「ワンピース」第707話"Bブロック"
Bブロック1回戦138人のバトルロイヤルである。
前回ベラミーはバルトロメオ相手に生き残る事は出来るかと思ったものですけど、Bブロックの強者はベラミーだけじゃないんだってばよ！
バトルロイヤルで共闘を企てる者。
それが軍師ダガマ。
メラメラの実をプロデンス王国に持ち帰る為にエリザベロー2世と共に参戦。
エリザベロー2世には当たりさえすれば「四皇」をも打ち沈めると言われる「キング・パンチ」がある（但し一時間の集中とウォーミングアップを要する）。
エリザベロー二世
戦う王エリザベロー2世
なんでも「生まれながらの破壊兵器」「生まれ持った天性の肉体」だとか。
どういう身体の構造なんだろうか。
案外「悪魔の実」の能力者なのだろうか。
そうなると「生まれながら悪魔の実の能力者」の可能性が出てくる。
以前にも述べたんですけど、悪魔の実の能力者は遺伝する可能性が高い。
もちろん生まれ持ったガチのハードパンチャーなのかもしれんが。
あとベラミーはやはり男を上げている。
ドレスローザ自衛軍隊長タンク・レパントとのやり取りは胸熱です。
レパント＆ベラミー
「でかい夢より、おれは足元の金を拾うのさ！！」と聞けば「耳が痛ェ」ときたもんだ。
2年前の超リアリストとは違い、今のベラミーはでかい夢を見ていることでしょう。
ベラミーの夢ってなんだろう？
ドフラミンゴの提唱する新時代を生き抜くってのは2年前から言ってた目的だし。
なにか大きな夢でもあるのでしょうか。
まあ、どうせバトルロイヤルで負けるから関係ないか。
他の注目選手としてはアプドーラ＆ジェットの卑怯者コンビ。
魚人空手師魚人柔術、百段ハック。
足長族の脚功道格闘家ブルーギリーなんかも注目選手のようです。
ちなみにハックはジンベエの友人のようだ。
「我が友ジンベエが我らの希望である様に、拳を交わす友好の道もある筈！私は闘い続ける！！」
なかなか興味深い。
元タイヨウの海賊団という事では無さそうです。
何より肩書きが「魚人空手師」というのがね。
そういえばシャボンデェ諸島で次にルフィ達が魚人島へ向かうと聞き、はちとケイミーは案内する名所を相談していた時に、魚人空手道場の名前があがっていました。
魚人島の名所
ケイミー「最初はやっぱし『人魚カフェ』じゃない？おしゃれだし」
ハチ「ニュ～！魚人島の名物は『魚人空手道場』だぞ、ケイミー」
パッパグ「おれ、人魚姫に会わせるってホネと約束したんだよ」
人魚カフェも人魚姫も登場したけど、魚人空手道場は魚人島編で登場することがありませんでした。
ちょっとガッカリしてたら「魚人空手師」がここで登場となり胸熱！
魚人空手道場の師範とかなんだろうか。
ホーディ＆デッケンのせいで国がピンチの時に駆けつけなかったのも、「私は戦い続ける」と言うように戦いの旅に出てた可能性がありますね。
ハックの年齢も気になるところ。
ジンベエを呼び捨てし友と言うあたり同年齢なのかしら。
63巻の単行本のSBSで七武海の幼少時代の1カットがありました。
そこでジンベエは魚人空手道場で切磋琢磨している様子が描かれてましたけどその頃の道場仲間でしょうか。
子供時代のジンベエ
魚人空手40段という超達人だったクロオビを遥かに超える「百段」という肩書き。
事実、クロオビの究極の技「千枚瓦正拳」（不発に終わったが）を遥かに超える「四千枚瓦正拳」を炸裂させていました。
とはいえ、ジンベエは「五千枚瓦正拳」を出していましたので、ジンベエよりはちょっと劣る感じか。
また、人形が動くドレスローザだけあって「己の言葉を持たぬ人形よ」という台詞も意味深で引っ掛かります。
なかなかBブロックも面白そうな面子が揃ってますね。
と、ここでビックリするぐらいの超大物と思われる人物が登場だー！
リッキー
（元）剣闘士リッキーである。
私気になります！
だってさ、リッキーの戦闘を見ていた観客があんなに強いのにここで見た覚えがないと言いだせば一人の老人は見た気がするとか答えるわけですよ。
「わしは昔、見た気がするんだ…。盾を持たずにあんな戦い方をする…名前を何と言ったかな…」とね。
匂うぜ！
このリッキーという剣闘士からプンプン匂いますね。
銅像の剣闘士・キュロスにね！
