『ダイヤモンドの功罪』あの日見たイガとの友情の名前を僕達はまだ知らない

『ダイヤモンドの功罪』38話

 

足立フェニックスの綾瀬川…！

 

そ、そう来たか～（←列海王風に）。

 

わいが予想した奈津緒と同じチームに行く説はカスリもせず。綾瀬川は足立フェニックスに入団しました。プロトタイプ（をどこまで踏襲してるかは不明）で小学生時代に大和に打たれることを踏まえると、関西の大和と試合するなら全国大会に出れるチーム、同じ東京で仲良くなって連絡先交換してた奈津緒のチームに行く流れ…と思ったらねぇ（←言い訳です）。

 

足立フェニックスに行く理由が出来てしまった！

てか、別に公式戦の全国大会でなくても試合できるな！

 

 

プロトタイプから足立フェニックスは決まってた？

「ゴーストライト」冒頭

 

 

改めてプロトタイプの一つ「ゴーストライト」を読み返すと、綾瀬川が足立フェニックスに行くことは予定調和だったのかもしれない。なぜなら「初めてホームラン打たれた日の事はずっと覚えてる」と小学生の時に大和に人生初ホームラン打たれた綾瀬川の胸元には「立」の字が。

 

プロトタイプは足立フェニックス所属だった！？

 

また大和の胸には「Hirakata」の文字。

大阪の枚方ベアーズ所属なのもプロトタイプから決まってたのか！

 

といっても全て踏襲してるわけでなく、本編『ダイヤモンドの功罪』で挟まる未来描写の綾瀬川は群馬県の高校に進学してるんですがね…（プロトタイプでは東京の高校）。

足立フェニックスに行く理由

オレ、足立フェニックスの試験受けて受かったんだ（36話）

 

そ、そう来たか～（←列海王風に）。

 

もうフェードアウトすると勝手に思ってたイガ（五十嵐温之）がまさかの再登場で、綾瀬川に先立って名門足立フェニックスの試験を受けて受かったいたのである。

 

痛すぎるスレ違いの果てに生まれた悲劇である。

 

綾瀬川母とイガ母が電話してて、綾瀬川が足立フェニックスに行くか迷ってると知って、めちゃくちゃ死ぬほど努力しまくって綾瀬川とまた野球したい！しよう！「…一緒に足立フェニックス行こう、綾」となったのです。

 

この展開は海のリハクでも読めんかった！

イガが足立フェニックス行くの必然だった？

そもそも、綾瀬川が野球を選んだ理由はイガの一言にあります。

 

オレ綾瀬川くんがバンビーズに入って…それでピッチャーになってくれたら嬉しい！（1話）

 

この言葉が超天才で何をやっても凄すぎて同級生から畏怖（嫌悪）された綾瀬川にとってどれだけ救いだったか。

 

しかし、当の本人はそんなこと一切忘れてたわけで、綾瀬川は強いチームに行くべきだと主張したから地雷を踏んでしまった。

 

オレがはじめてバンビーズ来た時さ、イガ言ってたじゃんアレ

覚えてないの一番最初に言ったやつ！

はぁ？覚えてねーのかよ！

オレが…バンビーズのピッチャーになったら嬉しいって言ってくれたじゃん！

オレの球捕る練習…も、もう無し？イガももうオレと一緒に野球すんのムリ？（3話）

 

悲しいすれ違いである。

 

覚えてないし、無邪気に綾瀬川は強いチームに行くべきって主張したらカウンター食らって申し訳無さそうな表情してたイガ。何がいけなかったんだって号泣する姿を見てしまった。

 

このやり取りを踏まえると、イガが綾瀬川と一緒に野球する為に、足立フェニックスに行ったのはある種の必然だったのかもしれない。

 

アレ？オレのせい？と知ったイガ

 

初期のやり取りを踏まえると、イガが足立フェニックスに頑張って努力しまくって入団する伏線はあったんだなぁと。

 

また、背景踏まえるともっと今後がドキドキワクワクできる。

イガまで今後が楽しみだ

姉「イガって幼稚舎から慶耀？ガチじゃん」

母「イガのおうちはガチよ」（1巻オマケ）

 

イガは綾瀬川やヤスと違ってスーパー金持ちボンボン家庭である。幼稚園から慶耀（モデルは慶応だろう）に通ってて、綾瀬川母をもって「イガのおうちはガチよ」と言わしめるご家庭なのです。お坊ちゃんなのである。

 

そんなボンボンがガチ野球チームの足立フェニックスに受かるため、ボロボロになってまで努力したのも凄い上に、今後への布石になってる（ような気がする）。

 

モデルを踏まえれば、2022年の夏甲子園を制した慶応高校ですよ。群雄割拠と言っていい野球強豪校がひしめく神奈川県になる。

 

