『ハンター×ハンター』No.392◆情報の感想・考察です。
一気に動いた…というか動きそうな予感がして純粋にワクワクしてきました。ヒソカがやっと登場ですよ!ヒソカが出るだけで「うおおおお!」と盛り上がっちゃうね。
「エイ=イ組」のアジト
「シュウ=ウ組」「シャ=ア組」によるヒソカ捜査と「エイ=イ組」に落とし前つるって半分競争みたいなのは「シュウ=ウ組」が圧倒的リードとなってきました。
若頭のヒンリギさんに「エイ=イ組」のモレナの居場所の情報が入ったのであった。
エイ=イ組のボスの居所にいくら出す?(392話)
造船業者の配線部門で口の軽い男がいた…ってのを出所に「見取り図の存在しない部屋」「生活配線」があったそうな。
というか「シュウ=ウ組」「シャ=ア組」と違って「エイ=イ組」は他人に知られていない隠し部屋のようなところが事務所なんだ。「エイ=イ組」は船にいる事が当然のように語られてたのにね。ケツモチ(ツェリードニヒ第4王子)の上層部へ行けるルート云々とか言ってたし。
384話で描かれたモレナの抜け殻の部屋は、もとから知られてた事務所から拠点が移動して「見取り図の存在しない部屋」が拠点場所になってるということかな(←ようやく理解できた)。
表舞台に立てない二線者には裏世界での十分な待遇がなされた。船での居住区も上位王妃と同列の場所にあり、積み荷の上限も王に次ぐ量を許された。但しそれは王権制度に従順である事が絶対条件である(384話)
「エイ=イ組」は302話などで描かれた豪華な部屋から隠し部屋へ移って拠点としてる。またケツモチのツェリードニヒも今のモレナの居場所は把握できてません。
船の造船の段階から隠れて「見取り図の存在しない部屋」を作成してたなら、モレナはめちゃくちゃ計画的に皆殺し計画を立ててた事になる。全然「何となく」じゃないよ!
・モレナと愉快な仲間23人で皆殺して壊しましょう
・掟破りで「シュウ=ウ組」の組員殺して狙われる
・掟破りで「シャ=ア組」の組員殺して狙われる
・ツェリードニヒからアジトの行方を探されてる
・「見取り図の存在しない部屋」を拠点としてる
ついでにルイーニーが「幻影旅団」のノッブたちをおちょくって敵対しそうでした。というか今回で敵対確定です(クモが「エイ=イ組」全部を狙うかルイーニーだけかは知らんが)。
ミーシャ=ハオ(死亡)
前回のラストで「ミーシャ頼んだぞ」とヒンリギさんが言ってましたけど、誰やねん!って感じでしたがこういうことか!
ミーシャ=ハオ(死亡)
シュウ=ウ一家の元構成員。死後の念発動中。
彼女は死体処理班に所属しており死亡した際に能力「Zombie Girl(ラ・ヴィアン・ローズ)」が発現して「シュウ=ウ組」の組員が誰かを殺すと穏便に死体処理してくれる便利な存在。カーちんの守護霊獣みたいな死後の能力ですね。
ちなみにヒンリギさんがぶっ殺した門番兵士2人は発動せず大騒ぎだったので、頭を吹っ飛ばすと発動しない様子。おそらく綺麗な死体のみ発動して穏便に処理するのでしょう。
そうなってくるとリンチとザクロにやられた「エイ=イ組」の2人(名前不明)もミーシャ=ハオの「Zombie Girl(ラ・ヴィアン・ローズ)」が発動して処理されたっぽいですね。
390話
その後は特に描かれずスルーされてました。ヒンリギさんは拉致って色々と吐かせたいような様子だったし、「エイ=イ組」の奴らはアジトの場所知ってるので、リンチとザクロにやられた2人は死亡と考えるのが妥当でしょうか。
生きてたら5千万払って「エイ=イ組」のアジト情報得るより尋問しますしね。これで「エイ=イ組」はモレナと残り20人かな。
解せないのは冨樫先生は『キャプテン翼ワールドユース編』より名前有りキャラを多く出すって言ってたのに、名前が明かされなかった事かな。まあ、死後に名前出すのか単行本でしれっとネーム紹介入るかもしれんが…。
まじで3層にいたヒソカ
392話
【前回のヒンリギさん】「お前等もしヒソカを見つけてもオレと連絡がとれるまで待ってろよ」→リンチはぶん殴らなきゃ心の声が確認できない→ヒソカを見つけるまで待つとは…?
