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『葬送のフリーレン』120話「虚像の英雄」感想・考察 「僕達の記憶は彼女が未来に連れて行ってくれる」←のアンサーがあった件

『葬送のフリーレン』120話:虚像の英雄

 

ついに帝国領(ボーネ村)にやってきたフリーレン様たちでしたが、今回のエピソードは箸休め的な薄味と思いきや、下味が効きまくってる重要な話だった(と思う)。

 

魔王が討伐された日は帝国で「討伐祭」というお祭りが開催されてるそうな。中央諸国のある場所ではその地を支配してた魔物を倒した日が「解放祭」と祝われてたけど、流石は魔王本拠地近くの帝国領だぜ。魔王討伐した日がお祭り。

 

ヒンメルの像に触れると御利益があると聞くも、肝心のヒンメルの像が現実と違ってゴツくなってたという。

 

帝国領(ボーネ村)のヒンメル像

ヒンメル像

 

誰このおっさん…?

 

いやよく見るとギリギリで勇者ヒンメルなのか?筋肉質になって勇ましい顔つきで貴族のような衣装をしてます。帝国では昔から英雄を祭り上げて神格化する傾向があり、フランメなんて知らないおっさん像になってしまったそうな。

 

このゴツいヒンメル像は最近作られたもの。

元の像は古くなったので新調したのでした。

 

これええんか?

ヒンメル像の意味

皆に覚えていて欲しいと思ってね。僕達は君と違って長く生きるわけじゃないから。後世にしっかりと僕のイケメン振りを残しておかないと…。でも一番の理由は、君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな。(13話)

 

ヒンメルが各地で英雄となって像を作ってるのはフリーレン様が未来で一人ぼっちにならないようにするため!

 

おとぎ話でなく確かに実在した勇者ヒンメル一行。ヒンメルが像が各地で量産された背景を踏まえると、原形のデザイン変えちゃうって有りなの?と思ったり思わなかったり。

 

いいんだよシュタルク。

 

いいのかよ!

 

いやこれでいいのだ。バカボンのパパ理論でなく、フリーレン様はヒンメル像が原型を留めていないことを本当にこれでいいと述べるのです。本来の意味は未来でフリーレン様が一人ぼっちにならない為の像なのにである。

これでいいのだ

少し残念だけども、どんなに伝聞や伝承が変わろうとも、僕たちの成してきたことは変わらない。くだらなく楽しい旅を続けて、最後には世界を救ったんだ。それで十分じゃないか。(120話)

 

少し残念と思うも地域柄を含めてこれでいい。原型留めなくなってもOKってスタンスのヒンメルである。

 

中央諸国で像を残しまくってた未来でフリーレン様を一人にしない為の行為と相克するのでは?と思うが、メタ視点で帝国領のボーネ村を訪れた時のヒンメル一既にタイムリープしたフリーレン様とやり取りした後である。

 

 

YOASOBIの歌詞で言えば「未来でいつか私が一人にならないように、あの旅を思い出せる目印」が無くなってしまってもいいってことです。

 

116話

 

タイムリープしたフリーレン様に会ってるからこそ、帝国領に入った後のヒンメルは未来フリーレン様が一人ぼっちでないことを察してる

 

だからもう、帝国領入ってどんどん北に行くほど、盛りに盛りまくって原型留めない「虚像の英雄」信仰が大きくなっても流した可能性が微レ存。

 

もしタイムリープしたフリーレン様に会ってなければ、帝国領でもフリーレン様が未来で一人ぼっちにならないように地域柄の盛りまくる信仰を咎めて原型残して欲しいと言ったかもしれない。

 

さらに尊いのは、フリーレン様はヒンメル像の真意をとっくに思い出してるのに、原形無くなることを良しとしてること。

誰も覚えてなくても…

そうだね。

 

えんもー☆

 

どんなに脚色されて盛られてもヒンメルたちの冒険がやった現実は何も変わらない。くだらんくても楽しい旅を続けて最後には世界を救ったんかだら、それで十分と語るヒンメルを思い出して「そうだね。」と微笑むフリーレン様。

 

とても良い…。

 

ヒンメル像量産の目的を考えると、原形留めないヒンメル像ってどうなん?でもこの地(から北)を訪れるヒンメルはタイムリープしたフリーレン様と会った後、一人じゃない事を知ってるで、もうフリーレン様が一人にしないシンボルでは無いしね。

 

その一段上を行ってて、フリーレン様は理解してる。

例えるなら、フォル爺の物理的なものは何もないのに残された者の美学ですよ!

