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『今どきの若いモンは』、近頃の若いやつはとよく言うけれど?どうしてオレはがんばっているんだろう?

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今どきの若いモンは(1) (サイコミ)

『今どきの若いモンは』(吉谷光平)読了。

めちゃくちゃグッとくるな…。社会の歯車には効くわ…。

twitterで「251,000いいね」を獲得した超話題タイトルが満を持してコミックス化! 全社会人が歓喜する理想の課長がここに爆誕!! 彼が発する「今どきの若いモンは…」から始まるありがた~いお言葉が社会人のハートにバシバシ刺さる。読めば心が軽くなる、あこがれお仕事コメディ!

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『今どきの若いモンは』

吉谷光平先生といえばツイッターでバズりまくる作家として有名で、ある意味コラムニストな作品が心の琴線に触れるものでした。今作『今どきの若いモンは』はコラム系漫画の真骨頂ともいえます。

「最近の若いモンは…」という枕詞は、次に「ダメだ!」「なっとらん!」と続き、そして「わしの若い頃は…」と説教と自慢を語りだし、聞かされるほうは忌避したくなるものです。『今どきの若いモンは』はそんな風潮への強烈なカウンターでもある。

今どきの若いモン

2

ったく今どきの若いモンは…

主人公は新入社員の麦田。ある日、石沢課長から「ったく今どきの若いモンは…」と声をかけられます。麦田も、オッサンの「今どきの若いモンは」「オレらの若い頃はもっと…」と言われるものと当然構えます。

しかし、石沢課長の言葉は予想外のものでした。

今どきの若いモンは真面目に働きすぎなんだよ

( ;∀;) カンドウシタ

最近よく耳にする「若者の〇〇離れ」というニュース。「車」「バイク」「結婚」「外食」「家」…など何でもござれ。そもそも若者は最初から持ってない(興味無い)ので離れるもクソもなく、当時群がってたのはジジババ共なのだが…。

謎の若者DISである。突き詰めれば、今の若者は金が無いだけって事に行きつくのでしょうが、いわれなき非難を浴びてしまう今どきの若者。特に顕著なのは「今の若者はさっさと仕事辞める」とか「残業したがらない」でしょうか。

もはや価値観が違うのに「なに言ってんだ?」である。自分が学生や20代前半だった頃に流行って、ありがたがって読んでた当時のビジネス書とかを久々に引っ張り出して読み返してみたけど、まじでゲロ吐きそうになりました。

4

昔流行った社会人としての必要と謡われたビジネス書

要約すれば「仕事で言い訳すんな!」とか「苦情や苦言は喜べ!」とか「仕事を趣味にしろ!」とか「どんな仕事でも天職だと思え!」とか「健康管理ができないのは社会人失格!」とか「できないとは絶対言うな!」とか、そういったものが美徳で良い事であるとクドクド書かれたものです。

今読むとやばすぎる。ワ〇ミの創業者並みのことが素晴らしいことであるという系ばっか。たかが10~20年前はそれが「正義」で「素敵」な社会人像だったのだ。出世することや馬車馬のように働くことはスゴイんだぞって説いてくる。

そんなもんをありがたがって読んで「こうならなきゃいけんな!」とか決意して、みんな影響受けてたのでのです。恐ろしい。

今の風潮は大分マシになってるけど。若い子は10年ぐらい前のビジネス書を読んでみて欲しい。電子化もされてないので、ブックオフとかで立ち読みで。「バッカじゃなかろうかルンバ♪」となるが、当時は常識で美徳だったという大恐怖!

若者に「それでいいんだ」と優しい

3

今どきの若いモンを肯定してくれる

今どきの若いモンは大変だなぁ

景気が悪くて就職難だ、頑張って入っても給料は少ねぇだ

好きで生まれた訳じゃねぇのに「ゆとり」ってバカにされる

( ;∀;)石沢課長

『今どきの若いモンは』は避難される若者を優しく肯定してくれる。石沢課長が「今どきの若いモンは大変だなぁ」と言ってくれる。そりゃ麦田も読者も泣きますわ。こんな上司欲しかった!

