『女神のカフェテラス』107話「旅の支度、恋の支度」 正妻戦争が最終局面を迎えようとしてる…！？

『女神のカフェテラス』107話「旅の支度、恋の支度」

 

それぞれの思惑を胸に秘め、いざ宮古島！！

 

『女神のカフェテラス』はじまったな！いやもう大分前から自分の中ではじまりまくってましたけど、より一層はじまったのである。

 

リゾート地で有名な宮古島です。海水浴は当たり前で温泉…しかも混浴で有名なあの宮古島の温泉。リアルは水着付けて入浴ですけど、この漫画ならマッパだろう。湯源郷はここにある！

 

※マガポケなら基本無料で読めます。

 

宮古島へ

ことの発端は空手ガール雁谷崎零が隼にアピってもペット程度の扱いしか受けず、町内のクジ1等「宮古島旅行ペアチケット」を当てたら一緒に行く約束を取り付ける。そして見事に当たったら…。

 

私らもさっき1等が3枚当たったんだよー！？（106話）

 

なんとファミリアの面々もぺチケットを3枚当てていたのです。さらにさらに千代田食堂のメンバーでもペアチケット2枚当てていたのです。合計6枚の1等賞「宮古島旅行ペアチケット」をGETして12人で旅行にいけるのである。

 

って、どんだけ強引なドリブルだよ！

 

日向くんも裸足で逃げ出す超強引なドリブルで12人で温泉に行ける！宮古島へレッツゴー！ですよ。しかもこれ、以前もまったく同じ展開を使ってますからね。

 

58話

 

そう！以前の温泉旅行編。あれも商店街のくじ引きでペアチケット3枚当ててファミリア全員で行ったというあまりにも強引なドリブルで突き進んだのである。

 

まったく同じ展開を使いまわす！流石は瀬尾王子だぜ。

リサイクル出来る地球に優しいエコ作家ですよ。

 

しかも、あの時よりもヒロインは増えてます。そこで一等賞のペアチケットを倍当てる！同時に6枚当てればいいや！みんなで旅行に行ける！って展開をやるなんて素直に凄い。これでいいのだ。ラブコメだもん。

莉々歌と零の思惑

莉々歌「私は…まぁ、そこそこ本気よ。今回の旅行でなんとかしようと思ってるわ」

零「きっと私なんて相手にもされないだろうな…それでもどうしても自分の気持ちを伝えたい。たちえダメでもそうしなければ前に進めない気がする…」

 

莉々歌と零は隼へ想いを伝えたいとか関係を進展させたいと秘めたる決意が見えます。以前の旅行と違うのは周りの女の子が増えただけでなく、隼に恋するヒロインが増えた点も挙げられる。

 

莉々歌も零もなかなか可愛いしね。ぶっちゃければ秋水と桜花よりも全然ヒロインしてて可愛い（個人の意見です）。

 

ただ、悲しいかな。

彼女たち2人に勝ち目はゼロである。

 

これは後発ヒロインだからとかそういうメタ的なことでなく、『女神のカフェテラス』は隼と結ばれるのはファミリアの5人の誰かと明確に未来を描いてしまってるからなり。

 

27話

 

27話ではおっさんになった隼と娘が描かれ、ファミリアの5人の写真の中に若い頃のママがいること、ママはこの頃はただのバイトだったことが語られていました。

 

つまり隼は5人中の誰かと結婚して、仲良く未来でファミリアを続けてる。そういうエンディングが描かれたわけです。だからファミリアの5人以外は約束された敗者のヒロインなのです。

 

そうはいっても、瀬尾王子のことなので昔描いた事を忘れてしまっており、普通に莉々歌か零ENDをやってもおかしくない（えー？）。

桜花の思惑

べ…別に私、隼くんに喜んでもらおうなんて思ってないから！！

 

( ´_ゝ｀)ﾌｰﾝ

 

 

なんつーか、初期の初期は正ヒロインに最も近いポジションだったよねぇ…。1巻の表紙では真ん中に君臨してた桜花だが、なんでこんなことになったとしか言いようがない。

 

もう話は100話を超えてて単行本は10巻を超えてるのである。

 

桜花が今更惚れても「ふーん」だし、桜花ENDなんてやろうものなら某姉妹ヒロイン漫画ラストみたいにムカ着火ファイヤー読者が増殖して地獄の業火に包み込まれ燃え上がるのは火を見るより明らか。ドメスティックな桜花ですよ。

 

ヒロインとして手遅れだし使い道が無い。ラブコメ展開をメタ的に語る狂言回しみたいな碧流から「ツンを取ったらモブ」と言われる始末。

 

瀬尾王子も桜花は使いどころが無さすぎて体よく海外に飛ばし退場させた。そこそこドラマチックなお別れした。…と思ったら、すぐに帰ってきちゃったし。え？何だったの？あれ茶番だったの？

 

桜花のお別れ＆すぐに帰国からも明らかのように、瀬尾王子は行き当たりばったりなのである（賛辞です）。先の展開とか絶対考えてない。ドキドキワクワクするライブ感が味わえます（褒めてます）。

 

だから、おそらく誰と結ばれるか…作者だって決めてないし分からない（良い意味で）。

本命は流石に3人の誰か

この中の3人の中から一体誰を選ぶのか…

 

ラブコメの文脈としてもストーリーの納得できる落としどころと面白さも踏まえれば、流石にメインヒロインは「月島流星、鳳凰寺紅葉、小野白菊」の3人に絞られたとみていいでしょう。

 

そうは言っても王子はドライブ超展開をやる事に定評もある。ここから秋水が惚れて隼を逆レイプかまし、着床＆妊娠、子供できちゃってなし崩し秋水ENDとかやってしまいそうな危うさすらあるんだけどね…。

 

いやでも、流石にここまで文句なしにニヤニヤできるお約束全開で、ついに王子がちゃんと純度100％の最高傑作ラブコメを描いてる…って、長年のマガジン読者が感動してる（そこまで？）作品ですよ。こっからドライブシュートは打たんでしょ。打つのも王子クオリティではあるけどさ…。

 

正妻戦争は流星と紅葉と白菊の3人に絞られたと見ていいだろう。

この旅行で趨勢を決する

じゃあ旅行中、どこかで隼くんを呼び出して決めてもらいましょうか

 

正妻戦争は最終局面を迎えつつある。

 

流星の呼び出しと隼に決めて貰おう×2（語彙力ぇ）でみんなが納得して確認してる。繰り返すが、もうこの3人以外のENDは普通に名作ラブコメとして歴史に刻むならあり得ない。

 

宮古島旅行で隼を呼び出して3人の中で誰を選ぶか決めて貰うと3人の意思が統一された。ご褒美の水着回と混浴温泉は当然として、正妻戦争すら決着付けちゃうの？

 

旅行中にスケベサービスシーン盛り盛りは前座で、正妻候補3人で誰を選ぶか決めさせる！？なんて楽しみなんだ。スケベは当然で、ラブコメとしてのラグナロク（最終戦争）が起きようとしてる。ヤベー！楽しみすぎて夜6時間しか寝れない。

 

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