ヒンリギさんが悪いよ!
ドラマチックでもなければ派手な演出でもなく、あっさりとヒソカが出てきた。この辺が実にハンターらしいですね。
それにしてもマジでヒソカは第3層にいやがった!特に変装もしてない(逆に普段が変装状態か)で堂々と普通に過ごしてます。イルミ&カルトちゃんが3層に居る事にめちゃくちゃ拘ってましたからね。
・言ったろ仕事なんだ。ここ(3層)に残る
・出来ればシャワー付きの独房がいいな(380話)
イルミは頑なに3層に留まる事に拘っていました。
例え独房に入ることになったとしてもです。
結局、ミザイさん(牛)と同じ警察関係者の宿舎に住む事が条件で留まれました(ちなみにミザイさんは幻影旅団はクラピカへ復讐するため船乗ってると間違った推論してます。この勘違いが今後どう動くかも気になるところ)。
イルミは知ってた
要するに、イルミはカルトちゃんの能力でヒソカが3層にいる事を把握してたのでしょう。
225話
カルトちゃんの能力は人探しに特化してる(と思われる)。蟻編の箸休めに描かれた自称新女王のザザン率いる軍団と幻影旅団の戦いでは和紙を使って盗聴できて誰がどのような状況化か把握してました。
さらに見ず知らずの人を探せる能力もある。クロロの鎖を解除するためのグリードアイランド編では除念師(アベンガネ)を探し当ててますからね。
- 盗聴能力がある
- どこにいるかも謎の見ず知らずの人(能力者)を探せる
イルミが第3層に留まることに拘ったのはヒソカが第3層にいると知ってたから。
でもさ。詳細不明のカルトちゃんの人探し能力は、世界中の中でアベンガネがグリードアイランドにいる事まで突き止めて尚且つ盗聴能力まであるなら、ヒソカの居場所を把握できそうな気がするんですよね。
377話のイルミ発現の通りヒソカから自分を狩ってくれと依頼されたので幻影旅団に入ったをどこまで本当なのか気になる…。すぎに狩れるじゃんね?カルトちゃんいれば!でもまったり過ごす気満々でした。
380話では正直で聞かれると全部答えちゃうって性格な上で「仕事(ビジネス)」「3層に残る」とだけ述べてる。独房に入ってでも3層残るマンでした(仮に独房でもイルミなら簡単に脱出できるだろうけど)。
イルミはマジのガチでヒソカを狩る気あるの?
実は裏で組んでるの?(ヒソカが幻影旅団狩る…本気の戦いできるように)
イルミの言う「仕事(ビジネス)」の真意は含みあるよね。
「シュウ=ウ組」「シャ=ア組」は組んでる?
