アニメ『かぐや様は告らせたい』
良いアニメだったなぁ。最終回であの「花火の音は聞こえない」は大方の予想通りでしょうが、そこでED曲に繋げるでなく、好き避けから追いかけっこしてのED曲がかかる締め方はとても綺麗だった。
EDで土手を走るアニメは名作ですからね。なんか追いかけられるEDが『うる星』を思い出すし、全編通してところどころでおっさんがグッとくる昭和臭の演出なども随所にありましたなぁ。
またラストではミコちんやマキちゃんなど二学期にスポットあたるキャラを小出しにしてて、2期への期待が高まりましたね。2期はやっぱり文化祭で締めると神アニメになる予感。原作派でもめがっさ面白かったです。
最近のかぐや様
さて、原作本編は文化祭で一つの区切りをつけたものの、氷のかぐや様が出てきて大波乱(?)になっております。
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132話:四宮かぐやについて④
氷のかぐや様
キッスした位で彼氏面ですか
キッスしたら即恋人なんて子供じゃないんですから…
は…?(威圧)
みなさんがどう感じたかは分かりませんが、あくまで個人の意見で「これは無いわー!」ってのが正直な感想なり。『かぐや様は告らせたい』でラブがコメって積み上げてきたものを文化祭のキッス事件でスパークさせたわけじゃないですか。感動したわけじゃないですか。
それを全て台無しにするかのような「キスした位で彼氏面ですか」発言よ。文化祭で「キスした」って誤魔化しようのない決定的なビッグイベントの後だけにね。読者だって「かぐや様と白銀はこの後どうなるか?」って焦点になってたはず。
白銀が勇気出して「ここまで行ったら…もう恋人…とか」って言ったら速攻で否定ですからね。「えー?」感は拭えない。まさかキスしといて何も無いのかと。こんなの野球ボールが飛んできたり、キムチだったり、「ピリリリ」と携帯電話が鳴ったり、温泉ブクブクと本質的には変わらないじゃん!
ラブコメ特有の引き延ばし、まるで進まないである。
キスしたのに彼氏面すんなで有耶無耶にして今まで通りの「友達以上恋人未満」で日常へ戻すのだろうか?それはキツイよ…。
とはいえ、ここまで読者の期待に応えることに定評があった『かぐや様』である。安易な引き延ばしラブコメ展開をやるわけがない…という安心感みたいなのは確かにある。これはあくまでクリスマスへの布石のはず…。
四条眞妃の双子の弟(帝?)
マキちゃんの日常
132話で気になったのはマキちゃんの双子の弟でしょう。
ファンブックによるとかぐや様は兄が3人いること(母は違う?)、そしてマキちゃんには双子の弟がいることが明かされました。
そのマキちゃんの双子の弟、白銀と同学年に「四条」の人物がいることは興味深いですね。「四条帝」の可能性が微粒子レベルで存在する…?
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「四条帝」とは偏差値77の秀知院トップの白銀をしても越えられない謎の人物。全国模試で白銀を抑えて1位に君臨している現役高校生である。また名前が帝ってのがミソでもある。「竹取物語」はそもそもかぐや姫と帝の話だからね。原典じゃ御行など横恋慕してた当て馬だから。
そういったことを踏まえて「四条帝」ってのは名前だけで只者ではない。最初は「四宮」と並ぶ四大財閥の家系かと思いましたが、「四条眞妃」の登場で分家であると判明しました。それでも名前からして「帝」はこの漫画のラスボスっぽくもある(マキやん一家が四宮家と四条家の分家の可能性もあるけど)。例えばかぐや様の許嫁とかね。
そんなこんなで、「四条帝」はこの漫画のキーっぽい感じでしたが、マキちゃんの双子の弟はマキちゃんに蹴られてるサッカー少年の模様。ヘタレっぽいな。うーん?これがあの「四条帝」なのかと。
何とも言えんな…。
マキちゃんの双子の弟の名前…私気になります!
※追記
ヤマカムさん、マキちゃんの双子の弟は四条帝ではないと思いますよ
何故なら、四条帝と会長は同学年ではない可能性が高いですから
会長は同学年ではトップだと言ってます
しかし、四条帝はそれより上
つまり四条帝は会長と同学年ではないという事になります>コメントより
コミック4話
そうでした。
白銀は全国模試2位で同時に「同学年の高校生百万人のトップに位置する」とも述べています。つまり高校2年生の中では全国一であると。この発言から、四条帝は現役高校生であるものの高2だとおかしくなる。高1か高3の可能性が高いですね。
133話:かぐや様は気づかれたい(氷)
氷かぐや様はしてほしい…
はい!お可愛い!
