3月に読んで心に残った漫画を振り返ります。
年度末で忙しくてですね、個別でコミックの感想をほとんど書いてなかったでござるの巻きですよ。それどころが更新頻度も激減という。4月はなんとか頑張りたい所存です。オス!
いま最も注目を集める食卓ドラマ。妻を亡くした高校教師・犬塚(いぬづか)は、単身で娘・ つむぎの子育て中。料理が苦手な彼だが、ひょんなことから教え子の小鳥(ことり)と一緒にご飯を作って、娘と3人で食べることに!猫を預かったり、幼稚 園のお友達とキャンプに行ったり。つむぎは今巻も元気です!お役立ちレシピ5つを収録した、にぎやかホームドラマ。
アニメ化おめでとうございます!アニメよりはドラマ化のほうがありそうかなと思ってましたが、実にめでたいです。簡単に説明すると流行りの飯を中心にした「食卓ドラマ」におっさんと少女の「子育て」さらに女子高生との「ラブコメ」を詰め込んだ、売れ線狙いすぎ感満載の作品です(褒めてます)。これが実に良いんです。
食卓ドラマとしても子育てとしてもラブコメとしても非情に楽しめます。
特に6巻ではつむぎちゃんの成長が感じれる内容で胸いっぱいになります。卒園間近でどこまでやるのかも気になるところ。つむぎちゃんの成長を優しく見守る感じがグッド。でもキモは未来のお義母さんです!
未来のお義母さん(願望)
6巻も小鳥さんマジ天使やった!
犬塚親子だけでなく小鳥さんサイドの世界観もいい感じに広がってほんま見所満載やで!つむぎちゃんが進学するならば小鳥さんも年を重ねるわけで。高校卒業したらいいよね(結婚して)。
美しく残酷な青春の、歪んだ後始末が始まる――。
16年前からタイムスリップしてきた高校生のさくらに、彼女との穏やかで幸せな日常をかき乱される鳥羽。歪んだ気持ちは徐々に膨らむが、そんな中でさくらが再び姿を消し・・・。
キタキタキター!
読み進めるとどんどん心が抉られていくこの感覚。
1巻でも胃がキリキリして「うわぁ…」って感覚になりましたけど、2巻は輪をかけて緑のルーペ節全開です。1巻で消えてしまったさくらは鳥羽の大学時代にタイムスリップ。そこで、さくらそっくりの彼女に高校の制服を着せて鳥羽が溺れている現場を目撃してしまう。
見てはいけないものみちゃた
うわぁ…。
鳥羽の汚い部分を目撃してしまった。自分にそっくりの彼女を「さくら愛してる」と代替品のように抱いているシーンを見てしまったわけです。そりゃ引くよねドン引きだよね…と思ったら当のさくらは気持ち悪くて汚いもの見せつけられてショックを受けたと言いつつ「嫌じゃなかった」ときたものです。
倉橋が好きだったけど、鳥羽のことが好きになってしまったさくら。これが両者にとっては非情に残酷で、2巻ラストの展開には「ぐぎぎぎぎ」とならざるを得ない。来ましたね。緑のルーペの本気が!
ダーナの修行を終え、アジトへ戻ってきた刀太は、勢いのままに雪姫に求婚するが、あっさりフラれてしまう。傷心の刀太の元にやってきたのは、田舎から出て
くるときに出会った女の子・忍と、大財閥・雪広コンツェルンのお嬢様!キリヱと九郎丸も巻きこんで、刀太をめぐる大騒動が勃発する!!
俺たちの赤松健が帰ってきたぞ!
体育会娘とガリ勉男子の凸凹日常ラブコメ!
剣道に打ち込む体育会系ぷに子・めぐみと、東大志望のひょろ長男子・学──幼なじみの二人は中学で疎遠になるも、同じ高校に進学して再び距離を縮めはじめた。プラスとマイナス、N極とS極──真逆な二人は引かれ合う…?効能:ニヤニヤ×ほんわか×ドキドキ、スポーツぷに子♀とガリ勉スリム♂の凸凹”日常”ラブコメディー!!
作者のムチムチな娘が描きたいんだ!って心意気が伝わってきます。
ただただ天野めぐみの隙を堪能するのみです。丸見えで読んでてムラムラとみなぎってくるものがあります。と同時にニヤリングできる乙女心も垣間見れます。天野めぐみの好きも堪能できるハイブリッド仕様。「好き」を隠して「隙」を隠さず!
何事にも情熱を燃やさぬ平熱“省エネ”高校生・タロウくんの前に、超どストライクな空飛ぶ美少女・イヴが現れた!彼女の正体は、タロウの欲望&妄想&願望を凝縮した脳内彼女的存在=“初恋ゾンビ”だった!!タロウの平穏な日々は、かくして一変し──!?
少年サンデーが放つ次世代ラブコメ、ここに開幕!!
