ツツンデヒライデオノデラコサキ
小野寺さんは可愛い(確認)
時はクリスマスイブ!
ラブコメ界にとってそれは天下分け目の決戦に他ならない。
ラブがコメる甘さ全開なのに、ハートが震えるほどヒートするドキドキイベントなのだ。はやいもので『ニセコイ』も2年目のクリスマスイブを迎えました。しかも何の前触れも脈略も無く。ラブストーリーは突然かも知れないけど、クリスマスイブは突然来ないだろ!
決戦のクリスマス
どうせさ、今年も千棘による千棘のための千棘ターンかと思うじゃないですか。
ところがどっこい!今年のクリスマスイブは一味も二味も違いますよ。
春ちゃん
春ちゃんのナイスアシストによって楽と小野寺さんはクリスマスイブにデートをすることになるのでした。さすがよく出来た娘さんだ。春ちゃんはいい子です。
だがな、どうも春ちゃんは最初の期待値程の活躍を見せていないと思うのですよ。
せっかく小野寺さんの妹という約束された勝利のポジションに居ながら力を発揮しきれていないのが見てて実に歯がゆい。グラップラーが立ち技のみで戦ってるようなものですよ。
春ちゃんの持つ秘めたる力は凄いからね。『キャプテン翼』の新田くんみたいに最初に圧倒的なポテンシャルを明示されて、結局、花開かず終わって欲しくありません。だってさ、 春ちゃんは、12ある黄金属性の中で神の化身と称された「妹」属性の持ち主だから。実力は黄金属性の中でも群を抜く。
先輩とお姉ちゃんの間でもっと揺れて欲しい。善の人格(お姉ちゃん大好き)と悪の人格(お姉ちゃんから奪っちゃえ)に苦しみつつも、最強の可愛さを誇る事だろう。何よりもね、「先輩」じゃなくて「お兄ちゃん」なんて呼ばれてごらんなさい。幻朧魔皇呼「お兄ちゃん」が炸裂すれば、相手を意のままに陥落とす精神攻撃となるだろう。脳が溶けるで!
春ちゃんはまだ本気出してない。
「お兄ちゃん」呼びという最終兵器を隠し持ってるはず!
話が完全に想像ダイアリーになり大幅に脱線してしまいました。
今週のタイトル「モミノキ」とは、伝説のもみの木である。
そこへクリスマスイブに男女ペアで行くと限定ぬいぐるみが貰えるという事で、デートすることになる楽と小野寺さん。まず、わざわざデートの為に着替えた小野寺さんをズバリ述べよう。
着替えた小野寺さん
可愛い!
そうだ、俺達は忘れていた。
小野寺さんはただ可愛いのではない。ものすごく可愛いのだ。わざわざ着替えたんだよ。一緒に小野寺家にいたのに、スカートまで着替えてきた小野寺さんの本気度が分かるね。
で、小野寺さんは楽に感想を求めるわけ。
ラブコメ漫画の主人公として読者の夢と希望を一心に背負う楽ですけど、最近の唐変木っぷりは目も当てられませんしね。まさか、また寝ないだろうな記憶をリセットしないだろうな…。不安一杯でページをめくります。
楽「か、かわいいと思う…ぞ?」
めずらしく楽が僕らの期待に応えた!
で、小野寺さんはっつーとね。
可愛いと思うぞ
ふつくしい…。
今回の小野寺さんの赤面は今までにない格別なものではないでしょうか。
小野寺さんの代名詞ともいえる「可愛さ」だけではない。楽に服を似合ってるぞと言われた小野寺さんの赤面っぷりは、大人っぽい、「美しい」という形容詞こそ似合う。
この小野寺さんの赤面は、可愛さに加えて美しさもある。
17巻の感想でも述べましたが。小野寺さんが、無敵の可愛さを誇る理由は12ある黄金属性の中でも最も神に近い属性と言われる「清純派」と、黄金属性の中でも一、二の屈強を誇る黄金の獅子と言われる「肉食系」の相反する2つの属性を同時に持つヒロインである。癒やしでありいやらしい。
プラスして、12の黄金属性の中で随一を誇る、天と地のはざ間に輝きを誇る「美しさ」まで兼ね揃えていた!やはり小野寺さんこそNO1ヒロインだ。
で、春ちゃんのアシストでは限定ぬいぐるみ取ってきてというものでしたが、蓋を開けてみれば、この伝説のもみの木には、イルミネーションを男女一緒に見れば、その2人は一生幸せなカップルになれるというものであった。結婚式の会場にも使われる伝説なのだ。光明の罠ならぬ春ちゃんの罠である。
大きなもみの木の下で
し、幸せなカップルぅうぅ~!?
け、けっこん…!?
この小野寺さんの顔芸の可愛さよ。
やはり、小野寺さんの可愛さの真髄は顔芸である。圧倒的ではないか。我が嫁の可愛さは!もう、みの木の伝説通り、一生幸せなカップルになるしかない。ときめきオノデラの完成である。でも、伝説はイルミネーションを見たカップルである。今は昼前です。
あ…!(察し)
なんかもの凄く嫌な予感がしたのは私だけでしょうか。イルミネーションが始まる夜まで小野寺さんのシンデレラ・タイムは持たいないよ、と。
ゴリラ母娘もいるよ、嵐を呼ぶマリーも、ついでに羽姉も来ちゃうぞ…と。そして伝説は最終的に千棘に傾くよ、と。訓練された小野寺さん派は一瞬で次回以降の展開が脳裏に過ってしまうのでが、気のせいですか?気のせいであって下さい。
んで、ストーリーは小野寺さんの鍵でペンダントを開けてみようという流れ。鍵屋に預けて、お互いが結婚の約束をした相手だったら、その時は…というもの。
もし約束の相手だったら…告白してみようか
その一方で鍵とペンダントは鍵屋のお子様のでしでゴミ箱へ。
絶対最悪ヤな予感って…確かに鍵と錠が捨てられ告白無しもヤな予感ですけど、仮に告白したところ絶対最悪ヤな予感しかしないのですが。
小野寺さんから告白しても、円環の理に導かれるがごとく、見えない力が強制発動するのを僕たちは知ってますし。おすし。
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