 

まるで御伽の話

(未来でフリーレン様が一人ぼっちにしないため)「何それ?」

「おとぎ話じゃない。僕達は確かに実在したんだ。」(13話)

 

ヒンメル像を各地で作るのはフリーレン様をぼっちにしない物理的証でした。当時のフリーレン様は「何それ?」と超塩対応。でも、ヒンメルはおとぎ話でなく、勇者パーティーが実在したんだって述べてた。

 

僕達の記憶は彼女が未来に連れて行ってくれる。(33話)

 

で、フォル爺とのやり取りでは、ヒンメルって偉大な勇者を「未来に連れて行ってやろう」(ドワーフの平均年齢300歳なのにフォル爺は400年以上生きてる)という提案を断り、その役目はフリーレン様がやってくれると。

 

「別にいいけど」って超軽い感じで約束したフリーレン様。

 

また、フォル爺自体も死んだ人間の妻との約束(村を守ツ)を、誰も覚えてなくても律儀に守り続ける男である(「ドワーフ×人間の夫婦」サンプルはあるけど、「エルフ×人間の夫婦」って事例はないのだろうか…)。

 

長寿ドワーフが死んだ妻との約束を寿命が尽きるまで守ってる深みある事象でした。フォル爺はもう滑稽な話だし、虚無みたいなものだと自虐したら、ヒンメルはその行動は絶対に意味がある事だと真顔で言うのです。

 

(誰も知らん死んだ妻との約束を守り村を守ってるなんて滑稽だろ?)そうだね。でもきっとその女性は、貴方が約束を守ってくれていることを嬉しく思っているはずだ。(33話)

 

村を守り続けるフォル爺は虚無みたいなもんだと自虐するも、ヒンメルはとても大切な行動だと断言するのです。その理由は「きっとそのひとは、貴方が約束を守ってくれていることを嬉しく思っている」とキッパリ断言する。

 

ドワーフと人間の夫婦…。先に寿命尽きた妻の人間の女性との約束を律儀に守り続けてるフォル爺は意味がある。先立った人間の妻は、残された者が約束を守ってて嬉しく思ってるはずだと。

 

これはもうそのまんまリボンを付けてフリーレン様とヒンメルにも当てはまる(と思う)。

 

「僕達の記憶は彼女が未来に連れて行ってくれる」「別にいいけど」って当時は軽い約束だったかもしれんが、ヒンメル像も英雄譚も原型留めず脚色される帝国領の地域柄でも、フリーレン様は勇者一行と楽しくもくだらない旅をしたって記憶は実在した。

 

(120話)

少し残念だけども、どんなに伝聞や伝承が変わろうとも、僕たちの成してきたことは変わらない。くだらなく楽しい旅を続けて、最後には世界を救ったんだ。それで十分じゃないか。

そうだね。

 

僕達の記憶は彼女が未来に連れて行ってくれる!

 

これが具現化してる重厚なエピソードです。その内、尾ひれと背びれがくっ付いて現実とは乖離したものが後に現実のように語れ真実になるかもしれない。でも、ヒンメルたちと冒険した実体験は失われず、ちゃんと未来に連れてってくれる。

 

軽く約束した「僕達の記憶は彼女が未来に連れて行ってくれる」は、リアル冒険譚が消失しようともフリーレン様が未来へ連れてく。それは、フォル爺ロジックで言えば、「きっとその人は、貴方が約束を守ってくれていることを嬉しく思っているはずだ」の対象人物はヒンメルにもなるわけで…。

 

YOASOBIの歌詞で言えば「君の勇気をいつか風がさらって、誰の記憶からも消えてしまったも」の後の「私が未来に連れて行くから」そのものですよ。ヒンメルの英雄譚は伝聞・伝承が変わっても、フリーレン様が覚えてる。そのくだらない冒険を!

 

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