『感染×少女』のプレイレビュー記事です。
かなり面白いRPG。「美少女+ゾンビ+サバイバル」というメインストーリーが読み物としてクオリティ高いノベルゲームとなってる。もちろん戦略性抜群のバトルも楽しい。
『感染×少女』プレイレビュー
ストーリーが素晴らしいノベル
『感染×少女』はとにかく物語がキモでしょう。シナリオは人気ボカロPでもあり小説家でもある囚人氏。
主人公は気づいたら終末世界のような場所で目を覚ます。全裸で。記憶喪失で自分の名前も何をしていたのかも分からないで混乱しているところにゾンビが襲いかかってくる。そこで2人の女子(来栖崎ひさぎと樽神名アド)に助けられ…この世界の説明を受ける。
ここは東京湾にある「渚輪ニュータウン」という人工島であること。突如、空気感染する強力なウイルスが蔓延してパンデミックが起きたこと。感染した者は「ゾンビ」に変異して生き残った人々を襲うようになる。
空気感染する超強毒性ウイルスであるが10代から20代前半の女性だけは空気感染しない(血液感染はするので噛まれたらゾンビ化)。島に助けは一切来ないが、隔離なのか島の外も同じ状態なのかは少女たちは分からない。
少女達は固まりいくつかのチームを組んで生活している(対立もする)。ウイルスの謎。本当の敵。そもそも主人公の「男」は何者なのか。想像を絶する衝撃の結末とは…。
ゾンビ化するウイルスの孤立した島で少女達のヒューマンドラマやサバイバルを描くメインストーリーがとにかく面白い。
設定もグッド
ゾンビが徘徊する島のサバイバルとか本格サスペンスのような謎と伏線を散りばめた緊迫したストーリーにドキドキハラハラするだけでなく、随所に笑えるギャグを散りばめているのもグッド。思わずクスリと笑ってしまいます。
なによりも設定が良いよね。だって若い女の子だけは空気感染しないってご都合主義のウイルスですから(褒めてます)。故に、記憶喪失の主人公だけが唯一無二の男でごく自然とハーレム状況になるのである。
あと、おパンツやお尻とかのエロス風味もなかなかどうして。グッとくるものがあります。
緊迫感あるバトルシステム
バトルは2面性のよくあるやつですけど、かなり凝ったシステムとなってる。
少女たちのキャラアイコンに赤いメーターのようなものがあります。これはゾンビから攻撃を受けると上昇する感染度。「ST1」「ST2」「ST3」と段階がある。感染度は下にスワイプすることで下げられるが、代わりに他の子の感染度が上昇する。
感染度が限界を超えると「発症」して感染状態になる。ゾンビ化して襲ってくるししばらくパーティに出しても使い物にならなくなります。
感染発症したキャラを回復させるには時間を置くか「感染状態回復」でダイヤを割って戻す必要があります。バトルではHPだけでなく感染度にも注意する必要があります。
ただし!感染度を上げない方がいいかといえば逆である。感染度が上がることで少女達は必殺スキルが発動できるのです。
- 感染度ステージが上がるほど強力なスキルが発動できる
- 感染度限界を超えると発症
感染度高い方が戦闘が有利になるけど限界超えたら発症してしまう。諸刃の剣みたいな危険と隣合わせのバトルが世界観にもマッチしています。
ゲームシステムは馴染みやすい
ゲームシステムは王道そのもの。ガチャでキャラを入手して強化やチーム編成をして攻略していきます。
メインストーリーを進めるにはスタミナ消費するステージ制。後発組に優しくURキャラも貰えるしレベル50まではスタミナ消費がありません。
バトルに出せるのは自軍から3人と他プレイヤーから1人借りて合計4人となっています。
オート機能も充実。4倍速機能まであってオートでサクサク終わらせることができます。
可愛い子多い
キャラは可愛い子やえちえちな子が多いです。ゾンビ化するウイルスが蔓延して若い女性だけは空気感染しないというきちんとした設定ですので女の子キャラしかいませんからね。
なかなかえっちぃ衣装だったり、下着の子だったり、マッパの子だったりとバラエティに飛んだ生き延びた少女キャラがわんさか。
美少女ゲームとしても強い。
『感染×少女』プレイレビューまとめ
そんなこんなで『感染×少女』のプレイレビューでした。
ゾンビ化するウイルス(若い女性は無事)による終末の世界観。そこで生き延びる少女達のサバイバルやゾンビとの戦いを本格サスペンス調で描く物語が最高のRPG。バトルシステムも斬新。えちえちな可愛い子多いキャラゲーとしてもグッド。おすすめです。