今更ながら『マジカミ』はじめました。魔法少女が戦うRPGです。制作費12億だそうな。有名ゲームですので今さら自分がどうこう言うのもアレですが…。
超面白れぇぇぇぇ!!!!
なにこれ。マジ神ゲーじゃん。自分は今までこんな面白いゲーム未プレイだったのかと衝撃を受けるレベルです。『マジカミ』とは「マジでカミってるゲーム」の略だったのかもしれんな。
確実に人を選ぶ系統ですが、自分はぶっ刺ささりまくり。8章までの感想というかレビュー記事ですのであしからず。
『マジカミ』レビュー
完成度高いRPG
【マジカミ】のキモはキャラとストーリーです。
そしておパンツ!もちろんRPGとしてもクオリティ高いです。
うねうね動く3D美少女キャラが魔法少女となって「悪魔」と戦うRPGです。衣装も可愛いの多くて着せ替えも良い。冒険ではなくいわゆるアニメ的な日常生活を送りながら魔法少女になって悪魔と戦っていきます。だから日常のエピソードも読ませる。
- うねうね動く美少女
- おパンツ
- RPGとして普通に面白い
- キャラクターがめっちゃ良い
- シナリオが超最高
シナリオがスマホゲームでは歴代一番かもしれん(まだクリアしてませんので評価変わるかもしれませんけど8章までやった感じスゴイの一言)。
魔法少女とマスコットの物語
口上はこんな感じ。神隠しのように人が次々と消える。しかし、事件にもならず誰も気づかない。悪魔は人間の「存在」を食うので、食われた人は「はじめから存在しない」事になのです。それに気づけるのが魔法少女の資質ある子。
「いろは」と「かおる」の2人の少女は「おかしい」と感じつつも日常を送っていたら、気づけば異空間のような変な場所にいて、悪魔に襲われることになる。
そこで、主人公オムニス(マスコット)がサポートし、魔法少女に変身して戦う…というもの。進めれば魔法少女の仲間が増えていきます。
主人公も「とびお」という普通の男子なんだが、謎の部屋からマスコットのオムニスに憑依的なことをして魔法少女のサポートをするのです。主人公もなんか秘密がありそうだし、部屋にいる少女の言われるがままに…(この少女も意味深)。
で、随所に含みがある伏線のようなものが挟まるのです。途中から止められない止まらないカルビーかっぱえびせん状態。「先を読みたい」欲求がムクムク高まるシナリオ回しは絶妙すぎる。超面白いです。
ニトロプラスの匂いする
美少女が魔法少女になってかわいい衣装に変身して戦う…といえば、ファンシーで平和的なものを想像しますが、「まどかマギカ」みたいな世界観です。
エログロや容赦の無さ。むしろニトロプラスのゲームやってる感覚になる(まどマギもニトロの系統ですが)。序盤は、のほほんと女子の青春部活のノリだった魔法少女が「まどマギ3話」みたいになる。
虚淵玄氏や奈良原一鉄氏の作品のようなテイストです。もっと厳密にいえば「スマガ」をシリアスにした感じ。主人公のとびお(オムニス)もうんこマンみたいなポジションだし。
美少女ゲームを夢中でプレイした人(特にニトロ系)は絶対にぶっ刺さる。
「ONE」「KANON」「ever17」「クロスチャンネル」「マブラヴ オルタネイティヴ」「月姫」「Fate」「俺達に翼はない」「バルドスカイ」「鬼哭街」「スマガ」「素晴らしき日々」「装甲悪鬼村正」をはじめてプレイした時のような体験ができるぞい。
熱量と伴いつつもミステリー小説のような謎と回収。あのワクワク感が!マウスのクリックが止められないドキドキ感が!「うおー!続きどうなんだ!」とプレイの辞め時がわからなくなるノベルが広がってる。
それぐらい物語の「読みやすさ」「盛り上げ方」「意味深な描写」「引き」が完璧なのです。元々【マジカミ】もオンラインのエロゲだったものをスマホゲームに移植したもので、滅んでしまったと思ってたエロゲ文明の大傑作が絶滅してなかったんだと感動です。
美少女の立ち絵(【マジカミ】は凄く動くけど)、よい感じのBGM、壮大な物語をノベル形式で、プレイヤーがのめり込むシナリオ回し…。これが我らが体験した、かつて存在した、名作エロゲ文明の味じゃぞ!
上記の美少女ゲームの例え誰もついてきてない説。
何度も読み返せる
「純粋な驚き」「良い意味の裏切り」「どんでん返し」「プレイヤーの気づき」が素晴らしい。
初期からとびお(オムニス)は、魔法少女になれる娘たちに謎の既視感というかデジャブ的な描写があったり、サブストーリーでは人間verでは会った事もない魔法少女娘との絡みが普通に描かれたり…。
(※ちょっとだけネタバレ風味です)
ある事件をきっかけに何となく予想が付くようになる。プレイヤーは「クロスチャンネル」「マブラヴ」「スマガ」「Fate/hollow ataraxia」「ひぐらしのなく頃に」的なアレかと予想できるように進行していきます。そして…!?
