げてから、谷底に叩き落とすようなの流れ。
それって初期の千棘と小野寺さんの関係じゃん!小野寺さん回かと思った?残念!千棘ちゃんでしたじゃん!まさか、小野寺さんENDだと思った?残念!千棘ちゃんENDでした!にならないだろうな…。もはや、小野寺さんを信じるのみだ。
コメント