『ワンピース』第892話”強敵認定”で一番気になったのはプリンちゃんの反応です(挨拶)。
ナミさんにハート飛ばしまくるサンジを見てたはずなのに、プリンちゃんの反応が一切描かれてなくて私気になります。ダンスを踊り、抱き付かれて(胸当たってる)「ズッキューン」となったサンジを見てヤンデレ化するのではとハラハラしてしまいます。
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さて、いよいよケーキも届き、長かったサンジ奪還編も完結まで秒読みでしょう。
ラストへ向けてピースがハマっていく様子が伺えます。
今回のトットランドで、もっとも株を上げた海賊といえばベッジでしたけど、この男…いや漢!さらに評価がうなぎのぼりです。ストップ高をたたき出しおったわ。
跳ね返ってくる「優しい嘘」
「これでいいのか?シフォン」「ええありがとうベッジ…!」
作中で描かれてない間に、サンジとベッジの間で取引か行われた模様。
ケーキはベッジ達が貰うと。889話では完成したケーキに毒や爆薬を入れようと提案してましたが、死ぬほど美味いクリームで納得したわけでなくちゃんと約束してました。
・ビッグマムが腹を満たすまで手は出さん
・食後は暗殺する
サンジには「食わせてその先どうなるかなんて考えるのも面倒くせぇ」「食いてぇ奴には食わせてやる」(47話)というのが初期から変わらぬコックとしての矜持があります。
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これはサンジの美学を尊重した上での約束ですわ。
かつ、それ以上の意味があったのがね。いいんだ。
「まーだ暗殺を諦めてなかったのか」「お前にゃ無理だ(スラダンの牧風に)」なんて思ってたら真意は違ってました。麦わらの一味を脱出させるため、こいつら自らビッグマムの囮になったのである。ちょっと格好良すぎませんかね(惚れ惚れと)。
「これでいのか?シフォン」「ええ、ありがとうベッジ」のやり取りがグッとくる。俺たちが囮になるとか言わず、サンジに対して「優しい嘘」をついたのです。自己犠牲を是として優しい嘘をついたサンジが、まさかベッジ達から「優しい嘘」をつかれるとはね。
ボンクレーを彷彿する捨て石状態。生き残れるのかこれ…。
ボンちゃんはインペルダウン5.5番地ニューカマーランドの新女王となっていた姿が扉絵で描かれたので、ベッジたちもいつか扉絵で再会したいですね(←助からないの前提)。
ちなみに、ペドロの行方についてもブルックから「優しい嘘」がつかれていました。
これも優しい嘘(すぐバレそうだけど)
ペドロの自爆を隠すブルック。ベッジ達の「優しい嘘」と違って、こっちはすぐにサンジにバレてしまう気がします。
それにしても終盤で「優しい嘘」をついたサンジが跳ね返ってくるように「優しい嘘」をつかれてる状態なのは興味深いですな。どーいう意図だろ。尾田っちのことだからなにかテーマを潜ませてそうな気がするんだけどなー。
足長族三姉妹
足長族三姉妹
以前から登場してた14女スムージーと一緒にいる足長族。
ぽっちゃり系が15女シトロン、ポニテの子が16女シナモンと名前と何女かも判明。3人とも足長族で14~16女ってことは「三つ子」とみて間違いないでしょう。
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カタクリ、ダイフク、オーブンの三つ子と同様、顔や体形は全然似てませんね。
それでもスムージー達は同じ「足長族」で統一されてます。
双子や三つ子でも顔や体形がそっくりとは限らんってのは分かったが、改めてカタクリたち三つ子の異常性が浮き彫りになる。サンプル少ないけど、シャーロット家の子は、似てなくても双子以上ならば同種族になると。
・スムージーとシトロンとシナモンの三つ子は同じ「足長族」
・カタクリとダイフクとオーブンの三つ子は「ただの人間」?
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うーむ、カタクリの口が裂けてるのは何なんだろ…。
ひとりだけ「口裂け族」の血を受け継いだって事では無い可能性が高くなってきたような。口が裂けてることにコンプレックス持ってただけに余計気になるのう。
カカオ島を通過する作
カカオ島を通過する作は一つだけ考えてある
以前にケーキ作って海上で合流するって言ってたサンジと、カカオ島で落ち合うって言ってたナミで、ちょっと待てと思ったものだけど今回を読んで納得しました。
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ケーキとは無関係にカカオ島でルフィを拾うってことだったのか。
ただ、サンジは約束&仲間からの信頼を見事に達成したけどルフィには不穏すぎることになってきました。描写から察するにフランペがタイマン勝負に水を差したようです(チューインガム的な能力者か?)。
ルフィが信頼通りに帰ってこれるか怪しくなってきてる上に、帰還できる鏡をひとつだけにする作戦で取り囲むオーブン。これはたとえカタクリ倒してリアル世界に戻っても詰んでいるようにしか見せませんが…。
「カカオ島を通過する作(尚且つルフィとも合流)」は、ちょっと現時点では情報量が少ないので何とも言えません。これに考えがあるって言うからには、想像できるのは「ルフィが絶対に帰還できる鏡」しかないような…。
サニー号の鏡は全部割ったし、ショコラタウンの鏡は一つを残してオーブンの命令で破壊中です。もう、ルフィはカタクリに勝てても王手状況じゃん!