前述した通り、キスを有耶無耶にしていつもの日常に戻すのかよ!ってガッカリしてた氷ちゃん。しかし、なんてことはない。彼女は白銀からキスして欲しいだけの言動であり、その一挙手一投足が大変お可愛かったです。
大丈夫だ。氷ちゃんはクリスマスで再び至高の「いい最終回だった…」ってカタルシスを味わえるための前振りだよ。そうだよね?ああ、見えるよララァ。クリスマスで白銀からキスするハッピーエンドの姿が…。
やはやそれにしても。氷ちゃんは氷ちゃんで新鮮でお可愛いですね。アホな部分を封印してるはずが、僅かにしかし確かにポンコツ臭があります。なんのかんので「かぐやちゃん」も「氷ちゃん」も同じかぐや様なんだなって。
白銀から手を繋いで欲しいとか、香水の匂いを嗅いで欲しいとか…恋する乙女(氷バージョン)は素晴らしい。糖分補充的な意味で良き甘味所になってます。どうなるか知らんが、氷ちゃんを成仏させるのも違う気がしてくるぞい。
134話:かぐや様は許したい(氷)
ヤンジャン134話
コミック38話
デジャブ…かな?
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今回の134話「かぐや様は許したい(氷)」はコミック38話「かぐや様は許したい」を踏襲してキレキレの話でしたね。かぐや様と柏木さんが恋愛相談すると同時に、白銀も恋愛相談してるっていう…。ただし相手は石上でなくマキちゃんである。
これは草生えるわ…。氷のかぐや様でなんかちゃぶ台ひっくり返された気分になったのも今は昔よ。腹を抱えてゲラゲラ笑ってしまう。マキちゃんギャグ要因としての面白さは半端ねーわ。キレ味あるギャグと同時にマキちゃんの爆弾っぷりもヤベーよ!
爆撃マキちゃん
御行に裏切られた!!
やっぱり私には優しか居ない(抱きつき)
さすがマキちゃんや…。
ギャグ要因だけでなくラブコメ要因としてもしっかり爪痕を残している。つばめ先輩の目の前で石上に抱き着き「優しか居ない!」ときたもんだ。やべぇ人がやべぇタイミングでやべぇ事口走ってがばっとホールド決めた。
フィニッシュホールフドはつばめ先輩に勘違いされそうだよ!
既にミコちんとつばめ先輩に同時フラグを立てまくる石上に、とんでもない新たな「フラグ」が立ったぞー!クリスマスの主役はかぐや様&白銀でしょうが、石上関係は今後の趨勢でキモになる基軸だよなぁ…。
石上は┬─ミコちんとくっつくよ(裏主人公&裏ヒロイン派&ハート)
├─つばめ先輩とくっつくよ(巨大ハートクッキー派)
├─マキちゃんとくっつくよ(やすらぎ&優しかいない派) ←new
├─小野寺さんとくっつくよ(ラノベ派、同人版白い三角形派)
├─藤原書記とくっつくよ(正論DV派)
石上とマキちゃんのフラグも着実に進行中です。
ちなみに、マキちゃん大好きなので石上と結ばれれば幸せになれるって本気で思ってます(真顔)。まあ、マキちゃんは「オチ」に定評のある子なので何とも言えんが…。
氷ちゃんお可愛すぎ問題
私が会長の事…好き…だからに決まってるじゃない
お可愛いすぎる件!
ぶっちゃけアホが消えて出オチ感があった氷ちゃんでしたが、めちゃくちゃ恋する乙女としてファインプレー連発してます。「好きなのに」のくだりは悶絶してゴロゴロと5回転は決めましたね。
出てきてキスを有耶無耶にして、「何やコイツ…」と引いたのになぁ。今では氷ちゃんの幸せを祈るぐらいまであります。クリスマスで白銀から一発決めてもらうための要員で、キスされたらまた消えてしまう気がしますが、ここまでお可愛いと氷ちゃんにもハッピーエンドを望んでしまう。
仮にクリスマスで白銀がかぐや様にキスして、氷ちゃんが成仏されるってENDは違う気がするんだよなぁ。それぐらい氷ちゃんに感情移入しています。どう処理されるか知らんが氷ちゃんも報われて欲しいんだよなぁ。
氷ちゃんの寿命コミック1巻
全治1巻
サラリと氷ちゃんバージョンが1巻分であると告げられてます。
アホの通常かぐや様は「全治1巻」って…。
氷ちゃんになったのはヤンジャン131話(コミック141話)からだよね。これはコミック14巻のラストでもある。ならば…?15巻はほぼ丸々氷ちゃんのターンになるな。同時に、氷ちゃんが消えてしまうカウントダウンでもある。
氷ちゃんが消えるのは白銀からキスされるシチュしかあり得んと思うんだが…。計算するとあと7~8話で氷ちゃん成仏エピソードになるような。どうまとめるんだろ?私気になります!