キュロス
コリーダコロシアムの歴史上最強の剣闘士。
20年前までコロシアムで活躍していたらしいですが、ドレスローザの国民は誰も憶えていないという。やはりドレスローザの国民は、記憶の改竄か集団催眠にでもかかってるとしか思えないですね。
キュロスの戦績は三千戦無敗。
盾も持たずに闘う戦闘スタイルで、三千戦の戦績の中で敵の攻撃を受けたのはたった一太刀。こいつは気になる。
気になるぞー！
「リッキー=キュロス」なのだろうか。
Bブロックを勝ち抜く伏兵というか大本命じゃないですか。
しかも、どういうわけかドクロマントっていうね。
海賊なのだろうか。
まあ、「フィルムＺ」のゼファーもネオ海軍と称してドクロマーク掲げていたので海賊ではないかもしれんが。
でも、このドクロマークには意味があるはず。
ネオ海軍のドクロマークなんて海軍のマーク逆さにして上からドクロに剣をぶっ刺したものですからね。
いかにアンチ海軍だったかが伺える。
リッキーの掲げるドクロマーク
額に傷のドクロマークである。
信念の象徴で命を誓うのが「ワンピ」世界のドクロマークである。
リッキーの掲げるドクロマークは額に傷である。
これは、三千戦の中で敵の攻撃を受けたのはたった一太刀と言われる傷であろうか。
さらに引っ掛かるのはドクロの形ね。
これってドフラミンゴの腕袖にあるマークに非常に似ている。
ドフラの腕袖の謎のドクロ
何か繋がりがあるのだろうか。
ついでにいえば、ベポが描いた地図のグリーンビット周辺の海域にもこのドクロマークが描かれていたけど。
【チンジャオ】
チンジャオがこのコロシアムに出場していると分かり「もはや伝説だろ」などと言われていました。
伝説ってのは、人づてに伝わる事ですけど、その理由が判明したわけです。
チンジャオ
「ひややーところでガープさんは元気かな？麦わらのルフィ君」
「私は昔、ガープさんに殺されかけてね…」
「孫子の代まで恨むと決めていた」
えぇー！？
チンジャオはガープと因縁のある者だったのか。
なるほど「もはや伝説だろ」と言われる所以はそこか。
ガープといえばロジャーや白ひげ（とシキ）と何度もやり合った海軍の英雄である。
おそらくチンジャオも大海賊時代が到来する前の大海賊だったのだろう。
今でいう四皇がひょっとしたらロジャー、エドワード、シキ、チンジャオがそういうポジションだったのかも知れない。
何にしても興味深いっすよこれは！
大海賊時代の前、伝説と言われる男。
【リトル闘魚】
リトル闘魚
コロシアムで場外の海に突き落とされた者はもれなくリトル闘魚の餌食となります。
この「闘魚」というの聞き覚えあります。
どっかで聞いたぞ。
それはグリーンビットの周りに生息するという生物ですよね。
705話でシーザー引き渡し組が情報を集めている時に、ドレスローザの国民から出た台詞に闘魚について述べられていた。
「グリーンビットの周りには闘魚の群れが住み着いてるんですよ」
「そいつらが現れる前は人の往来もあった様だが」
「200年以上も前の話ですよ」
めがっさ引っ掛かるよね。
約200年前つったら世界政府が魚人島と交友を発表した辺り。
何か関係あるのかな。
それ以上に気になるのはコロシアムの場外に放たれているリトル闘魚ってさ、グリーンビットの周りに生息して人が行けなくなった原因である闘魚と同じじゃんっていうか。
繋がりというか関係が気になるよね。
ベポの描いた地図
ベポの描いた地図あるじゃん。
その中でドレスローザ内で丸で囲まれた箇所。
最初はドフラのいる城かと思ったんだけど、この丸はコリーダコロシアムなんじゃないかと思うようになってきた。だって似てるじゃん。グリーンビットと。
楕円で海に囲まれ、その海には闘魚がいる。
コロシアムの場外の海に放たれている「リトル闘魚の群れ」。
グリーンビットの周りで生息するという「闘魚の群れ」。
落ちたらジエンド！
コリーダコロシアムってグリーンビットの縮小図なんじゃねという。
今では人が近づかないらしいグリーンビットですけど、グリーンビット自体がコリーダコロシアムの元ネタの可能性が微レ存？
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