『ワンピース』1104話〝ありがとう、お父さん〟感想・考察 「生まれてきてくれて」「愛してくれて」ありがとうの返礼ラスト感謝を妄想する！

 

『ワンピース』1104話〝ありがとう、お父さん〟の感想・考察です。

 

なぜか動いてるくまちー（バッカニア族）について含みを持たせてたり、サターン聖が相変わらず化物だったり、見どころ満載なエピソードでした。

 

消えたルフィ

「〝麦わら〟は！？」

「捕らえきれず消えちまった！！とても報告できねェ」（1104話）

 

ルフィが消えたらしい。

今の状況化でこんな芸当できるの一人しか思い浮かばない。

カリブーである。

 

前回でルフィに隠れて食事与えたのは、正義が揺れまくってるボルサリーノかと思ったけど、実はカリブーだったかもしれませんな。ルフィが消えたのも「ヌマヌマの実」能力で収納されたと。

 

カリブーはゾロの酒飲んじゃったのか樽に閉じ込められて運ばれ、ここで降りろってエッグヘッドに置き去りにされそうになってました。

 

1065話

 

もう一回麦わらの一味の船に乗せてもらわなきゃいけないわけです。

ここでルフィに恩を売るのは普通にあり得るか。

 

くまの自爆（停止）装置は既に押されてた

「完全停止スイッチ」をつけたのだ。それを押された今…お前には意志もなく命令すら耳に入らぬ〝植物状態〟になっておりハズ…！（1104話）

 

くまちー渾身の一撃がサターン聖に直撃する中で、実は自爆スイッチをとっくに押してたサターン聖である（めっちゃ喋りまくってるけどその間に避けれたのではと思ったり思わなかったり）。

 

革命軍がくまを連れ去った数日後にスイッチは押されてた。

 

ただし、ベガパンクは自爆スイッチを付けていなかった。付けていたのは「完全停止スイッチ」です。これはサターン聖の命令違反ですが（一応義理通して停止スイッチは付けた）、まあもうどっちみち政府から処刑やからね。

 

自爆スイッチにしろ完全停止スイッチにしろくまが動けるはずは無い。

なのに動いてる科学で説明できない秘密があるようです。

バッカニア族の特性

やはり本当なのか…？バッカニア族の特性は身体の強さではない…。彼らはかつて…（1104話）

 

「完全停止スイッチ」が押されてるなら植物状態になってるはず。それなのに動いてる。ボニーのいるエッグヘッド島へ来れるはずもない。科学的に説明できないものの、ベガパンクは一つ思い当たる節がありました。

 

それが「バッカニア族の特性」です。

「彼らはかつて…」とおそらく「空白の100年」に関係あることが伺えます。

 

具体的なことはまだ明かされてませんが、バッカニア族は身体の強さではなく過去に何かがあったそうなのです。

 

そういえばドラゴンも含みがあること言ってましたね。

 

もしくまが〝本能の欠片〟で動き出したんだとしたら、あいつはどこへ行くと思う？（1103話）

 

くまが動いてるのは「本能の欠片」によるものなのではないか言うドラゴン。

これがバッカニ族の特性ってやつでしょうか。

 

 

自我無いどころか完全停止スイッチを押されても動くのは「バッカニア族の特性」であり「本能の欠片」というものが関係あるようでした。

巨大ロボも関係する？

1092話

 

絶対動くはずのない植物状態のくまが「バッカニア族の特性」「本能の欠片？」で動いてると仮定すると、1092話の巨大ロボ再起動も関係あるかもしれませんね。ルフィのニカ能力に反応してると思ったけど…。

 

 

巨大ロボは約200年前も再起動しており、詳細不明でした。

そもそもベガパンクでも動力が再現できないものでした。

 

エネルギーが残ってるか切れてるか定かでないものの、「バッカニア族の特性」「本能の欠片？」でくまのように動かせるかも。

 

こいつは200年程前に聖地マリージョアを襲ったという伝説の鉄の巨人。さらに作られたのは900年も昔。目的はわからぬまま…エネルギー不足で被害はなかったと聞いている。当時の科学者達の驚きたるや相当なものだったろう…。あまりに場違いすぎるその科学力に…！どこから現れ何をしようとしたのか誰にもわからない（1067話）

 

200年前にマリージョアを襲ったのもバッカニア族が関係してる可能性が微レ存？

 

まだまだ詳細不明ながら植物状態でも動いてるのは「バッカニア族の特性」「本能の欠片？」って、動力とか科学的に説明できない能力なら、幼少期くまちーに「だから消えるんだ」と言い放ったサターン聖の言葉も腑に落ちるかな。

 

…だから消えるんだお前達は（1096話）

 

ニカのようにかわいそうな人達を一人でも多く救いたいって述べたくまちーに対して意味深に「…だから消えるんだお前達は」と。

 

 

バッカニア族は生まれながらに奴隷か死ぬかです。

 

それは先祖が世界政府にとって大罪は犯したから子孫代々まで犯罪者に仕立てあげるというわけでなく（それだったら「D」の先祖のがヤバイからね）、単純にバッカニア族の特性が世界政府にとって超危険だったことが伺えます。

 

で、「本能の欠片」で動くはずないもの起動できる（かもしれない）。

 

「ニカのようにかわいそうな人達を一人でも多く救いたい」って思想・本能こそ危険視してたかもしれない。古代のロボとか動かしちゃうんじゃないかとか。まだ何とも言えませんが…。

驚異的な再生能力

1104話

 

凄まじ再生力を見せるサターン聖。クマ渾身の一撃で左のツノと右手を失っても瞬く間に再生していきました。原理が分からずサンジもビックリです。

 

つーか再生するなら右手にしても角にしても根元から生えてくると思うんですが…。

 

「ズズズ…」と回復って意味の再生では断じてないことが分かる。右手なんてごっそり失ったのに手首から上が先に出てきてるし…。なんだこれは…？

 

以前にボニーに刺された時は傷口の再生というよりも血そのものが消えてました。

 

「血が消えた！？」1095話

 

 

今回の腕と角が治ったのも時間を戻した？って感じでしょうか。回復という意味の再生でない手と角の生えっぷりです。

 

（続くぞい）