優先順位はヒソカの確保!津にエイ=イ一家だ。エイ=イに関しては頭以外は構成員の人数すら不明だ。念使いの可能背もある…単独行動は避けろ。ヒソカは要警戒!天空場のフロアマスターだ。見つけたらオレに知らせオレが到着するまで近づくな。オレかヒンリギがヒソカとの交渉に成功すれば次の段階に移行。エイ=イ一家と旅団の削り合いを見守る(392話)
ここまで一切関わりがなかった「シャ=ア組」と「シュウ=ウ組」。それぞれカキンマフィアの掟(組長同士で連絡して抗争するルール)を無視されて組員殺され落とし前つけてやるって「エイ=イ組」ぶっ殺してやると動いてると思ってましたが繋がってるのでしょうか。
それにしては認識の違いが浮き彫りである。
- シュウ=ウ組…ヒソカより「エイ=イ組」優先
- シャ=ア組…「エイ=イ組」よりヒソカを優先(クモと表向き手を組んでるのもあるか)
「シュウ=ウ組」は「エイ=イ組」の構成員23人と把握してるのに、「シュウ=ウ組」は分かってない。この辺は随時ほうれんそうしてない…リアルタイムで連絡せず、組長のみが連絡してて下に降りてく…って感じなのかな。
「シュウ=ウ組」は「エイ=イ組」のアジトも見つけそうだし、ヒソカ探し出すことも達成してる。371話によるとカキンマフィアはあくまで三つどもえで敵対関係ですからね。どっちもケツモチの王子勝たせる気満々だし。
「シュウ=ウ組」がヒソカとどう交渉するか次第ですが引き込んだとしたら(「シュウ=ウ組」もバランス調整のため幻影旅団には消えてもらう腹積もり)、対立するってのもあり得るんじゃないかなと。幻影旅団はヒソカを狩る為に乗船してるわけですから。
「エイ=イ組」VS「シュウ=ウ組」と「エイ=イ組」VS「シャ=ア組」の対立構図は出来てましたが、「シュウ=ウ組」VS「シャ=ア組」になる可能性もありそうかなって思ったり思わなかったり。
それとも「シュウ=ウ組」と「エイ=イ組」は対立しないって話は済んでるんでしょうか。あくまで「エイ=イ組」潰す。幻影旅団をどうにかしてバランス保つって…。オウ=ケインの「オレかヒンリギがヒソカとの交渉に成功すれば次の段階に移行」を素直に解釈すれば組んでるってことかえ?私気になります!
コメント
集英社 シュウ=ウ エイ=イ シャ=ア
ですかね?
ジャンプ漫画でやくざと言えば、集英組か御所河原組だよね
イルミは表紙の花から様々な考察がでてましたけど、どう転んでも面白そうなのがいいですね
個人的には王位組に比べてヤクザ組の話はかったるいなと感じていたので、さくっとヒソカがでてくれて楽しみが増えました
エイ=イ組のカシュ―(中列右から3番目)ってまだ死んでないような
パドイユ(中列左から3番目)は391話で死にましたけど
修正しました。
鼻の穴が似てて間違えちゃいました。
>世界中の中でアベンガネがグリードアイランドにいる事まで突き止めて
>尚且つ盗聴能力まであるなら
アベンガネがGIにいる事は団長の占いから分かったのではないでしょうか
GI内での特定は能力なので範囲上限があるのではと思いますが
修正というか追記しました。
またクラピカ出てこなかった
モレナは別に計画的に隠し部屋を準備したわけではないんじゃないですかね
腹黒で狡猾で権限を持ってるなら、何かに備えてとりあえず隠し部屋を準備する位すると思いますし
純粋にヒソカの目的を考えれば、手足を全て削ぎ落とすまでイルミにクロロを抗争から守らせるというのが「仕事」としか思えない。
もしくは、ヒソカが死んだ場合の報酬をわざわざ「婚前契約」とか言ってるあたり…ヒソカの強力な肉体(死体)を人形にするとか想像膨らんで仕方ないわ〜
No.392の情報屋(調達屋?)のばあさんの話で、一層に「ヨロズヤ」という取り寄せサービスがあることが語られている。
もしこのヨロズヤが第三王子が仕切っている商売だとすると、第三王子だけがカチョウの死を知っていたことが説明できるな。
B.W号との間を往復する高速艇がカチョウの死体が乗った救命艇を発見して、第三王子に報告したが軍や法務局には伏せてある、という訳だ。