これもう詰んでるやろ
ショコラタウンは一つだけ鏡を残して他は破壊作戦を決行中。万が一、ルフィがカタクリを倒したとしても万全の状況で待ち構えてます。艦隊が続々とカカオ島に来てるし。
ビッグマム海賊団からは、山王工業並みに王者の「驕り」がありません。カタクリがルフィを倒すから大丈夫なんて「油断」とか「隙」とか「舐める」といったものが微塵も無い。この辺りからもルフィの信頼とは違った、カタクリ兄さんへの「虚構の信頼」が伺えてしまうが…。
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これが逆の立場だった場合ならあり得ないリスク管理。麦わらの一味はカタクリが敗北したら…な包囲網をしませんよ!絶対に!
ソースはルフィに命を預けたモリアさん編とエニエスロビー編でーす。ビッグマム海賊団のやってることは、一般常識的な「リスク管理」は文句無しで有能だが、ワンピ界の信頼じゃ悪手じゃろ。
こいつら、カタクリ兄さんは勝って戻ってくる事を確信しても「ひょっとしたら…」を計算しておる。
世間常識なら有能だけど、結局「命」や「運命」をカタクリに全て預けて無いのです。「万が一ルフィがカタクリに勝った場合」を想定して動いておる。これが勝負の分かれ目、「ガチの信頼VS虚構の信頼」になると踏んでます。はい。
サンジの作戦は、きっと100%ルフィが戻ってくるという信頼のもとでしょう。自身も「艦隊と戦っても敗北は見えてる」と言い、「カカオ島を通過する策」と述べてますしおすし。で、具体的に何なのかと聞かれれば、分かりません(おい)。
「カタクリが負ける可能性を想定してるビッグマム海賊団」VS「ルフィが100%戻ってくると信じてる麦わらの一味」って、アングルは見えてるので、続きを期待したいですね(←自分じゃ思い浮かばなかった)。
コメント
カカオ島といえば、プリンちゃんの家もあるんじゃないですかね?
プリンちゃんがサニーに家の鏡を持ってくるとか。
でも、それはカカオ島ではなくなってしまうのかな…
コメントありがとうございます。
確かにこの描写だと不在のプリンちゃん家(あるのか?)の鏡は無事そうですね
鏡って割と簡単に作れるよね・・・
コメントありがとうございます。
確かにそうですけど、ブリュレの能力で通過が可能か、ルフィがそこ通るのかって疑問も上がりますね。
ルフィと合流でなく「カカオ島を通過する」と言ってるのがポイントになりそう
コメントありがとうございます。
私もそれが引っ掛かります。
大切な鏡は沈めれば割らなくていいって、結構優しいよね。オーブン。
でもそこが気になる!海の底の鏡からルフィが帰還&ジンベエが救出もありかも?
今、平日は23時55分からabemaでスラムダンク二話ずつやってますよ(*´ω`*)
日課的な感じで見てますが、なつかし楽しいです。abemaのコメント欄も同世代ばっかでw
カタクリが敗北する可能性というよりも、カタクリが何らかの不確定な状況の元でルフィを取り逃す可能性がゼロではない、特にミロスワールドの特異性を考えればってところだと思います。
信頼の件で大きく異論は無いのですが。
鏡さえあれば合流可能かと、カタクリとは何らかの形で区切りを付け(勝利or痛み分け)戦い終えたルフィは満身創痍、そんな時よぎるのはサンジのメシ。
一方サンジはルフィへの思いを込めて食事の準備、それはきっと鏡越しにまで届く美味そうな匂いでしょう、ルフィが飛び込んだ先には大好物の肉、サンジの作るメシ。
妄想ですいません。鏡の調達はまだ仕掛けがあるのかな?
褒めてほしくて出てくる妹→秘密を見られたかもとカタクリ動揺、見聞色綻ぶ→ルフィ勝利
これやで
短気で横暴に見えるけど、シフォンへ扱いは組織として見れば当然だし、今回の鏡も割りたくない人へも条件提示する等、オーブンは割とまとも
プリンにも妹の言うことなら聞くけどよ、と身内には裏切りとかない限りはカタクリ並に甘いとこも見える