(核心的なものでないけど一応隠すぞい)
早い段階で主人公はタイムリープして同じ時間を繰り返してると分かる仕掛けになっております。主人公も気づいて何度死んでも大丈夫や!となってからの「どんでん返し」でそれに呼応しての展開に鳥肌が止まらん。
実際に同じ時を繰り返してるようで細部が違っており、ちゃんと読んでるプレイヤーも途中で「ん?なんか違うぞ」となる仕組みになってる。後で読み返すとこういう発見がでる「伏線」が随所にある。スルメのように味わい深いノベルイベント。
見事に散りばめられた伏線と、それを回収し、また新たな謎を提示していく物語構成だからこそ夢中になってしまう。絶対に没入する。
全ての登場人物のキャラクターが立っている中で、ミステリー小説もかくやってストーリーラインは「純粋に面白い物語」です。
しかもギミックや伏線は「プレイヤーがこれまでのエンタメで経験して予想付くだろう」ことを前提にしてる節がある。それを叙述にして裏切るカタルシスよ。同時にカタストロフがある。やばばばば!
それでいて、8障段階でまだまだ気になる伏線や引っかかるポイントはわんさか存在する。「伏線」「回収」だけでなく、日常のキャキャウフフから燃えるシーンまでハイクオリティ。ヤベーよこのゲームのシナリオは!
ただただ単純に「物語の続き」が気になるというだけで(そうさせる読みやすさと分かりやすさ)プレイヤーを引っ張る。
RPGとしても極上の面白さ
あまりにも極上のシナリオなんでノベルゲームのように語ってしまいましたが、これは魔法少女が悪魔と戦うRPGです。
スタミナ消費のシナリオ部分と戦闘部分がだいたい交互にあるステージ制。敵を倒すとレベルでなくキャラは好感度のようなものが上がるシステムです。
キャラごとに強化するわけでなく、魔法少女の変身衣装…ドレスを強化するのが育成部分です。その素材はザコ敵狩りで集められます。戦闘はターン制バトルで3つのスキルから1つを選んで攻撃(使ったスキルは数ターンのクール期間置く場合有り)。
リズミカルなBGMで悪魔も小刻みに踊ってるので、プレイしてて身体を揺らしながらリズムに乗れるのもミソ。オートモードも周回モードの機能も快適です。
おパンツ
そして【マジカミ】最大のキモはおパンツです!
やはりおパンツはいいねぇ。リリンが生み出した文化の極みだよ。もちろん、お胸の揺れ具合も素晴らしいものがあります。この辺の「お胸」「お尻」「おパンツ」の力の入れ具合も最高です。
お胸は大きい子から小生と間違うぐらい小さい子の小ぶりまで揃えております。ちっぱいはちっぱいでちゃんとプロの拘りの揺れがありますので是非とも堪能して下さい。
でも、随所に挟まるおパンツ描写が心の琴線に触れる。てか衣装もえちえちなの多いです。ここでおパンツ拝める絶景ベスト3を発表!
1位、戦闘中
バトル中はおパンツを眺めるのに最も適してる。武器を使うスキル(攻撃)で振りかぶって殴るまたは斬りつける系ならスカート衣装なら100%拝めます。
また、衣装を変えるとおパンツの色も変わることもあるのもより味わい深くさせてくれます。おパンツ大好きの諸君は色んな衣装で挑戦して欲しい。ミニスカでなくてもスカート衣装ならちゃんと拝めます!
2位、イベント
イベントシーンでもおパンツは拝めます。
魔法少女の衣装と私服でけっこうおパンツ見せてくれるイベントがあります。
特に私服時はバトルで拝めないので有り難みも増すぞ!
3位、ガチャ排出の演出
ガチャ排出のアクションでもスカート衣装ならおパンツが見れる。なかなか良いおパンツが眺められるので、例え求めてる衣装でない爆死でもガチャが楽しーい!!
おパンツが見れるシーンはたくさんです。おパンツを堪能できる尻の3Dを含めてよいパンツゲームです。
『マジカミ』まとめ
そんなこんなで【マジカミ】はえちえち衣装とおパンツも良いんじゃ。リズミカルな戦いのRPG要素も良いんじゃ。この辺をフックにしてでも是非プレイして欲しい。シナリオがめっちゃ凄いから!
謎や伏線を散りばめ、本筋を「続きが気になる」展開で引っ張る。
そして得られるカタルシスはトップクラス。
とにかくハマれる熱中性が非常に高い。プレイをはじめてしまうと止まりません。この壮大なシナリオは、まさに「大作」と呼ぶに相応しい内容です。