『BE BLUES!』第465節「策と心」感想 オンナをみせた江藤さんが最高すぎる件

『BE BLUES!』第465節 策と心

 

江藤藍子 is 可愛い

 

久々の江藤さん回は五臓六腑に染みわたりますね。やっぱり圧倒的ヒロイン力（ぢから）。

 

全国高校サッカー選手権大会決勝「武蒼VS福岡南」は高校サッカーの聖地ともいえる国立で選手たちだけでなく江藤さんも輝くのである。

 

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『BE BLUES!』最近の江藤さん

親に見ててくれと頼む

私にとって大切な人たちの大一番だから…ふたりにもみててほしいの…できれば、お願い！（455話）

 

優希が幼なじみとしての強さを見せつけたり、コーメイとレノンがグッとくるやり取りをしたり、決勝戦が集大成であることを印象付ける中、江藤さんは親に決勝戦をテレビで見て欲しいと頼むのであった。

 

なんてことないシーンのようでいてすごく重要ですよ。

頼み事するのも珍しいそうです。

ずばり、前向きに覚悟を決めた女の顔してました。

 

というのもですね…。

「なりたくないもの」があった

江藤さんは実家の和菓子屋継ぎたくない子でした。将来の夢がない子でした。「逃げ」の姿勢で英語を学んだという。いわく「将来なりたいものはないけど、なりたくないもはある」ですよ。

 

なりたいものなんて無いです。なりたくないだけなんです。（254話）

 

江藤さんは別に通訳になりたいわけではない。将来の夢も無い。英語を独学で学んだ理由は、和菓子屋を継ぐのが嫌で和菓子の無いところ（海外）へ逃げ出したいからであると吐露していました。

 

 

そんな彼女が親に試合みて欲しいと頼むのはもう「逃げ」の姿勢でない。自分は通訳になりたいと将来の夢を決めたのごとく映る。きっと和菓子屋継げって親も何か感じるのでしょう。知らんけど。

 

また、深読みするとテレビ越しでとはいえ龍ちゃんを親に紹介したかったという風にも見える。

江藤さんの為に勝つ勝利の方式

決勝戦「武蒼VS福岡南」は白熱する攻防です。

龍ちゃんがゴラッソ決めて、桜庭さんが存在感を見せたあとの福岡南イレブンがまじかっけー！

 

「武蒼強ぇ…」と口々に呟きながら笑ってるのが強者感出してました。バトル漫画で強敵との戦いに両者楽しくなってきて笑うみたいなアレを醸し出してる。そして福岡南…というか澤村大道のスーパープレイよ。

 

そんなこんなでビハインドでハーフタイム。

ここで江藤さんが澤村大道を超えるスーパープレイを再び見せてくれるのである。

気持ち

あ…アレぇ！？

後半戦に向けて策はできた。

あとは「気持ち」と奮起する武蒼イレブン。

 

今回のサブタイ「策と心」は秀逸ですね。策はミルコ監督が授けたので、心は誰が授けるかといえば僕らの江藤さんです。「気持ち」の注入ですよ。龍ちゃんは「あれ」をお願いするのである。

 

「あれ」とは去年の選手権県大会予選準決勝の大浦南戦で江藤さんが見せた伝説です。まじで武蒼高校では伝説化しているのがすごい。

あれ

241話

 

大浦南戦の伝説。それは悪天候でフィールドが水浸しのため武蒼が得意としてた速いパス回し輪舞（ロンド）がまったく使えず大苦戦しました。

 

ハーフタイムでミルコが取った具体的な策は…無い。

もうこんなピッチでは執念でボールを追うこと、最後まで諦めないことが勝敗を分けると。

 

まさかの精神論で動揺を隠せない武蒼イレブンでした。そこで江藤さんが取った行動は…バケツの水を被るである。そして言い放った「オトコをみせろ～！！」です。

 

女にあそこまでやられて勝てませんでしたとなったら男が廃ると闘志に火がついたのです。こうして武蒼イレブンは凄まじい気合を見せて勝利したのです。これが「あれ」です。

 

「気持ち（心）」に一番効くのは江藤さんのあれなのでーす。

 

オトコをみせろ～～～！！！！

 

「策は出来た！あとは気持ちだぜ！」→「江藤さんのあれ」→「うおおおおお！絶対負けられねぇ！」である。

 

武蒼の勝利の方程式と言ってもいい。

 

そもそも武蒼が一番モチベーション高めるのは「江藤さんのために負けらんねぇ！」ですからね。去年のチームから変わらない普遍的な大正義価値観です。

 

もはやヒロインを超えた存在！聖闘士星矢でいえばアテネみたいなものですよ。女神です。

 

江藤さんは可愛い

 

それにしてもちょっと恥ずかしそうな江藤さんの表情は素晴らしいね。

羞恥心ありつつも満足げな笑顔。

 

あのtemptation事件の恥じらう江藤さんも可愛かったけど、今回のオンナを見せた表情はまた違った味わいですね。

 

ひとくちに恥じらい顔といっても恋する乙女の恥じらいと淑女のたしなみの恥じらいは別。前者が大好物なぼくらも今回の江藤さんの淑女のたしなみとしての恥じらいは大満足。これはこれで素晴らしい。つまり、江藤さんは可愛い。

 

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