・【Amazon】週刊少年ジャンプ 2014年27号 デジタル版
今週のジャンプ(27号)は25号につづいてkindleで発売しています。
さて…。
「ワンピース」749話"すすめ!曲者軍団"
今週の話はサブタイトル通り先週仲間に加わった(?)コリーダコロシアムの面々と一緒にドフラミンゴ目指し進むというもの。個人的に気になったのは、役に立ちそうもないブドーラとジェットがルフィにくっついて行ってることかな。
今後のキーポイントになりそうな気がしないでもない。
また、先週のラストにピーカの腕を破壊したわけですけど、案の定再生しました。
僕は「ダイの大冒険」のフレイザードみたいに核があるのかと思いましたけど、本体がいた模様。そのピーカと相対するはゾロである。
ゾロVSピーカ
「先に行くぞ!」「おう!任せとけ!」のやり取りはなかなかどうしてよ。ブルっとくるじゃないですか。何にって後ろを振り返らないルフィに。ルフィとゾロの信頼関係というか、背中は任せたぞ感が僕の心の琴線に触れますね。
思い返せば、ルフィとゾロの関係はまさに「背中は任せたぞ」に尽きますね。命を預け合うというか、アイコンタクトというか、無言の意志の疎通というか。
背中任せたぞ
例えば、仲間になってすぐ、斧手のモーガン相手にルフィは背中を見せても、ゾロが守ってたという「ナイスゾロ」「お安い御用だ船長(キャプテン)」によろしく。
ルフィの背中はゾロが守るという信頼関係。
故に、ルフィも背中を向け「ゾロに任せろ邪魔すんな!」(371話)というね。
ルフィの背中はゾロが任せられる。
これは逆も然りなところが胸熱じゃないですか。
ルフィに任せる
アラバスタ編でクロコダイルがビビを捕らえた時に、ルフィは身代わりになってクロコダイルと対峙する。仲間が戻ろうとしても置いていく決断を下すゾロ。「クロコダイルは…あいつが抑える」(勝つとは言ってない)である。
エニエス・ロビーでもルフィがロブ・ルッチと死闘してる中で、助けに行こうと提案するウソップを一括。ロビンを奪う為に白兵戦に出てくる海軍を止める事を決める。
このルフィ&ゾロの闘う相手は任せたから、自分は背中を任せて己の役割をするのがルフィ&ゾロの信頼関係の熱いところ。
お互いが必ずルフィ&ゾロなら勝つと思ってるのもちょっと違う。事実、2人は何度も負けるけど、少なくとも「あいつが抑える」のである。
今回のドレスローザ編ではルフィは「ドフラミンゴはおれがぶっ飛ばす」と言い放ったからには、邪魔する最大の障害ピーカはゾロが抑える。熱いぜ!
そして、今週の最大のキモはローの語りであろう。
ローの語り
「13年前、おれは大好きだった人をドフラミンゴに殺されたんだ…!」
「彼の名は"コラソン"、元ドンキホーテファミリー最高幹部」
「…おれに命をくれた恩人でドフラミンゴの実の弟だ!」
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> な なんだってー!! <
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ローが言っていた「13年前のケジメをつけるほうが重要だ」(724話)「恨みじゃねェ、おれはあの人の本懐を遂げる為」(725話)「コラさん…!!」(729話)というのは、ドフラミンゴの実の弟なんだそうです。
これには僕もびっくり仰天です。
コラさんからスペイン語で「コラソン=ハート」でハートの最高幹部だろうとは思いましたが、ドフラの実の弟だとはね。
♦(ダイヤ)=ディアマンテ
♥(ハート)=コラソン
ローが慕っていたコラソンがドフラミンゴの実の弟となると、以前のドフラミンゴの台詞も一層興味深くなってくるというものですね。
だって、ドフラミンゴはローを弟のように思っていたそうですからね。
ローを弟のように思ってたらしい
「おれァあいつを弟の様に思い!ずっと成長を見守ってきてやったのに…残念だ!!」
パンクハザード島にてローが裏切ったと聞き「あいつを弟の様に思い成長を見守ってきた」という台詞が意味深すぎますね。
13年前にコラソンはドフラミンゴに殺されたと述べるロー。
対してドフラは「ただの逆恨み」と述べており、コラソンが座っていたハートの席もいずれはローに座らせそうとしてる感じでした。
ハートの席を
バッファローの「ジョーカーはお前の為にまだ"ハート"の席を…」という台詞から、13年前に実の弟コラソンが死んで、その後継者としてローを弟の後釜として座らせようとしてたようです。
実の弟コラソンの後継者として弟のようにローの成長を見守ったドフラと、コラソンを殺されたと恨むロー。なにこの2人の昼ドラ並のスレ違いっぷりは!
気になるのはドフラミンゴは本当にコラソンを殺したのかどうか。
だってですよ!ドフラミンゴは幹部以上を家族と呼び、お互いの信頼関係は半端じゃなかったですからね。
幹部以上は家族
「幹部以上のメンバーは、長く苦楽を共にしたおれの家族だ。おれにはこいつらしかいない…!家族を笑う者はおれが許さん!」(747話)
こんな台詞を述べる男が実の弟であるコラソンを殺害するとはちょっと想像つかないかな。
ジョーラのババアですら人質作戦が有効でしたし。他の者には一切の容赦のないドフラミンゴですけど、家族でも死ぬ事を命じたのがモネ、殺そうとしたのがロー。つまり2通りある。
1、ドフラミンゴの目的の為にすまんが死んでくれ
2、ドフラミンゴを裏切った
ドフラミンゴの実の弟・コラソンが「ドフラミンゴに殺された」として考えられるのは、この2パターンかな。詳細はまだまだ分かりませんけど。
また、ローがコラソン大好きなのは今までの描写から分かる通り。なぜハートの海賊団なのか。なぜハートにこだわったタトゥーなのか。
ドレスローザ編で着ているコートの「corazon」という文字。
全てコラさんリスペクトからくるものっぽいですね。
ローのハートリスペクトっぷり
71巻のSBSではローのイレズミについて質問されれば設定ノートを掲載し「ハートにこだわったタトゥーですが、何か理由があるのかな?」とわざわざローがハートにこだわってるタトゥーには理由がありますよと言わんばかりのコメント。
そしてローのコートの裏側の「corazon(コラソン)」の文字。
どう見てもハートの海賊団の船長ローはハートのコラソンに関係あります。
本当にありがとうございました!
ルフィが麦わら帽子をシャンクスから受け継いだように、ローもハートをコラさんから受け継いだと言ったところか。
てか「命の恩人」でなく「命をくれた」ってのも引っかかるね。
コラソンは命をくれたらしい
コラソンはドフラミンゴにそっくりですね。双子か?
ローの言い回しからコラソンを「命の恩人」と思いきや「命をくれた恩人」という台詞はどういう意味なのでしょうか。思い出浮かべるのはマガジンの「エリアの騎士」のような展開かなぁ。ようするに心臓移植なんだけど。どうなんでしょうか。
すさまじく続きが気になるところで、尾田っちは入院しますので28号、29号は休載。二週間の休載はなかなかつらいものがあります。
やっぱワンピとハンターが掲載されてるとジャンプを読んだって気になりますもんね。
まあ、ハンターファンはこの飢餓状態を2年も過ごしたので、我慢しよう。
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