青騎士15号A、B読了。
今号から体調を崩されていた森薫先生の『乙嫁語り』が連載再会。相変わらず2冊で分厚くボリューム満点で読み応え満載でした。
お姉さまと巨人(Be-con)
「青騎士」第15A号作品紹介。Be-con先生の連載作品『お姉さまと巨人〜お嬢さまが異世界転生〜』第14話のご紹介です#青騎士 #マンガ #漫画 #Becon #異世界転生https://t.co/Ywdb1nCBkB
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ヒナコの現実世界で「お姉さま」だったジュンコという宿命の相手との戦いが一旦終止符が打たれました。ひと段落のはずですが、一息つく暇もなく城の砲撃(戦艦)軌道して、またまたダイナミックな戦いに…。
エヴァっぽさが小気味よい演出となっててめちゃくちゃカッコイイ。てか異世界ファンタジーのスール(姉妹)ものって認識でしたけどスケールがどんどん大きくダイナミックになってく。
カルラとのやり取りがシリアスなのにギャグを挟んでクスリと笑える仕様。しかし、カルラがエイリスを『お姉さま』呼びも、返しも最高すぎた。思わずニッコリです。
つらねこ(熊倉隆敏)
「青騎士」第15A号作品紹介。熊倉隆敏先生の連載作品『つらねこ』第11話のご紹介です。#青騎士 #マンガ #漫画 #熊倉隆敏 #桐生が岡遊園地https://t.co/yrUkFNs45m
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あ、そうか。学校は普通に通ってるんだよね。
上袮知里ちゃんの「ネドコ」の冒険だけでなく、平日はちゃんと学校へ行ってる。久々の学園シーンは新鮮な味わいがある。友人の朋ちゃんも可愛いと思いました(小並)。
また、過去を振り返る形でネドコの遊園地みたいな場所から本物の遊園地となんかキャッキャッウフフ的な意味でも、少女の青春っぽさもとても良かった。澄さんのお尻がグッときました(小並)。
絵柄も作風も雰囲気もぜんぶ可愛いの範疇なんだけど、なんか刺さる事がしばしばある(性的な意味で)。
転がる星屑ども、5gの愛情(有海とよこ)
そして今号には有海とよこ先生の読切作品『5gの愛情』が掲載です。https://t.co/3whtFL6SEW
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10年前「カルテットスター」というキッズグループのメインボーカルだった星一。歌えなくなり表舞台から姿を消してしまったが、かるてのメンバーだった烏丸光が星を復活させるため配信に目を付ける。
有名はVtuber奈良アスカ(顔は隠してる)の協力を求めるが、見返りを要求されて「感動」と返す烏丸光。星への絶対の信用が熱いですが、当の本人は死体みたいと形容されるぐらいな状態で。ここからどう浮上していくんだろう…。
読切『5gの愛情』は売れっ子小説家の靖子と、旧式アンドロイドの優介の夫婦話。アンドロイドと普通に結婚する世界観で、旧式の優介は見た目がロボそのもので水にも弱い。それを気にしてる彼ですが…。ホッコリできる素晴らしき読切でした。
乙嫁語り(森薫)
「青騎士」第15B号作品紹介。森薫先生の連載作品『乙嫁語り』第10話のご紹介です。#青騎士 #青騎士15紹介 #マンガ #漫画 #森薫 https://t.co/us1RX6dAKx
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英国人のヘンリー・スミスはトルキスタンのタラスを実家へ連れて行き結婚しようとする。19世紀版の国際結婚といったところでしょうか。今ほどの多様性もないでしょうし、スミスの母親は「野蛮人」「原住民」との結婚など認められるわけ無いと大反対。
スミスと母の口論は平行線をたどることになるが、スミスは長期戦を覚悟している模様。19世紀の英国といえば『エマ』だし、20世紀初頭の英国とえば『シャーリー』が舞台にしており、森薫先生の得意分野(だと思う)。
ロンドンの建物や家具などから細密な描写力で映し出される世界観は相変わらず惚れ惚れする。それに加え、穏やかな田舎風景や羊も『乙嫁語り』らしさが満載で描写だけでお腹いっぱいになれる。しかし、スミスとタラスさんは尊さ半端ないのう。今回のエピソードを読み終えたあと心が浄化された気分。
コロッケと栞(高橋祥志)
「青騎士」第15B号作品紹介。高橋祥志先生の連載作品『コロッケと栞』第6話のご紹介です。#青騎士 #青騎士15紹介 #マンガ #漫画 #高橋祥志https://t.co/9eDCOowkKa
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「俺…おまえが好きだ」
『コロッケと栞』はじまったな!!
幼なじみの仁美と一樹。ある日、一樹は脈絡もムードもなくいきなり告白してしまう。驚いた仁美はメダパニ状態なって逃げだしてしまう。そして2人の関係はギクシャク…どころか避けられる状態になって録に会話もできなくなって…。
幼なじみといえば「一緒にいて当たり前→腐れ縁→好きなのか?→ラブ」という三段ステップが常套です。1段目と2段目は自然の摂理で発展しますが、そこから3段目・4段目へ進むのはドラマが濃縮されてるわけです。
その辺の紆余曲折や機微がじっくり描かれて非常にニマニマできる極上のハートフルラブコメとなっていました。
「私も、一樹のこと…好き」
「―かどうかはまだわからないけどっ!」
「けど」
『コロッケと栞』はじまったな!!
その後の2人のアレコレはニヤリングローリング身悶え3回転半を記録するってもの。マジではじまったな!ここに極上のラブコメがはじまったのだ!
おしまい。ご愛読ありがとうございました。コミックスは10月20日発売予定!
\(^o^)/終わった!!
まだ単行本も出てないのに連載終わった。ここからが本番ってところで終わった。「楽園」もそうなんだけど、この手のコミティア臭というかマイナーっぽいけど尖ってる一芸クオリティ重視の系(なんのこっちゃ)な「青騎士」はアンケートなんて取ってません。
もちろん商業誌なので単行本が売れなきゃ打ち切りというケースもあるでしょうけど、アンケ取ってなくて単行本発売前に終わるなら最初から短期連載だったのかなと。女の子の可愛さとラブコメ要素が光りまくってただけにもっと読みたかったなぁ。
コメント
その作品は読んでおりませんが、いくつになっても好きな作品が終わる時(特に強制終了)は辛いです……