『ダイヤモンドの功罪』52話 「綾より野球強い人いたら。そしたら綾も全力でやれるのにね」が含み満載！東京にヤベー投手いる説

『ダイヤモンドの功罪』52話

 

焼肉美味そう！！（挨拶）

 

今回は足立フェニックスが祝勝会として焼肉食べに行く話でした。個人的に料理が美味そうな漫画は面白い説を提唱しており、『ダイヤモンドの功罪』の焼肉描写はめっちゃ美味そうでした。

 

いやー、それにしても足立フェニックスこそ綾瀬川の理想郷そのものですね。U12日本代表では祝勝会とかやりたかったのに、打てず不甲斐ないと全員テンション下がりまくってそんな雰囲気じゃありませんでしたからね。足立フェニックスは試合後の打ち上げが出来るチーム！

 

※ヤンジャン！なら基本無料で読めます。

 

ちょっとずつキャラを掘り下げる

焼肉でチームメイトの個性や特徴が明かされてるのも面白いところ。

 

52話

・武流「ちょっちょっコップ、コップの下の方持って。ちょっっとお前飲み口のとこ持つなって…」

・長近「綾、これって焼けてる？」

 

ただ焼肉食べって駄弁るだけながらキャラの掘り下げに余念がない。

 

武流なんて性格と言動からがさつというか豪快なキャラだったのに、コップの飲む部分を他人に触られるのめっちゃ嫌がる。ちょっとした潔癖症みたいな一面があるのか。

 

また、長近はイケメンで優しくて4番って完璧キャラでしたが、実は「色弱」で色の区別がつかない色があるとか（視力自体は良い）。調べたら日本人男性は20人に1人の割合で「色弱」らしい。クラスに1～2人はいるわけか。わざわざカミングアウトしてないだけで普通に周りにもいるのかな。

 

サッカー元日本代表の羽生直剛さんも「色弱」だそうで、スポーツするする上でそこまでハンデにはならないのかな。

 

他にも、嬉野篤人がキャプテンであることがちゃんと明かされたり。マヨさんも時生基準ではダサかったり…と、焼肉食ってるだけで人となりや関係がより理解できる。

 

流れ弾を食らうマヨさん

 

いやー、足立フェニックスのメンバーはみんな本当に良い子たちですね。仲良しだし。ギスギスしてるのは親だけか。

 

雨降って地固まる

オレ今までこうだったから、これからもそうなるみたいな。かってに想像して先に良そうして決めちゃってたけど、イガがちゃんと試合しようって言ってくんなかったら、ずっとそう思ったままだったと思うし…（52話）

 

「オレが本気でやったら仲間も相手もドン引きで脳みそ焼かれるんだぞ！分かってのかイガ？」って当てつけのように試合してた綾瀬川も、自分が間違ってたとちゃんと謝罪して仲直りするのでした。

 

50話の扉絵（雨降って2人で傘さしてる）通りになりましたな。雨降って地固まるである。このまま2人は決裂する気配もあったのに、より絆が深まった印象です。

 

つーか、足立ファニックスこそ綾瀬川の理想郷やんね。初代セイバー（アルトリア・ペンドラゴン）が夢見たアヴァロン（全て遠き理想郷）が足立フェニックスにあった。

 

全力で野球しても引かれず喜んで貰える（学年1つ上で推薦枠関係ないってのもありますが）。チームメイトはみんな良い人。ここで野球を本気でやるってのもありじゃね？って思いきや、やっぱ後1年で辞めるって決意は変わりません。

元々いた人のポジション取りたくない

（来年は）多分オレが1番（エース）だと思う。わかんない。自意識過剰かもしんないけど、たぶん…多分ね。仁見とか…元々いた人のポジション取りたくない（52話）

 

リトルで足立ファニックスやめてイガと草野球チーム作る意思は変わってません。その理由は仁見（まだ未登場の綾瀬川と同じ年の投手）とかのポジション取りたくないからだそうな。

 

まあ、マヨ先輩たちが卒団したらエースナンバー「1」は確実に綾瀬川でしょう。このチームなら才能で蹂躙しても精神崩壊せずに仲良くやれそうなんですけどね。従来の優しさが出てしまったところか。

 

ガチで野球やるのはリトル（中1）まで！

 

「アヴァロン（全て遠き理想郷）」を見つけてもガチ野球辞めることは変わってません。そこでふと述べるイガの言葉が未来を妄想・想像させる！

 

誰か一人…ピッチャーでもバッターでも、綾より野球強い人いたら。そしたら綾も全力でやれるのにね（52話）

 

