木崎江利花は可愛い。
アニメ『明日ちゃんのセーラー服』視聴してるんだけど作画がむちゃくちゃ良いね。
この漫画は既存の枠や常識に捉われず、「コマ割り?ネーム?漫画?そんなん知らねぇ!」な勢いで博先生の美麗な絵をこれでもか!と最大限活かされてる革新的な作品である。この自由さがツボ。
それだけにアニメは作画が最も重要と思ってたら予想以上に素晴らしい出来でした。『その着せ替え人形は恋をする』といい「CloverWorks」良い仕事しすぎである。
というわけで木崎江利花ちゃんを語る!
※ヤンジャン!なら『明日ちゃんのセーラー服』無料で読めます。
木崎江利花ちゃんをすこれ!
プロフィール
名前 | 木崎江利花 |
所属 | 蠟梅学園中等部1年3組 |
年齢 | 12歳 |
出席番号 | 5番 |
誕生日 | 3月23日 |
属性 | お嬢様、正ヒロイン(主観) |
足の匂いを気にする
明日ちゃんがはじめて喋ったクラスメイトが江利花ちゃんです。出会いは彼女が足の爪を切ってて、匂いをスンスンと確認してる場面でした。見られてしまって「かーーー」と大赤面。かわいい。
足がくさいかを気にする年頃の女の子である。長時間靴履いてて蒸れたんなら分かるけど、彼女は寮住みで登校したてですからね。普通は臭くならないでしょう。
それなのに匂いを気にするんですよ。裏を返せばもともと足が臭い体質だった可能性が微粒子レベルで存在する。かわいい。
リラックス方法は爪切り
部屋にいるとき不安だったり緊張で悩むと…私つめ切りしちゃうの。このパチパチって音聞いてるとなんだか落ち着くんだ(2話)
不安だったり緊張したりして悩むと爪切り音で心を落ち着かせるのが江利花ちゃんクオリティなり。爪を切って心を落ち着かせる…なんだか闇を感じなくもない。
ちなみに、深爪する人は主に以下な心理状況があるそうです(「深爪 心理」でググった)。
- 幼少期にあまり親からの愛情を与えられなかった
- 言いたい事を主張せず言葉を飲み込む繊細さ
- 安心感を得たい
江利花ちゃんはこれが全部当てはまる(ような気がする)。
明日ちゃんおおパンツに「ポ」
明日ちゃんが自己紹介で身体が柔らかい証明としてブリッジ回転を披露した時に江利花ちゃんもスーパープレイをしてみせる。
まず、ブリッジ回転で江利花ちゃんはおパンツが見えてて驚き赤面(お嬢様らしく口元に手を当てての仕草が優雅)。
そしてオチよりもスカートがめくれてたことを告げた際の「ポ…」が最高ですね。明日ちゃんのおパンツに照れてしまってるわけです。性的な意味で!
ヤキモチ
明日ちゃんが兎原さんと仲良くおしゃべりしたり、上手くおだててるのを面白く無さそうな表情をするの図である。いわゆる「ヤキモチ」ってやつですね。
餅を焼くのは正月と嫉妬する子です。これは自分だけの明日ちゃんが取れちゃう的な心境です。さらに変な虫が付かないようにしないと決心。もう完全にパートナー気取りですね(笑顔)。
尊い
なんかエッチだ…。
明日ちゃんがお家に遊びに来てと誘おうと思ってもまったく誘えずジーっと見てるだけの期間を得て、ずっと見てたの遊びに誘うつもりだったのかと知った江利花ちゃんの赤面が絶品。「驚き、嬉しい、恥ずかしい」が形成されてた。
で、指切りをすることになるのだがお互いが同じ指を出し合ってしまってうまく指切りできない。そこで江利花ちゃんスーパープレイを見せるのです。明日ちゃんの手を取り強制的に自分で主導して指切り。さらに耳元で甘い声。
ここで、江利花ちゃんは「受け」でなく「攻め・リード」する側であると明白になるわけです。江利花ちゃんがタチです。明日ちゃんはネコ。薄い本はここをきっちり抑えて欲しいですね。
はじめてのデート
せっかく誘ったデートも雨で来週に順延になってしまいました。
そして迎えた初デート。
これがもう素晴らしい!
尊い!!
2人で釣りをするんですけどそのキャッャッウフフっぷりったらもうね。最高と断じるに些かの躊躇もないわ!魚を釣った時に言葉もなく自然と抱き合うのがただただ尊い。ふつくしい…。
「無骨なメカ+美少女」に勝るとも劣らないのが「雄大な大自然+美少女」である。明日ちゃんは田舎娘キャラで溶け込んでた(もちろん「絵」になってた)けど、都会から来た江利花お嬢様と大自然はギャップも際立って本当に「絵」になるんだよなぁ。
もとから「大自然+美少女」は絵として決まるけど、お嬢様だとギャップもあってより決まる。
私のこと江利花って呼んで
私のこと江利花って呼んで(13話)
はい!優勝!