コメント
キムチでは?
かぐや様と関係ないですけどw
それと、氷ちゃんはあくまでペルソナなので、消えるとかそういう事じゃないでしょう
氷ちゃんはかぐや様の一側面
ずっとかぐや様の中にいますから
別人格とかじゃないと明かされましたから
アホと融合していつものかぐやに戻るまでのタイムラグが1巻分
そう考えると漫画的表現として氷かぐやが誌面上から引っ込むとすると
「誌面から消える」と見たら消えるという表現も間違ってはいないよね
成仏というよりかぐや(アホ)との融合かなぁ
つばめ先輩、「え?優くん私に前に告白してきたのにどういうことなの?」って顔してる…
いいぞもっとやれ!
ウルトラロマンティック作戦で感じたときめきは別に嘘じゃないけど
浮かれて自分からキスしちゃったのは理想とする「普通」じゃなかったから
あの時の告白が嘘じゃないなら今度は会長からキスしてくださいねという話よね
早坂曰く「こっちからじゃなく彼から動いてくれたのが嬉しかったんですよね」という
会長一世一代の告白劇を言葉上で否定したせいでこじれちゃってるけど(玉に致命傷)
まだ多重人格だと思ってる人いるんかなあ
わざわざ今回も補足説明入ったのにね
いるんかなあも何も実際そういう表現として描かれてるんだからしょうがない
アホかぐやはあくまでデフォルメ状態として元のかぐやの意識もあった上でだけど
氷かぐやは明らかにいつものかぐやの意識が内側に引っ込んで分離してる
ペルソナと言い訳めいた言い方をしてたけどどう見ても人格が分かれている
面白いからそこはスルーしてるけどあれをデフォルメと見るのはさすがに苦しいよ
かぐやの過去編を片付けるにはこうするしかなかったからしょうがないんだけど
あくまでかぐやの元の意識が残った状態でデフォルメとして描いてほしかったな
ヤマカムさん、マキちゃんの双子の弟は四条帝ではないと思いますよ
何故なら、四条帝と会長は同学年ではない可能性が高いですから
会長は同学年ではトップだと言ってます
しかし、四条帝はそれより上
つまり四条帝は会長と同学年ではないという事になります
四条帝が学年違いだって話、前からたまに見かけるけど
帝くんだか帝さんだかが秀知院以外の高校に通ってるだけじゃないの?
1巻4話の「トップ」発言は「首位」じゃなく「最上層」と解釈すれば矛盾は起きないし
そもそも学年が違うのに同じ全国模試の同一ランキングで一緒に集計しないでしょ
四条家のお家の事情だか教育方針だかで別の学校行ってます で説明がついちゃうような
全国共通模試は学年関係ないよ
別学年でも一緒に集計されるから
それに、それを言ってる場面の会長の言葉を聞くと最上層とは思えない
全国模試二位で、しかも同学年ではトップのこの俺がっていう言い回しだから
・・・・とりあえず参考に東進と河合塾の高校生向け全国模試の概要を見てきたけど、
学年で部門が分かれているように読めるんだが、本当に全学年一緒の集計なの?
1巻4話の会長のセリフは、学年ごとの集計を前提に「具体的には全国模試2位、
つまり同学年の高校生のトップ(最上層)に位置するこの俺が」と読んだから
そんなに違和感なかったなあ。成績でトップつったら首位だろってのは分かるが
順位表で3位と6位が卒業生。
全部一緒の集計じゃなきゃおかしいでしょ。
二年生と卒業生で集計して三年生だけ除外したとでも?