すっげー未来への布石である。

 

ガチ野球やっても仲良しの理想のチーム見つけてもリトルで辞める決意の綾瀬川をガチ野球で踏みとどまらせるとしたら、綾瀬川以上の傑物の存在でしょう。はじめての敗北で燃えて絶対倒すって王道少年漫画のアレね。

 

塔の本人はそんなヤツいたらいいねって大笑い。自分は世界一のピッチャーだよって自虐的…自慢だけど笑ってネタにできるぐらい綾瀬川の精神が回復してる証左でもありますね。足立フェニックスまじ最高の仲間やん！

 

んで、綾瀬川に敗北をプレゼントすう打者に関してはほぼ間違い無く園大和でしょう。

 

とにかく勝負に徹してんねん。徹底してアウト取ることしか考えてへん。そういう人がぼくの代のエースやねん（40話）

 

る枚方ベアーズリトルの補欠選手ですが、プロトタイプである読切「ゴーストライター」を踏まえると綾瀬川からホームランかっ飛ばすのは既定路線と推論できる。

 

 

ちょっと気になるのは投手でも東京にヤベー奴のいるのではないかと思ったり思わなかったり。

未来で東京「都立天川高校」と投手戦

東京都立天川高等学校（1話）

 

12回裏で0対0（4話）

 

1話と4話ではどういう紆余曲折辿ったのか群馬県の「金煌高校」に進学した綾瀬川が夏甲子園で、東京の立天川高（しかも都立校）と超絶投手戦をしてる描写がありました。リアルに都立校が夏甲子園出たのは4回あり、全て1回戦負けです（春含め遠い都立の一回戦突破）。

 

東京は名門校がひしめき合ってて私立が鬼強いのである。そんな中で『ダイヤモンドの功罪』未来では、都立校である天川高校が甲子園に出場して、綾瀬川の群馬代表・金煌高校と大死闘をしてる。

 

次の試合もあると未来モノローグある。「このチームでもう一回だけ試合できる（4話）」から夏甲子園準決勝と思われ。決勝ではありません。おそらく甲子園ラスボスは大和（雛＆巴も？）いる大阪代表でしょう。甲子園中ボスで大苦戦してる。

 

 

未来描写踏まえると、東京にヤベー投手いるのでは…。綾瀬川は目が悪いので今はカスでも打者覚醒するわけで（そもそも投手・綾瀬川最強なだけじゃ甲子園出れないだろ）、互角の投げ合いしてる都立校進学したヤベー投手がやっぱいるんよなぁ。

 

未来で綾瀬川と互角に投げ合える投手は東京に存在する説！

 

そいつは都立高校へ進学してることから、リトル・シニアでは無名で大した選手でなかった可能性が微粒子レベルで存在する！？

奈津緒の成城オリオンズ

奈津緒

 

＞トーナメント運命…。

 

おいおい！次は奈津緒の所属する「成城オリオンズ」かよ！U12代表メンバーと戦う？ってそんなん有りないって心境だった綾瀬川のSAN値削る相手やんけ！まあ、次はマヨ先輩が投げそうな気配ですが…（風邪とか引いて綾瀬川登板もある？）

 

ちなみに成城オリオンズはかなり名門で、日本代表時では椿＆瀬田が所属する埼玉の「戸田ワイルドキャッツ」が奈津緒のところに負けたと語られてました（リトル関東大会か？）。

 

だって綾瀬川、東京っしょ。オレ埼玉だし関東地区の大会とかで普通に当たるよ。オレらんとこ去年奈津緒んとこに敗けたんだよな～（24話）

 

戦う？オレが？奈津緒と？桃吾と？椿と？

 

はやくも地獄の始まりの予感です。

 

次の登板はマヨ先輩っぽいので、勝つにしろ負けるにしろ綾瀬川が直接ダメージを食らう事はないでしょう。しかし、漫画の文法踏まえるとね…。何かしらあって、綾瀬川が登板するんじゃなかと。

 

精神崩壊しそうな、絶対あり得ないと想定してた「VS奈津緒」です。

色んな意味で楽しみすぎる！

 

ヤンジャン作品が無料で読める

ヤンジャン公式アプリ「ヤンジャン！」なら『ダイヤモンドの功罪』が基本無料で読めます。歴代のヤングジャンプ作品など他にもわんさか読めるぞ。

 

 

新旧のヤンジャン名作・傑作がたくさんラインナップ。無料ですのでぜひとも通勤・通学のお供にアプリを入れてみてください。