いやぁ~江利花ちゃんは出来る子ですねぇ(水野春郎風にしみじみと)。明日ちゃんが家へ招待したら、お母さんも妹も「えりかちゃん」呼び。自分は「木崎さん」呼びなのにね。
それが面白く無くてふくれっ面で拗ねたりする明日ちゃん。いわく「すっごく…すっご~く…うらやましかったんだ!」である。ちなみにこの時は一緒にお風呂入るので脱衣です。恥ずかしさなく全裸になる明日ちゃんへの感想は「明日さん!ためらいないな!」である。
その台詞をそっくりリボンを付けて送りたくなる江利花ちゃんの下の名前で呼んで!である。明日ちゃんはまだまだ淑女としての恥じらいはないけど、江利花ちゃんに対しては友達としての恥じらいがある。
そこを突破させてくれる江利花ちゃんはすごい。パートナーを引っ張る。リードする。
苗字呼びの「木崎さん」「明日さん」から「江利花ちゃん」「小路さん」と下の名前で呼び合うようになった歴史的な一ページである。尊い!
しかし、私はまだもう一段階あると踏んでます。ずばり呼び捨てですよ。つまり、この2人はまだ変身を残してる。この意味が分かるな?
負けるな小路ー(15話)
実際、水泳勝負を応援してる時の江利花ちゃんは思わず「小路」って下の名前を呼び捨てしますからね。
これを本人の前で言って「小路」「江利花」と呼び捨ててで呼び合う関係になったら2人の関係はもう1ステージ上がる(ような気がする)。
(ピアノに)あっ…ちゃった
ピアノに「あっ…ちゃった」である。蠟梅学園は音楽学校でないただのお嬢様系学校である。だからこの出会いは本当に偶然の産物。ピアノがあった。だから会ってしまった。
ピアノを見つけてしまった日、作中で2回目の爪切りをするのであった。江利花ちゃんは不安や緊張を解すために爪切りして精神を落ち着かせる。つまり、彼女の中ですごく動揺することでもあった証左です。
これは過去と深い関係があるのが後に判明するわけですが…。
んで、体育祭の後夜祭で明日ちゃんのダンスにピアノで伴奏する大役をしました。その際に魅せた演奏がとにかく輝いてた。楽しそうだった。美しかった。
汗もしたたるいい女ですよ。後半バイオリンも見事に演奏し(さすがはお嬢様)、2人仲良く手を繋いでのカーテンコールは「すっごいものを見た!」という感嘆のみ。
明日ちゃんと一緒なら満足
私も…もう満足しちゃってるわ。面白い小説を読み終わったあとみたいな…余韻を感じてる。そう考えたら…これからずっと私の一番好きな時間だわ(35話)
明日ちゃんの東京にあるフレンズの実家に行くの巻きである。蠟梅学園は東京出身の子も多く(普段は寮生活)、夏休みに実家に帰省するついでに遊びに行こうってキャッャッウフフです。
そこで東京にやって来た明日ちゃんはみんなと会えて満足気に気が抜けたら、江利花ちゃんも同じ心境…いやそれ以上だったようで吐露された本音です。明日ちゃんに会えてからハッピーエンドです(意訳)。
言ったあとに恥ずかしくなったのも含めて100点満点中で10000000点の可愛さを叩き出してた。かわいい。
東京育ちなのに「Suica」を知らんお嬢様
そうだ東京へ行こう!(京都へ行こうのノリで)な明日ちゃんはド田舎育ちなので「Suica(スイカ)」を知らない。定期のノリで改札口に入れてしまい東京育ちのフレンズに「タッチするだけ」と注意されました。
ここで括目すべきなのは東京組の江利花ちゃんでしょう。蠟梅学園中等部までは東京で育ってて「Suica(スイカ)」なんて常識のはずなのに「…タッチするだけ(はじめて知った)」な反応をしてる。
つまり、彼女は電車に乗ったことがないのである。東京育ちで田舎育ちと同レベル!どんだけお嬢様なの!世間知らずなの!かわいい。
はじめての仲違い!ビンタ!
胸の痛かぁぁ!!
河にダイブした明日ちゃんに過去の出来事などが蘇って「死んじゃったかと思った」江利花ちゃんは思わずビンタをしてしまいました。心配するが故の行動なのですが、ここまで平穏な幸福な関係だった2人に亀裂が走る。
そんなギクシャクしたままで江利花ちゃん家のお泊りです。はたいちゃった「ごめんなさい」したい江利花ちゃんと、心配かけて泣かせちゃって「ごめんなさい」したい明日ちゃんの謝罪レース。
先に誤ったのは明日ちゃんで、これがまた江利花ちゃんのハートがギガブレイクだったのです。
・私から…謝らきゃいけないのに先に言わせちゃった
・(謝罪を)聞いてしまった時には…もう後悔してた。あ…間違ったって。すぐ謝るべきなのに言葉が出なかった
・本当のバカ。昔からそう。間違ったことばかりしてる…。変われるって思ってたのに…もう自分のことがきらい
ここまでパーフェクト良い子だった江利花ちゃんの独白である。はじめて見せた彼女の「闇」部分はちょっとそそるものがありましたね。兎原さんの言葉を借りるなら、すごく見ちゃいけないものを見てる気がするけど…可愛い。
江利花ちゃんの涙ペロペロです!
