『Solitaire Home Design（ソリティア ホームデザイン）』のプレイレビュー記事です。
| タイトル | Solitaire Home Design |
| ジャンル | カード（ソリティア） |
| 会社 | Betta Games |
| リリース日 | 2020年11月20日 |
| 対応端末 | iOS 11.0以降、Android 9以上 |
| 容量 | 702.3MB |
『Solitaire Home Design』プレイレビュー
どんなゲーム？
『Solitaire Home Design（ソリティア ホームデザイン）』はトランプの「ソリティア」を楽しめるカードゲームです。同時にボロい家をリフォームしていくインテリアコーディネートゲームでもあります。
系統としては以前紹介したパズルを解いてポイント獲得してリフォームしていく『マジンマンション』や『マッチングトン·マンション』と同じです。
ただ『Solitaire Home Design』はパズルでなくソリティアを解いていくのが特徴。
ボロ屋敷に住むことになりとりあえず寝てみたらベッドには見知らぬ女性が！どちらもこの屋敷は自分のものと主張してはじまる面白いストーリー。日本語訳はアヤシイが…。
ソリティアの説明
ソリティアって昔のWindowsPCだと「98」「ME」「2000」「XP」ぐらいまではデフォで入ってて、30代以上にとってはけっこうお馴染みのカードゲームでもある。
一応ソリティアのルール説明（チュートリアルもあります）。
ルールは単純で、手持ちの札の1つ上か1つ下の（数字が隣り合う）カードを1枚取れます。上図だったら、手持ちの札は「1」なので、取れるのは「4」か「6」です。
場には「4」しかないので「4」を取ります。
「4」を取ったら次に取れるのは「3」か「5」です。
場には「3」しかないので「3」を取ります。
「3」を取ったら次に取れるのは「2」か「4」。場にはどちらもないので手札から1枚めくって新しいカードを引きます。
手札を1枚引くと「Q（12）」が出ました。次に取れるのは「J（11）」か「K（13）」です。
場には「K（13）」があるので取る…ということを続けて場のカードがなくなればクリア。取れるカードがなく手札をめくって無くなるとゲームオーバーです。
シンプルなルールでもめっちゃ面白くハマれるのがソリティアです。
ギミック満載
ただソリティアを遊ぶだけでなく（それだけでも十分面白いが）、ステージによって色んなギミックが満載なのでよりゲーム感覚て楽しめます。
カードの上に石があったら2回取る必要があったり、カード同士がヒモで結ばれて取ったら結ばれてるもう一方の数字になったり…。
またお助けカードもバラエティ豊か。なんの数字でもOKなジョーカーはモチのロンで、ブラックホールカードでは数枚一気に消してくれたり。
よりゲームっぽくソリティアを遊べます。
リフォーム
ソリティアを解くとクローバーが獲得できます。クローバーを使うとボロボロの屋敷が修復できたりストーリーが進行していきます。
リフォームゲームにもなっており、3つから家具などを選択して自分好みのデザインで部屋を改修していきます。
物語の設定が良い
また、物語の設定は非常に面白い！昔りぼんで連載してた『グッドモーニング・コール』のような物語です（←分かる人いますか？）。
家を買ったら、なんともう一人この家の持ち主だと主張する女性がいるのです。
そんな2人が一緒に生活していき、女性は祖母の遺産として継いだはずが遺言状では結婚した場合のみ相続となっており、なんのかんのでラブがコメっていくのが実に良い。
ニヤニヤできる素材は満載なんです。大まかには素晴らしいストーリーの全体像。だがしかし！細かいところを言えば日本語翻訳が残念すぎる！
日本語翻訳が残念
追加の割引はないのか？そろそろ新しい床を作る作業をしないといけませんね。何よりもエディを為の婚約者として説得しなければなりません。
なに言ってるか分からん…。
男主人公のエディがいきなり「ですわ」とかお嬢様口調になったり、ヒロインのロリがおっさん言葉になったり…。それ以前に当ブログ並に誤字脱字が多い。
日本語訳がめちゃくちゃなのが『Solitaire Home Design』の短所であり長所です。めちゃくちゃな会話劇をゲラゲラ笑いながら楽しむのがツウだってばっちゃんが言ってました。
ツウでないと男がお嬢様口調になったり、ヒロインがおっさん口調になったり、それ以前に日本語として意味不明なので物語に没頭できません。これを笑い飛ばすぐらいの勢いでプレイしたいですね。はい。
『Solitaire Home Design』レビューまとめ
そんなこんなで『Solitaire Home Design（ソリティア ホームデザイン）』のプレイレビューでした。
よくあるリフォームしながらパズルを解いてくやつのソリティア版です。ソリティアを解いてクローバー（ポイント）溜めてボロ屋敷をどんどん回収していきます。
男女が同じ屋敷を自分の家だって主張する出会いから徐々にラブコメになっていく物語の設定と本筋はニヤニヤです。ただし日本語訳がめちゃくちゃでギャグになってしまう。それを含めて楽しむのがミソなり。
