『かぐや様は告らせたい』65話 かぐや様は集めたい
せっかく新生徒会メンバーに加入したミコちんですが、いつも安心安定のオチ要員となってしまいました。『こち亀』でいえば部長のポジション!ですが、今回はどうやら一味違うようです?(なぜか疑問形)
「オチだけじゃない…前フリだったこなせるもん」って言うけどさ。既にベルマーク集めるってネタの時点で前フリというより出オチじゃないですか。
てか、ミコちんの中で生徒会はスゴイ事になってますね。凄い勘違いされすぎてるっていうか。(ヤンジャン掲載時の話数で)60話で白銀はヤリチンと聞き、61話では白銀とかぐや様が生徒会室で神ってて、63話では藤原書記が白銀&石上に押し倒されて…。おそらく誤解は解けてないでしょうし、今後の展開に含みすらあるよね。
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さて。今回のエピソードは、ミコちんの提案によってベルマークを集める事になった生徒会メンバーズのお話し…に見せかけたかぐや様のアホお可愛さ補充回でした。
かぐや様は集めたい
しゅん…
「しゅん…」とするかぐや様お可愛い。
いやー、今回の話は特に奇をてらったわけでも恋愛頭脳戦をするでもなくギャグに特化するでもなく(ギャグ回で笑えたが)、ただただ単純にかぐや様のお可愛さだけを余すことなく堪能するのみですわ。果汁100%ならぬかぐや様お可愛い100%です。あ、もちろんギャグ方面も素晴らしかったです。
読んでて終始かぐや様のアホお可愛さにニヤニヤしっぱなしでした。頭を空っぽにして、 天地自然に従って「お可愛い」を補給するのである。それにしてもどうして、かぐや様のお可愛さは、脳内における快楽物質が分泌されるのでしょうか。
なんかやることなすこと、かぐや様にとって劣勢になり(と自分が思い込んでる)、可哀相な状況に追い込まれていくんですが、むしろそれが良い。アホお可愛い。
幼女早坂さん
幼少期の早坂さん
むふん。幼女時代の早坂さんはとんでもないね。
はっきり言って家にお持ち帰りしたくなるレベルで可愛い(捕まります)。
確か早坂家って代々四宮家に仕えているんですよね…。両親共に四宮家の使用人でええんだよな?母親は仕事で夜遅くまで働いていてなかなか会えなかったって事はかぐや様の使用人にではないのか?四宮家本邸は京都のようだけど、連絡帳でやり取りできるって事は東京暮らしだろうし。
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連絡帳も東京の四宮邸に保管してあるし、そもそも早坂さんは7歳から住み込みで侍女してるんですよね。母親も四宮家に仕えてるならこの家に住んでたと思うんだけど、なかなか会えなかったってどういうこっちゃねん。それとも早坂母は四宮家の使用人ではないのか?謎である。
さらに気になるのは幼女早坂さんの髪型でしょう。
早坂さん7歳(2巻)
7歳からかぐや様に仕えている早坂さんは、7歳時(小1)は今と同じくロングヘアでした。
がしかし!今回描かれた幼女早坂さんはショートヘアです。
着てる服装からかぐや様の侍女であるのは間違いなく、連絡帳には「2年すみれ組」となってたので、2年生になってバッサリ髪の毛を切ったのでしょうか。早坂さんの小学生時代に何があったのか!私気になります!
早坂さんはお姉さん
※同じ歳です
いいんですよ。かぐや様は私にとって主人である前に妹みたいなものなんですから。姉に遠慮なんていりません。
って、かぐや様と早坂さん同じ歳じゃん!
それなのにかぐや様を妹認定。いや、実際に今までの言動を振り返ればかぐや様は手のかかる妹みたいな扱いではあったが…。精神年齢お子ちゃまなかぐや様だから読者的には「妹」と言われても納得しちゃうけど本人もあっさり認めちゃうのか。さすが早坂さんとでも言うべきか。
それにして、ちょっとホロリとさせる良い話ですね。
ベルマークが無くて困るかぐや様のために思い出の連絡帳を出す早坂さんといい、それを「宝物なんでしょ?そんな思い出の品にハサミを入れる事なんて出来ないわ!」と言うかぐや様といい。読んでてグッときちゃったよ。
からの!