 

イガは足立フェニックス辞めなきゃ、リトル～シニア（小学～中学）は綾瀬川と同じチームでしょう。バッテリー組むのかな（取れるか現段階で不明）。

 

ただ、頻繁に挟まる未来描写を踏めれば『ダイヤモンドの功罪』はまだまだ序章の段階。本番は高校生になってから。で、モデル踏まえるとイガは神奈川の慶耀高校進学だろう。東京の綾瀬川は群馬の高校進学する。

 

「U-12」日本代表で、メンバーと戦うことを選択肢に入れておらず、あり得ない風に捉えてた綾瀬川が群馬県の高校に進学するのは必然になるかもしれん。

 

また、「U-12」代表でチームメイトだった花房（投手兼ライト）は神奈川なので、これも今後の含みを持たせてるよなぁ。

 

花房晴彦

 

横浜ウイングス所属の花房は、プロトタイプ時点でも名前だけは登場してて神奈川の綾瀬川・円に比類する同世代のトップ投手である。

 

「Ｕ12」代表とイガがそこそこやれるキャッチャーになると踏めると、本番である高校編以降も期待値爆上がりというもの！

 

 

これが高校生になってどうシャッフルされるかは定かでない。プロト版踏まえると、綾瀬川と雛は同じチームなのか？神奈川の花房は、イガが慶耀…モデル踏まえると神奈川県の強豪校になるならバッテリーを組むのか？

 

妄想が捗るぜ！

 

プロトタイプとこれまでの欠片で予想立てると、高校では神奈川は「花房＆イガのバッテリー」、群馬では「綾瀬川＆雛」が成立するのでしょうか。本編のシナリオが待たれる！

1つ年上の真夜＆武流バッテリー

38話

 

足立ファニックスのレギュラーと思われる真夜＆武流バッテリー。小学6年生になった綾瀬川の学年からみて1つ年上の中学1年生です。

 

一応説明すると、硬球使用の小学生と中学生の「リトル・シニア」はメリケン国に合わせた標準なので、日本式の学年には当てはまらず、リトルは4月生まれで無ければ日本式学年の中1でもリトルリーグになる。

 

有名作品で例えるなら初代メジャーの間島でしょう。

 

初代メジャーの間島（日本の学年なら中1）

 

初代『MAJOR』の小学生編のラスボスだった横浜リトルの4番・間島は中1でした。

 

小学生じゃなかったわけ。吾郎とは3学年離れた年齢差。日本式の学年区分だったら相対することは無いのだが、アメリカ式の硬球使うリトル・シニア方式だから相まみえた年上ライバルでした。

 

足立ファニックスの姓メンバーである真夜＆武流バッテリーは綾瀬川の1つ上で4月生まれでないのだろう。リトリリーグでは中1でもちゃんとしたメンバーで正イレギュラーです。

 

それが綾瀬川意識しまくってるアレコレは興味深いもの。

で、本質は大阪遠征でついに宿命が相対することでしょう。

リトルの枚方ベアーズと対戦

明智！リベンジ頼むわ。（38話）

 

そ、そう来たか～（←列海王風に）。

 

枚方ベアーズは大阪の強豪チームである（雛＆巴所属の寝屋川ファイターズ所属とどんな立ち入りなんじゃろ？）。リトルリームは知らんがシニアチームでは絶対的王者です。

 

そんな、枚方ベアーズのシニアには綾瀬川投げたＵ12代表は完全試合。そのリトルチームはどうなんじゃろ（繰り返すが大阪は雛＆巴の寝屋川ファイターズもいる）。なんかめっちゃ強者オーラ出してましたわ。

 

枚方ベアーズのリトル

 

枚方ベアーズシニアのエース・強打者だった今村は綾瀬川から見ると3つ年上で高校野球では被りません。そんな彼が後輩の頼むぞ…みたいに対綾瀬川へのメッセージは興味深い。

 

なぜなら、託された明智（やり取りから強打者と推測される）は、「Ｕ12」代表に居なかったからなり。硬球扱うリトル・シニア方式で、リトルリーグの選手で「Ｕ12」にいなかった強者なら、明智という者は日本式学年で1つ上の中1の凄いプレイヤーなのでしょう。

 

加えて、大和もスタンバってる。そうか…公式の全国大会でなくても、遠征の練習試合で宿命の立行けるも出来るわけか…。

 

超絶天才・綾瀬川が凡人の大和に打たれるフラグ十分である！

 

練習試合…そういうのもあるのか。んま、現状の足立ベアーズは日本的には学年1つ上の中一である真夜＆武流バッテリーがレギュラーっぽいので、ここから綾瀬川がどう絡むかは注目。

 

彼が大和にホームラン打たれるのは必然なので今後の布石としても楽しみすぎる！

 

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