現実はどうあれ作中描写では現役と卒業生の混合の順位表で2位なのでトップ「層」の意味ならわざわざ「同学年の」と付ける必要がない
まあこの頃の描写がどこまでアテに出来るかは知らんが
せやね…
ちょっと追記しました
どちらかというとニセコイのキムチや野球ボールよりは、ぼく勉のキスは挨拶を引き出すべきでは?甘いぜヤマカムさん
もっとも、脳内会議で通常かぐやが似たようなことを既に言ってましたが
学園三位の四条眞妃もマキと同一人物とは思えなかったから
四条帝も非常にポンコツな可能性も(笑)
そもそも、一位(会長)と二位(かぐや)もかなりポンコツだからな、秀知院ってw
私的には2期が1クールならラストは10巻のスマホ買い替えが良いんだけどなぁ。
文化祭まで行くとオチに定評のある四条眞妃とつばめ先輩の扱いが雑になりそう。
そこは3期まで取っておいて欲しい。
>>全治1巻
こういう作者の予定はたいてい伸びるもの…
ほんとにいいアニメでしたね
1987年の映画「竹取物語」では、なぜか帝ではなく大伴御行(中井貴一)がメインだったので、主人公が白銀なのはもしかしたらそのオマージュなのかも。
どうして御行メインにしたのかはファンブックに書かれているので機会があれば
会長視点だと氷編最初の2話はホントキツかった
かぐやちゃんよりも氷の方が出てきちゃダメだろぐらいには
柏木神とマキちゃんってカンフル剤のおかげで氷編の道筋が見えた最新話で漸く落ち着いた感じ
普通の漫画なら愛を伝えあったりキッスをするまでを引き延ばすんだけど
キッス(大人)してからを引き延ばす漫画ってのは中々斬新よな
御行に裏切られたって言ってるけど翼君の告白のこと考えると最初から敵なんだよなぁ
会長とマキちゃん、真冬に樹の下で寝転ぶのどうかと…
134話って、学園祭が終わった3日後くらいだろ
学園祭が、12月21日に終って、次の日(12月22日)にかぐやちゃん登場!会長が1番好きと指差したりした後に睡眠、唸りながら生徒会室で睡眠、かぐや様(氷)起床、コーヒー罵倒、手が寒いわね罵倒、タクシー乗車時にお可愛いこと発言
12月23日、放課後に会長、かぐや様(氷)と会話すべくかぐや様(氷)を追いかけ回すw、かぐや様(氷)、こっちに近寄らないで!発言、どこに行くの、ここに居なさい発言(前回)
今回は、この続きで時系列としてはかぐや様(氷)のとってもいい匂いの香水を嗅いだ後に、マキちゃんに相談しているのだろう、かぐや様(氷)も柏木さんをスマフォで生徒会室に呼び出したのかも、そう翌日がクリスマス・イブの日ね、だから石上とつばめ先輩が明日の打ち合わせという名目のデートをしようとしていたら、マキちゃんが、抱きついてきと
放課後のわずか数時間の間にすごく濃厚な経験をしてますな
今回と前回は同日なんだろうか? 前回、勝敗がついていたのに、今回の氷の発言をみると、香水の日がまだ続いているような感じ。
四条帝は、どうして漢字を御門にしなかったのかずっと腑に落ちない。これなら御行と対になるんだし。
12月23日だと思う
明日はクリスマス・イブ!というみんなが浮つく日だ
以前、本編で街はクリスマスの雰囲気と紹介していたしいい感じだと思う
学年の件ですが、作者が実際にイメージしているのは現実でいうと東大模試などの類かと思います。
東大模試は1年生や2年生も受験生と一緒に受けることが可能で、成績上位者リストに開成や灘なんかの1・2年生がいるのも普通なので。
マキちゃんの双子の弟(だと思われる奴)は、実は花火の音は聞こえないに出てるんだよね
まあ、今の所似てる奴だけど
泣いてるかぐや様の後ろにいる
秀知院1年の成績トップはザコちゃんだから、マキちゃんの弟が帝だとしたら秀知院3年か秀知院以外の1年or3年生だろうな
まあS級だけど学校では面倒だからB級的な可能性もあるが、その場合は成績から見た前提が全部崩れてしまう
いや、だからマキちゃんの双子の弟なら、会長と同じ二年生の筈でしょ
留年という可能性もあるが、帝の成績なら留年なんてほぼあり得ない筈
そして、日本には飛び級制度はない
まあ、かぐや様の作中にはあるのかもしれないから、絶対とは言えないけど
石上は紀かれんとくっつくよ派のワイ、味方がおらず、咽び泣く。