江利花ちゃんの「闇」
胸の痛かぁぁ!!
江利花ちゃんの中にあった「闇」。それはすべて父とのすれ違いである。お父さんにキャンプへ連れて行ってもらえるのが大好きで頑張ればお父さんは連れて行ってくれるかもしれないと。
父「江利花はピアノが上手いな」
(パァーと喜び)
娘「もっと上手になったら早くキャンプしに来てくれる?」
父「はは、そんなことでいいのか」
…からのすれ違いよ。
もっともっとピアノが上手くなれば忙しいお父さんが「キャンプへ連れて行ってくれる」→「お父さんは娘がピアノ大好きだと勘違い」→「最高のプレゼント用意してやる」→「キャンプだ!」→「大きなコンクールで賞を取る」→「音楽学校へ行かせてやるぞ」→「違う!そうじゃない!」である。
こうした「闇」を踏まえるとよう爪を切る、深爪する子がドンピシャよね。
- 幼少期にあまり親からの愛情を与えられなかった
- 言いたい事を主張せず言葉を飲み込む繊細さ
- 安心感を得たい
そんな江利花ちゃんのトラウマのようなものも払拭させたのが明日ちゃんなんだから尊さの極みです。もうピアノは弾かないつもりだったのに、明日ちゃんがピョンピョン踊る姿を想像すると楽しくなってしまうのである。
「江利花ちゃんピアノ…弾きます。とっても楽しそうに」
「小路さんがいたから」
18話でピアノに会ったっちゃった。引くつもりは無かったのに明日ちゃんが踊る姿を想像するのが楽しくなった。またピアノ弾く!ですよ。ひっぱ叩いた謝罪もして、胸の内も明かしてメデタシメデタシ。感動!
文化祭で江利花ちゃんのピアノ演奏リターンである!幼少期はもっと上手くならきゃって一念だけで父が見に来たこと無いからね。しかもキャンプ連れて行ってくれてないし。
今は明日ちゃんが踊るの想像するだけで楽しく弾ける。文化祭でニュー江利花ちゃんのピアノ演奏ですよ。
あぁ、見える!見えるよ…ララァ。文化祭で楽しい演奏する江利花ちゃんと、それを見て感動する親父!キャンプへGO!でめでたしめでたしな姿が僕にも見えるんだ…。
文化祭はピアノ演奏&踊る明日ちゃんだけで尊さMAXが予想できるのに加えて演劇もすごい。明日ちゃんがヒロイン役で江利花ちゃんが王子様役なのです。なにそれ!約束された勝利の文化祭じゃんか!そして我々の負けだ(白旗準備)。
しかもこの演劇は「恋愛経験」が役に重要という前振りよ。ご馳走やんか!ゴチになります。あぁ、見える!見えるよララァ…(以下略)。
しかも江利花ちゃんの恋愛経験を聞いて「あるんだ!」という布石も実に良い。
「江利花ちゃんは恋したことある?」のあとの一呼吸(考えを巡らせる)の仕草よ。絶対頭の中で明日ちゃんを思い浮かべてる。
このワンテンポ考える仕草で明日ちゃんは江利花ちゃんは恋したことがあると見抜きました。
確かに江利花ちゃんは恋したことある。むしろ現在進行形である。明日ちゃんは鋭いようで肝心なところが鈍い。「誰に?」が一番大事ですよ。銭型のとっつあぁんお願いします!
奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です!
これと同じですよ。江利花ちゃんは確かに恋したことがある。今も現在進行形です。それは明日ちゃんにです!明日ちゃんはとんでもないものを盗んでいきました。江利花ちゃんの心です。まる。
ヤンジャン!なら無料で読める
ヤンジャン公式アプリ「ヤンジャン!」なら【推しの子】が無料で読めます。他にもわんさか無料で読めるぞ。
- キングダム
- かぐや様は告らせたい
- ゴールデンカムイ
- 【推しの子】
- すんどめ!!ミルキーウェイ
- 華麗なる食卓
- 久保さんは僕を許さない
- 源君物語
- ハチワンダイバー
- 明日ちゃんのセーラー服
- ローゼンメイデン
- もっこり半兵衛
- 狂四郎2030
- 新ジャングルの王者ターちゃん
- 霊媒師いずな
- 地獄先生ぬ~べ~
- I"s(アイズ)
- シャドウレディ
- DNA2
- 電影少女
- べしゃり暮らし
- ろくでないブルース
- ルーキーズ
- キャプテン翼
- ガンツ
- 東京喰種
新旧のヤンジャン名作・傑作がたくさんラインナップ。無料ですのでぜひとも通勤・通学のお供にアプリを入れてみてください。
コメント