『ドールズフロントライン』のプレイレビュー記事です。
銃器を萌え擬人化(戦術人形)した戦略RPGです。主人公は民間軍事企業「グリフィン」の指揮官のとなって「戦術人形」を指揮して敵対勢力「鉄血」を倒していきます。
女の子はめっちゃ可愛いし、戦略性もかなりある。
『ドールズフロントライン』レビュー
陣取りRPG
バトルはリアルタイムコマンド制…通常攻撃はオートでスキルをポチポチする有り触れたもの。なのにめっちゃ戦略性があります。それは戦闘そのものよりステージの勝利条件にある。
『ドールズフロントライン』の面白いところはオーソドックスなスマホRPGのシステムでありながら、陣取りゲームであることが上げられる(スタミナ制度ではない)。
ステージに入ればすごろくマスのようなところに入り地域制圧系ゲームのような感覚で楽しめます。戦闘自体もサクサク系なのですぐに終わる。
1ステージに数戦する必要あるけど、すぐに終わるので時間もかからない。ステージの戦場で敵の「司令部」を落とせば勝ち。自陣の「司令部」を落とされたら負けってゲームなのです。
「司令部」を落とせば勝ち
このゲームのキモはステージごとに戦略性が抜群なことです。敵の「司令部」落とせば勝ちなので、下手したら1戦…どころか0戦でも勝利できるのです。
ステージによっては敵キャラ(大抵ボス)が動かずに「司令部」に居座ることもあるけど、オセロのように左右(上下)を自軍の色にしちぇば戦わずにひっくり返すことも可能です。
勝利条件はすごろくのような戦場で「司令部」を自軍色にすることだけ。これが凄まじい戦略・戦術性に直結してるのが面白ポイント。
まあ、ただ勝つだけならやりようで無限大ですが、☆3つ取るとなると2回は同じステージやらなきゃいけん…ってのがネックですけどね。
・S評価…損失または撤退部隊出さず○ターン以内にクリア
・全拠点を占領
・任務目標達成
一発で星3クリアするのはめちゃくちゃハードル高いです。とはいえ、やりようによっては1発で全ミッションクリアも可能なので戦略性も初期からめっちゃある。
戦闘がサクサクで楽しい
1ステージに敵編成が複数いようろ、1つのバトル自体は秒速で終わるのでまったく苦になりません。戦闘ひとつひとつに評価もあります。
ステージ全体のクリア評価と戦闘個々でも評価がある。後者はそれほど重視する必要はありませんけどね。
なんのかんのでミリタリー美少女は素晴らしいね。
シナリオもいいぞ
シナリオもグッドである。
「第三次世界大戦後の荒れ果てた2062年」って舞台設定を背景に濃密な彼女たち…銃器を萌え擬人化(戦術人形)のヒューマンドラマを描いていく。
シナリオは美少女ノベルゲームのように立ち絵と1枚絵のCGで紡がれていくので、かつてのPC美少女ゲーマーたちに刺さることでしょう。
キャラ良し。美少女良し。設定良し。世界観良し。ストーリー良し。
キャラもめがっさ可愛らしい美少女揃いなのでペロペロできます。
修理が面倒
このゲームはステージに突入するのにスタミナ消費って概念はない。好きなだけ遊べるが、無限に最強編成でプレイできるわけでないのがネックでもある。
JPや弾薬は有限です。銃器を萌え擬人化(戦術人形)してるだけあって、何度も1軍を戦場に出し続けると枯渇するので修理が必要になってくる。
修理完了にはそれなりに時間を要する。まあ、修理中に他のメンバーを1軍に据えて特攻もできますけどね。俯瞰して全体的に見ても戦略は各自次第なのも面白いところ。
可愛いは正義
武器の擬人化でも可愛いは正義です。宿舎では彼女たちを愛でることも可能です。1枚絵でもデフォルメされたSDキャラでも「可愛い力」を存分に発揮しています。
メインノシナリオは緊迫して緊張感漂う軍事ものでも、美少女はものごっつ可愛いのでペロペロしまくりです。
また、キャラクターガチャはありません。アイテムGETのガチャで、キャラは戦闘やシナリオを進めていけばGETできる仕様となっています。ダブったドールズは食わせる素材にもなる。
『ドールズフロントライン』レビューまとめ
そんなこんなで『ドールズフロントライン』のレビューでした。
可愛らしい兵器擬人化のキャラたちを駆使してステージ毎に地域制圧ゲームの勝敗をつけられる奥深い戦略・戦術ゲームとなっています。バトルは秒で終わるオーソドックスなもの。
キモは美少女武器たちがめがっさ可愛いことに尽きる。がっちりした設定とストーリーを進めていくだけでも楽しい。ステージの地域制圧的ゲームも楽しい。かなりおすすめなゲームと断言できる。