マガジン読み切り『立華先輩のラブコメ教室』が最高だった件!

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読み切り『立華先輩のラブコメ教室』

一昔前は「ラーメン屋のマガジン」なんて言われていた汗臭さとヤンキー臭さと男臭さがウリだったマガジンも気づけばメジャー週刊誌でちょっとえっちなラブコメの連載枠が桁違いに多い雑誌となってしまいました。

もはや「ラブコメのマガジン」である。

ラブコメなら他誌の追従を許さんラインナップをずっと誇り続けています。

そりゃ、金田一犯人事件簿も呆れるっちゅーの(褒めてます)。

このジャンルに関しては、かのジャンプすら圧倒する物量を誇っていると言っていいでしょう。戦犯は赤松健先生なのは間違いないな。いや、むしろ戦犯というか英雄だったのかもしれんが…。

かのマツケンはサンデーがラブコメばっかだったので、男臭いマガジンは逆にジャンルが確立してなくてデビューしやすいと計算して投稿したってどっかのインタビューで読んだんですけど、今のマガジンはマガジンラブコメで育った世代がそのままラブコメで勝負をかけてくる(ように見える)凄まじい戦場と化しています。

今週のマガジンにまたすっげー読み切りが掲載されました。

『立華先輩のラブコメ教室』である。

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<マガポケで読めます>

読切『立華先輩のラブコメ教室』

ラブコメを否定する

ラブコメ舐めんな

『立華先輩のラブコメ教室』は副題として「ラブコメ漫画&全力で否定するラブコメ漫画」と銘打たれております。

ほう。今やラブコメ漫画雑誌と化してると言って過言でないマガジンにおいて、あえてラブコメ漫画を否定するというのか。メタ的な意味でも興味深いテーマですね。

ある漫研でラブコメ漫画を描く主人公と、それを添削する立華先輩という構図。

主人公の描いたラブコメにダメ出しする立華先輩であります。

辛辣にダメ出しする立華先輩

いわく、主人公があり得ないそうな。

ヒロインが少し優しかったりお弁当をワケてくれただけでデレるなんてあり得ないとのこと。

しかし、この漫画の主人公像は立華先輩を好きになったことそのまんまを描いたのでした。「僕が先輩を好きになったのって、まさにその少しやさしいところだったり、手料理が上手なところだったんですが…」である。

そう!『立華先輩のラブコメ教室』とは、立華先輩をモデルにしたラブコメ漫画を描いた漫画家(になってない部活)マンガなのです。主人公は己が立華先輩に惚れたアレコレをそのまんま漫研のラブコメ漫画として描くのでした。

立華先輩はモデルが自分だと気づいています。

立華パイセンの添削(ダメ出し)

・このヒロイン、私?ラブコメなんだし好きな人とかモデルにしなさいよ

・この子達、出会ってまだ1ヶ月よね?あなた、こんな短期間でここまで人を好きになってる奴とか実際に見たことある?

辛辣に容赦なく主人公の描いたラブコメ漫画をダメ出しする立華先輩であった。

こんなダメ出しをするやり取りをするもんなんだから、先輩が好きでそれを漫画に描いてる主人公と、その想いにまったく気づかない立華先輩って構図なのかと。まるで接近しない関係で笑いを取ってもどかしさを楽しむ系の作品と思ったわけです。

描く漫画で先輩への想いを伝えようとする主人公と、そこに気づかずラブコメ作品としてダメ出ししていく先輩なのかなって。ちっとも気持ちに気づいてくれない先輩のギャグなのかなって。ところがどっこい!

どっこいだった!

メスじゃねーかYO

も~~~ッ。何なのよあのバカ!いくら意気地がないからって、あんな漫画で告白してくるなんて!やっと告白して来たと思ったら…あれじゃあ素直に受け取れないじゃない!

立華先輩はじまったな!

なんということでしょう!塩対応取りながら、冷静に漫画をダメ出ししてた先輩は、この漫画が実質告白であったと気づいていたのでした。

しかも「やっと」って、前から主人公のこと好きでアプローチしてたことすら伺える反応である。あんた…最高かよ(感動)。

ストレートに口で言ってくる告白ならばOKだったのに「何なのよ!」状態なのでした。何なのよはこっちの台詞ですよ。

最初は、主人公が先輩に想いを伝えられない系作品かと思いきや…見事なカウンターだったのではないでしょうか。ちゃんとストレートに告白すれば了承するのに、遠回りに想いを伝えてくる主人公にヤキモキする系漫画であったか。恋愛頭脳戦ってやつだな。

たった4ページの読み切りだったのに濃厚なラブコメがギュッギュッと詰まっていました。僕たちの「ラブコメ教室」はまだはじまったばかりです!連載して欲しいなコレ!最高のニヤリング製造機になれるポテンシャルがあります。はい。

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コメント

  1. 匿名 より:

    4コマならぬ4ページ漫画でここまで心揺らされたのはなかなかありませんでしたね。
    ふっつーに連載してくれればいいのに! のに!

  2. dol より:

    斬新な発想とベタな展開がベストマッチですね^ – ^
    最後のコマの「別の作戦考えなきゃ」は主人公の心の声かと思います。

  3. 匿名 より:

    マガジンにしては珍しいタイプの頭身ですね どうなるか

  4. 匿名 より:

    ラブコメ飽和時代ならば
    次は何が穴場になって飽和ジャンルになるんだろうか
    回帰してバトル漫画か