今どきの若者だけでなく、僕の世代も、ひょっとしたらもっともっと上の世代でも味わった理不尽さを「そんな事必要無い」と言ってくれてる(ような気がした)。多くの人が経験したであろう、先輩が来る前に来いとか上司より先に帰るなとか掃除しとけとかそういうふざけた「会社の常識」。

石沢課長がぐうカッコよく、そういった理不尽なことをバッタバッタ切り捨てる感じは爽快感もあるね。こんな上司いたら…と思うこと多数、こんな優しい会社だったらと胸に染みること無数です。

嫌なヤツだとか、セクハラ上司だとか思った第一印象もガラリと変わる、なんのかんので良い人ばかりというか、それぞれに仕事に対する芯があるのがええなぁって。

とんでもない至言やで

4

9話

あゆみはさぁ「良い職場の条件」って何だと思う?

私はね「人」だと思うんだ

麦田(姉)の台詞に何度も何度も頷いてしまった。良い会社ってのは人によりけりでしょうし、十年後にはたくさん残業して給料ワンサカが美徳になってるかもしれない(振り子のようにそうなってる可能性ありそう)。

それでも本質を付いてくるね。「人」ですよ。どんな環境でも良い人が多ければ、そりゃ良い職場ですよ。これは普遍的な価値観でしょう。吉谷光平先生はやっぱコラムニスト的な漫画家だなーって。ブラック企業問題とか今の若者って社会風刺をしつつ、心に染みることをズバリである。

とにかく優しい世界です!石沢課長最高すぎる!こんな上司や職場は憧れちゃうね。「最近の若いモンは…」という枕詞で、次に「それでいいんだ!」「大変だな!」と言ってくれる。学生も社会人も読んでくれ。ここに理想境が存在する。

そして、『今どきの若いモンは』のキモは若者を「甘やかしてくれる」ばかりでないことです。働いてりゃ、めちゃんこ理不尽な、「はぁ!?」「なんだよ!」「ふざけんな!」的なことも起こる。それを肯定も否定もせず、むしろ前向きに描くのは素直に感動です。

明日がある、明日がある、明日があるさ♪

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いつか…いつか私も…

まるで「明日があるさ」(ジョージアで行きましょう版)のように勇気が貰えるのがキモやね。働くこととは何か。社会人とは何か。理不尽な若者をDISる風潮。…そういったことを社会風刺しつつ優しく描き、とても良い話にまとまってる。

後書きで作者がリーマンを辞めた理由を、「マンガ家になりたいからというのは建前」「本当は仕事がキツすぎて辞めた」という独白が刺さる。だから、働いてる人はみんなプロって拘りがグッときます。考えさせらるコラムのようだ。

読めば、明日も頑張るかって気にさせてくれます。近頃の若いやつはとよく言うけれど…?ですよ。そういう社会風刺に留まらず、ふと疲れた時に読んでもらいたい作品です。「元気」をチャージできる。少なくとも、自分が若い頃に読んだビジネス書の価値観よりも糧になる。

どうしてオレはがんばっているんだろう?

答えは風の中!それでも、明日があるんだなぁ…。

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コメント

  1. 匿名 より:

    あーなるほど
    たしかにTwitter民が好きそうなマンガだわ

  2. 匿名 より:

    思い切りタイトル間違ってない?

  3. 匿名 より:

    ネットって嘘ついてものを語ることの方が多いからなあ。本当にそれは上司のせいなのか?他人に責任を押しつけて自分を正当化してるだけじゃないのか?単に苦しんでいる俺を見てくれとアピールするただのマゾじゃないのか?てめえの仕事の感想なんて求めてねえよと。まあ自分にも降りかかることもあるから気をつけないとな。自省。

  4. 匿名 より:

    こういう上司や先輩と不倫する新卒女子は多い
    きつく当たられていたり残業している大卒女子は大体セフレにされてた
    男にはアタックチャンスらしいぞ!