『キャプテン翼』SGGK若林源三のペナルティエリア外からはゴールを決めさせない伝説

 

『キャプテン翼』シリーズでナンバーワンのGKといえば誰でしょうか？時代とシリーズにインフレ・デフレがありますがやはりSGGK（スーパーグレートゴールキーパー）若林源三でしょう。

 

小学生時代は描写的に「若島津＞若林」じゃね？中学時代（Jr.ユース）は「ミューラー＞若林」じゃね？って感じですが、なんのかんので若林の成長速度は異次元で最強GKの地位を不動のものとしてます。

 

そんな若林の伝説はペナルティエリア外からのシュートは全て防ぐというもの。

 

しかし、作中では実は4回ペナルティエリア外からシュートを決められています。伝説は破られてるのでは？それを検証していきましょう。

 

※ヤンジャン！なら『キャプテン翼』シリーズが基本無料で読めます

若林がペナルティエリア外から決められた4つ

若林がペナルティエリア外から決められた4つは以下の通り。

 

 

まあ、バイエルン戦はオーバーラップしてるがら空きのゴールへのシュートで戻りきれず…でしたので含まなくていいかな。

 

ゴールマウスをちゃんと守ってペナルティエリア外から決められたのは3つ。

シュナイダーとの練習

おれの負けだ。また一段とシュートに凄みが加わったなシュナイダー。手元でグンと伸びてきた（『キャプテン翼』82話）

 

作中ではじめて若林がペナルティエリア外からシュートを決められたシーンである。

 

若林とシュナイダーは定期的にシュート練習の一騎打ち勝負をしてたようでペナルティエリア外から打ったシュートは通算50勝50敗だそうな。

 

翼も日向も決めれなかったのに普通に50回も決められたのかよ！とビックリ仰天ですね。とはいえ、若林のペナルティエリア外からは決して止められない伝説は継続します。

 

どうやら練習は伝説を破る事に含まれていない様子です。「おれの負けだ」とペナルティエリア外からのゴールで敗北を認めてるけどノーカン！

中国戦の肖俊光

今の「U-18ワールドカップ」に該当する当時の「ワールドユース」。日本代表はアジア最終予選で中国と試合しました。

 

そこで肖俊光の「反動蹴速迅砲」がペナルティエリア外からゴールを奪った見せたのです。若林の伝説破れたり！

 

このゴールネットと一緒におれの心にもポッカリと穴が開いちまった感じだぜ（『ワールドユース編』40話）

 

翼くんも若林がペナルティエリアの外からゴールを奪われたところをはじめて見たと驚いていました。当人の若林も突き破られたゴールネットと同じように「おれの心にもポッカリと穴が開いちまった」と述べてます。

 

今度こそ若林の伝説破れたり！！

 

公式試合でペナルティエリア外から豪快なゴールを決められたわけですからね。若林自身もペナルティエリア外から決められたと認めてるし悔し涙まで流しています。

 

まあでも、一応言い訳はできる。

 

正解だ若林源三。今のシュートに反応し手でも出そうものなら、その手はきっと龍に噛み砕かれ粉々にされていたはずだ（『ワールドユース編』40話）

 

一歩も反応できずに決められたように見えたが若林は反応しようと思えば反応できたのです。

 

さらにプラスして若林はもともと怪我をしておりました。前半戦の中国の猛攻を守り抜いた事で怪我が悪化してしまったのです。

 

前半戦なんとかもってくれたぜこの両腕。でも悔しいが後半戦はまたいつもの両腕をテーピングで巻いてのパンチングキーパーに逆戻りらしいぜ

 

前半で悪化した怪我のせいで後半戦はパンチングしかできなかったのです。

 

…という言い訳が出来る。

 

 

まあでも、怪我してたり体調不良で試合に負けたりしても普通に「負け」でしょう。言い訳は出来ても負けは負け。

 

つまり若林のペナルティエリア外から決められないって伝説は終止符が打たれたわけです。にも拘わらず、このゴールもノーカンになってるのである。何でやねん！って感じですが…。

ブラジル戦のナトゥレーザ

ブラジル戦の終了間際に現れたコインブラくんのパチモンナトゥレーザにペナルティエリア外がゴールを決められた際のモノローグが衝撃的。

 

そんな…芝のバウンドも計算してボールに回転を…。しかもおれのSGGK伝説を打ち破るペナルティエリアの外から…

 

男若林！

肖俊光の反動蹴速迅砲をシレッと無かった事にする！

 

やはり怪我をしててパンチングしか出来なかった事。反応できたけどあえてしなかった事。言い訳が出来るので若林の中では肖俊光の「反動蹴速迅砲」はノーカンになってるのでしょうか。

 

怪我だろうが反応あえてしなかったにしてもペナルティエリア外から決められた事実は揺るぎないと思いますが…。何をはじめて伝説が破られた反応してんねん！

 

しかも若林だけでなく同じような反応をする三上さんの姿も確認できます。

 

ペナルティエリア外からはどんなシュートでも防ぐ…源三のSGGK伝説がついに終わった…

 

師弟揃って肖俊光の「反動蹴速迅砲」を無かったことにするの図である。まあ、単純に高橋陽一先生が以前描いた事を忘れてしまっただけな気もしますが…。

 

こうしてワールドユース大会では2度も「はじめて若林の伝説が破られた」を描き、SGGKの伝説に完全なピリオドを打った…はずでした！

若林源三はペナルティエリア外からゴールを奪われない

ペナルティエリア外からのシュートは何人たりともゴールを許さない――

SGGK若林源三

（『ROAD TO 2002』52話）

 

お前！練習でシュナイダーに50本決められて、肖俊光とナトゥレーザに試合で決められたやんけ！そんなツッコミをかき消す凄まじい言い訳が取って付けられたのが「絶好調時の若林」というワードである。

 

確かに絶好調の若林からペナルティエリア外からゴールを奪った者はいない。なぜならナトゥレーザに決められた時は既に両腕怪我してたから。

 

サンターナの色んな必殺シュートを合体させた「トルネードアロースカイウイングシュート（この世に存在する究極のシュート）」を止めて負傷しちゃいました。まあ、中国戦と違ってブラジル戦は試合前から怪我をしてたわけじゃありませんがね…。

 

怪我をした状態でペナルティエリア外から決められたシュートはノーカン！！

ノーカン伝説を継続する男

そして今なお、おれは…ペナルティエリア外からのシュートは誰だろうともゴールは許さん（『ライジングサン』66話）

 

若林△□×（さんかっけー死角無し）

 

男若林源三！

ちゃっかりナトゥレーザに決められた事も無かったこにしてノーカンだー！！

 

すげー。（練習はノーカンだし怪我してた時もノーカンなので）若林のペナルティエリア外からはゴールを許さない伝説は今なお健在である。ここまでくればノーカン伝説である。

 

 

 

 

 

ヤンジャン！なら『キャプテン翼』がシリーズ無料で読める

ヤンジャン公式アプリ「ヤンジャン！」なら『キャプテン翼』シリーズが基本無料で読めます。他にもわんさか。

 

 

新旧ヤンジャン・ジャンプの名作・傑作がたくさんラインナップ。無料ですのでぜひとも通勤・通学のお供にアプリを入れてみてください。