早坂…早坂ぁ…
ドアホのかぐや様である。
ちょっとホッコリさせたその1ページ後に急降下させてオトす!何度も言うようだけど今回の話を読んでて思ったね。つくづく思ったね。かぐや様のお可愛さと面白さはギャップの揺れ幅だって。
ギャップ萌えならぬ「ギャップお可愛い」「ギャップ面白い」ですよ。
ギャップこそかぐや様の真髄!
かぐや様はフェニックス一輝のように何度でも蘇るよ
上げて落とすまでのスピード感が半端じゃない。そこからまた上げてまた落とすし。1ページしたらもうオチがつくからね。ジェットコースターのようですらある。これがテンポ良く笑いと可愛いに直結するからスゴイ。『かぐや様は告らせたい』のツボはこのスピーディな上げ下げよね。
ニセコイで例えるとこんな感じだ。
【小野寺さん】
「キスしてもいい…?」
(次のページで)
みたいな!(何で例えがいつもニセコイなんだ)
上げて上げて落とすのは同じでも、ニセコイみたいに話数や巻数またいで遠まわりして盛り上がったのに冷や水ぶっかけるオチじゃないから良いんですよ。ニセコイで例えれば、「キスしていい」→「次のページでキムチ発動」みたいなものです。1ページしたらもうオチてる。故に何のモヤモヤもなく純粋に笑えるし萌えられる。
まあ、ニセコイで例えると『かぐや様は告らせたい』の凄さがイマイチ伝わらないかもしれないけど(←じゃあニセコイで例えんなよ)。これ本当に凄いよ。非常にテンポよく上げ下げしてかつ面白いって。よくもまあここまでテンション上げて即オチさせるなって感心しきり。
ここまでリズミカルに上げて速攻落とす展開の連続には、まるで短歌を読んで口ずさんでるような、そんな心地良さすら感じられます。いとおかし。
かぐや様お可愛い
最後にまた蘇った
結局、今回の話を振り返れば、全てかぐや様のテンションの上げ下げの連続だけだった。ベルマークも藤原書記もミコちんもかぐや様のテンションを上げて下げるための装置でしかない。それがイコールで面白くお可愛いってんだから恐れ入った。
まあ、かぐや様は一体何と戦ってんだという気もしますが…。
まとめるとかぐや様はアホお可愛くて最高だったという単純明快なものです。「アホな子ほど可愛い」とはかぐや様の為にある言葉なのかもしれんな。まる。
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2017-08-18)
コメント
ニセコイの話は…もうよしましょう?
特に居眠りキムチはアウト
確か、早坂母はかぐや様の乳母だった筈ですよ。
三歳くらいまでは一緒に住んでたのかもしれないですが、その後は本家の方に行ったとかそんな感じなんじゃないですかね。
あと、同い年でも生まれたのは早坂の方が先なのではないでしょうか。
早坂の誕生日って作中で言及されたりしてましたっけ?
生徒会メンバーは占いの時に明かされましたが。
あと、もうニセコイの事は忘れましょうよ。
ニセコイって偉大ですよ
ネットカフェに行っても
ブックオフに行っても
その棚を見るだけで目を逸らしてしまう
あれほどハマっていたのに最後の展開で吐き気すら覚えるなんて初めてです
ヤマカムさん。
ニセコイネタ乱発しすぎですよ笑笑
もう忘れましょうよ
おじいちゃん、ニセコイは昨日も使ったでしょう?
使用人のみたいなものではあるけれど、四宮財閥関連企業重役の娘でもあるようなので、銀河英雄伝説のフェリックス・ミッターマイヤーとジークフリード・ローエングラムみたいな関係なんでしょう。
ベルマークって今でもあるのか
個人的には石上くんの「1人で大人しく死んでてくださいよ」がツボでしたよ