『葬送のフリーレン』第65話:エトヴァス山の秘湯
>温泉が枯れて冒険者も立ち寄らなくなりましたね。
(´・ω・`)←フリーレン様&読者
なんということでしょう。ここまで北部高原の道中は火山地帯で温泉があると語られました。温泉に入る前振りをしてきました。
そして休載。きっと気合の入ったドキドキ温泉回を描くために休むんだなって誰もが思うじゃん。温泉は枯れてました…。
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第65話「エトヴァス山の秘湯」感想
秘湯がある
しかし案ずることなかれ。
秘湯があるのです。
シュタルクが行ってみたいと行くことになる。まあ、その秘湯は足湯で僕らの望むものでは決してありませんでした。それでもこれぞ『葬送のフリーレン』って感じの良いエピソードでした。
そもそもフリーレン様は知ってたのもミソよね。
それでもシュタルクに付き合うってのが良いっすなぁ…。
秘湯は行く労力に見合わないと足湯であることを言おうとしてるんですけど、シュタルクが行きたいって聞けば、シュタルクの目を見て足湯であることを言うのやめて「行こうか」と。こういう「間」が素晴らしい。
フリーレン様が人の目を見て何かを察する感じ。実に良い。成長というか人間を分かってきてる様子が伺える。あまり自分の意見を述べる事がなく流されるシュタルクがきちっと自分の意見を言うのもいいね。
シュタルクの思ひ出
だが不思議なものでな。仲間と共にしたくだらない冒険は、どれも掛け替えのない記憶として残っている。俺はあの景色が忘れられん。
『葬送のフリーレン』といえば約90年前の勇者ヒンメルの冒険と現在の旅のデジャブをフリーレン様が感じるのが見どころの一つです。
ヒンメルに言われたことを同じようにフェルンに言われたり、約90年前に体験した当時は何てこと無かったのに今はまた違った感じを受けたり。例えるなら、子供の頃は京都などの古都に興味無かったのに大人になって良さが分かるようになるみたいな。
そんな追体験が面白味な一方、今回の秘湯はフリーレン様が約90年前の冒険を思い出す描写でなかった。シュタルクがアイゼンに聞いた冒険譚です。
アイゼンの弟子であるシュタルクと、ハイターに育てられたフェルンは昔の話を聞いてるはずですからね。そっち方面の過去回想を入れるというのもこれもこれで味わい深い。
どれも掛け替えのない記憶
また、アイゼンの「どれも掛け替えのない記憶」って台詞は8話のアンサーにもなってる(と思う)。
8話
弟子を取ったり誰かと一緒に旅するのはすぐ死んじゃうので時間の無駄だって語るのに対して「人との関係はそういうものじゃない」と語るアイゼン。
エルフ的には人生の100分の1にも満たないのでピンときてませんでした。300年は生きるドワーフの「アイゼンならわかるでしょ?」って返すぐらいです。その時の「俺は…」の続きこそ今回のメモリーよね。
景色を誰かと見たら楽しめるってのは6話でもあった。ただの日の出じゃなく、「フェルンが笑っていたから…」楽しかったである。それにも通じる。今回の秘湯で見た景色もおそらく90年前には感じなかったであろうフリーレン様の情景があったんやろね。
まだ温泉回を諦めてはいけない
次の街
ここまで温泉を引っ張っておいて実際の温泉回は足湯。サンデー読者の約8割はずっこーとなっただろうし、『葬送のフリーレン』らいしいと思った読者も多いでしょう。
しかし、私はまだ真の温泉回の前振りではないかと睨んでます。というのも廃村になったところは温泉が枯れてましたけど、1週間くらいで行ける次の街にも温泉があることを語っていたからです。
真の温泉回は次も街説である。足湯といいつつ、フリーレン様もフェルンも生足すら出しませんでしたからね。読者が「これが温泉回かよ!まあ、フリーレンらしいな…」なんて感想抱いてるところで、やってくるのではないかと。
掛け替えのない記憶はこれからが本番のはず!まる。
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