『葬送のフリーレン』第66話:好きな場所
>ついに辿り着いた温泉のある都市。
(´∀`)←フリーレン様&読者
勇者ヒンメルの死から29年後。北側諸国城塞都市ハイス(温泉のある都市)で早速入浴するフリーレン様である。
ここまで散々温泉への期待値を高めてただけにお風呂回に満足。いやまあ、フェルンと一緒に入ってお風呂ちゃぷちゃぷ回を期待してたので肌色は少ないけどね。むしろ肌色よりここにきてラブコメに振り切ってきおった。
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第66話「好きな場所」感想
城塞都市ハイス
あまり重要ではないと思うけど街の雰囲気が斬新。
なぜならここまで作中で立ち寄ってきた中央諸国も北側諸国もみんな中世ヨーロッパ風の街並みだったからね。城塞都市ハイスは妙にアジアチックです。中華っぽい。
城塞都市ハイスだけ毛並みが違うのは何か意味があるのか温泉っぽさを出してるだけなのか気になります。
入浴シーンはおまけ
せっかくの温泉回なのにガッカリするのは早計である。違うアプローチで読者の喜ぶポイントを攻めてくるから恐れ入った。ラブがコメりだすのである。
そんなに構ってほしいなら明日デートしようぜ。
( ゚д゚) ←フェルン&読者
『葬送のフリーレン』はじまったな!
今までの物語(1~65話)は、ほんのプロローグに過ぎなかった。これからが本当の始まり。フェルンヒロインロードのね。
ドラクエ4で言えば、前回までが1~4章です。今回からが第5章の幕開け。そう、最終章「導かれしデート」の開幕である。シュタルクはついに眠れるまん丸ヒロインを起こしてしまったようだな。
フェルンとシュタルク
出会い
振り返ればフェルンとシュタルクのフラグ進行度はよくできたラブコメのようでもある。
10話
出会いは最悪。シュタルクを仲間に加えようとしたらただのヘタレ野郎だったと判明してゴミを見る目つきで「こいつは駄目です」と心底軽蔑していたフェルンである。
でも陰で頑張って修行してる姿を見て「シュタルク様は逃げないと思います」「どうしようもない臆病者ですが、村を守りたいという覚悟だけはきっと本物だと思います(11話)」と励ましてあげたフェルン。
後に(62話)、この言葉がパーティに居続ける理由であるとも語られました。
ちっさ。
ちっさ。(11話)
服だけ透ける魔法でフェルンはシュタルクを見て「ちっさ。」と感想を一言。フェルンはシュタルクのナニかを見た。
ナニが小さいのかは不明ですが、もしアニメ化して薄い本が増えれば小さいかったのが大きくなってビックリ驚愕するフェルンの図が容易に想像できますね。薄い本が厚くなる燃料を投入するのであった。
段々仲良し?
12話
シュタルクが仲間になったばかりの頃はフェルンは毛嫌い(?)してました。今では誘ってオーラを出すぐらいなのに、飯を誘われれば「は?(威圧)」って感じで断る。
しかし、関所で足止め食らいそうなのでどうにかしなきゃって初デート(?)をして、シュタルクの人となりをちょっと知って微笑んでたのが印象的。
13話では「様」付け辞めてと言えば呼び捨てため口で「さん」か「君」でお願いするも「面倒くさないこいつ…」が初めて飛び出し、敬語&様付けはそのまま。2人のやり取りが微笑ましくなったエピソードでもある。
シュタルクの誕生日
26話
「えっちだった。」からのフェルン面白百面相顔芸を披露して伝説の回。
あまりモノローグを出さないフェルンでしたけど、シュタルクの誕生日プレゼントを買うのでフェルン視点で描かれた珍しい話。そこでシュタルクがガキであると理解するのです。てか心の中では「こいつ」呼ばわりしてたのか…。
フェルンがシュタルクを気になるアイツと化してるのが顕著ですね。おそらく惚れたと言えるのはこのあたりではないでしょうか。
フェルンの誕生日
30話
はじめて読者に明確な形で「フェルンってシュタルクのこと…」感を醸しだしたのがフェルン18歳の誕生日である。29話でプレゼント買ってなくて喧嘩して仲直りして、30話でプレゼントの詳細が語られる。
鏡蓮華は恋人にプレゼントするものだったのです。
あの意匠は鏡蓮華。花言葉は久遠の愛情だ。あれは恋人に贈る物だぜ。
この後のフェルンの反応は一線級のラブコメも裸足で逃げ出すぐらいのニヤリングを叩き出す。破壊力抜群です。なぜなら、花言葉の意味を知らなかったから「誤解だよ」と一生懸命否定されて怒ってたり、プレゼント買い直そうかと聞かれて「二度とそんなこと言わないで」ですよ。
本当はまんざらでもないどころかめっちゃ嬉しかったのが明白である。というか素直じゃないだけじゃん。フェルンはツンデレだったのである。
以降は随所にフェルンはシュタルクのこと好きやろってのが描かれる。手を触れられたらめっちゃ触られた手見てたり、「似合ってませんね(かっこいい)」とか。
あいわかった。これは素直になれないツンデレ女子と鈍感男子のラブコメ模様だ。
もう付き合っちゃえよ
もう付き合っちゃえよ!!!(35話)
ザインのこの言葉が全てである。素直になれないフェルンとガキでニブチンのシュタルク双方の話を聞いて下されたジャッジは「もう付き合っちゃえよ!」です。
そもそもフェルン自身はシュタルクのこと嫌いか聞かれれば「なんでそんなことを聞くんですか?そう見えますか?(真顔)」ですからね。意訳すれば好き以外のなにものでもない。
そんな2人のやり取りが微笑ましくもありむずがゆいのです。
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コメント
このパーティーの四人目はフェルンとシュタルクの子供
シュタルクが死ぬときにおばあちゃんって言っちゃって、フリーレンが3回目は泣くって言ったでしょってなるところまで読んだ。
勇者パーティーはみんな実子がいなかったからな
二人の子供ができればフリーレンもしばらくは寂しくなさそう
シュタルクがガキなのは、ガキの頃に故郷が滅ぼされたってのも影響してるんかもなぁ。
無意識に兄以上の大人にはならない、みたいに思ってるのかも。