頭を打ったら空飛ぶ美少女が浮遊していた。それは自分の初恋を脳内で具現化した初恋ゾンビ。初恋の人の姿を勝手に妄想した理想的な美少女といえる(自分にとって)。んで、1話を読んだ時は初恋の相手と再開してキレたね。まじキレですよ。初恋の相手が男だったって…。
がしかし!1巻ラストで「うおおおおお!」と盛り上がり、嬉しい裏切りに見方を180度変えて読むようになりました。面白いし可愛くて凄く好きな作品になりました。ところで一見明るく健全なお色気の中で重要なテーマが見え隠れする。イヴです。
イヴ
まだ主人公がイヴとどう向き合うか分かりませんけど、この漫画の設定として初恋ゾンビは初恋が成就すると消えてしまいます。仮に指宿くんと諸々の事情を解決してラブがコメり出すとイヴが消えてしまうという。むむむ。ままならん。イヴは消えてしまうには惜しい逸材ですからね。何とか両者共存共栄してラブコメが出来ないものか。
同じ学年の東くんに片想いをしてきた相沢のぞみ。ある日、勇気を出して帰りの駅で声をかけて告白! だけど、東くんの返事は超予想外の言葉だった…!!なかなかかみあわない不器用な2人だけれども、会話を続けるうちに、次第に距離は縮まりはじめ? 2人のすれ違いに笑いと共感とニヤニヤの嵐!天然ス
トーカー女子相沢さん×ツンデレ眼鏡男子東くんの新感覚“トーキング”ラブコメディー、開幕!
テンポ良い会話の応酬劇は大変面白い内容となっており、かつニヤニヤできるラブコメ要素も素晴らしい。相沢さん可愛くて良いですね。例えるなら『となりの怪物くん』の夏目さんがトラウマなくスクスクと間抜けに育った感じです。相沢さんマジ天使!さすがアホな可愛い娘を描かせたら随一と評されるろびこ先生だぜ!クマさんパンツは卒業しなくていいです!
欲まみれの九頭龍くんとカブト虫の密猟(?)に出かけた左門くんだが、意外な弱点が発覚!! 果たして、結果は…!?他にも、喫茶店でバイトをするネビ ロスや、左門くんと捨て猫の切ない交流など見どころ満載!!読み応え充分!!あと、ヤバ過ぎる新キャラもお見逃しなく!! ●特別収録/短期連載版 『モロモノの事情』
『左門くんはサモナー』の内に秘めたるラブコメ力は相当なものだと1巻の時に語りましたが、2巻ではやくもラブコメ方面で私の心を鷲掴みにしてきやがるぜ。2巻から登場する絶対悪アンリ・マユさんのおかげで天使ヶ原さんの天使力が赤丸急上昇です。イチャつく2人を見て「なんか近い…!」(面白く無さそうな表情)に始まり、天使ヶ原さんと左門くんの誰も入れない仲を見せてくれました。
なんだこの仲
天使ヶ原さんマジ大天使!
10話「左門くんは爆発しろ」は屈指の名エピソードですな。
それはそうと。もうやめてあげて!アンリ・マユさんは蚊帳の外よ!ゾロアスター教で絶対悪として表されるはずのアンリマユさんからにじみ出る小物臭よ。『Fate』のアンリマユといい「この世全ての悪」どころか「この世でただの雑魚」です。
「恋愛は告白した方が負けなのである!」 家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!! その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、“如何に相手に告白
させるか”ばかりを考えるようになってしまった!?恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚“頭脳戦”ラブコメ、開戦!!
頭脳戦恋愛バトル勃発!
どう見ても両想いのかぐやと白銀が先に告白したら負けという「お前ら何と戦ってんだ?」な状態で、相手をいかに告白させるかとという大変熱い戦いを繰り広げるのでした。熱い恋愛バトルなんですけど、とてつもなく不毛な戦いです。かぐや様は可愛いし超面白い!ヤンジャン移籍して毎週読めて最高だってばよ!
インターハイ東京都予選会、白熱!一枚岩になったかに見えた二ツ坂の部員たちは、それぞれ個人戦へ。関東大会予選での國陵・寧々への惜敗のリベンジに燃える旭。母親への想いから、幼なじみの藤ヶ丘高校・桂香を意識する薙。一選手として、最後の夏に挑む元部長・えり。見守る一年生、ライバル高の部員たち、先生、父兄…積み重ねてきた日々と、暖めてきた想い。それぞれがドラマを抱え、その四角いコートに入る時、全員が主役となる――
感涙必死の18集!!
「この舞台に立つ者は、全員が主役となる。」(オビより)
長期連載となったのに『あさひなぐ』は勢いが衰えるどころかさらに加速している。
オビにある「全員が主役」がまさにその通りで、対戦相手のサブキャラすら短いながらも、きっちり掘り下げるのが凄いところ。國陵の三須なんてモブ以外の何者でもないのに、青春ドラマ仕立てになっており胸が熱くなったぜ。
三須
クライマックス感が出ている『あさひなぐ』は最近「何のために薙刀やってるか」がテーマのように描かれており、旭は見つめなおし、愛知は悩み葛藤する中で、三須は何のために3年間薙刀をやっていたのかの結論が描かれる。心の奥に火が点けらるぐらい胸が熱くなるで。最後の寒河江がまたグッときます。まだまだ悩むこともあるけれど、薙刀をやる事を「(別に)いいよ」から「別に」がとれて「いいけどね!」の流れが芸術的。
“浦川みのり卒業生誕祭”当日! 「公演を欠席しなければ男だとバラす」と脅されたみのりは、開演直前に手紙を残し失踪。メンバーたちが捜し回るなか、ようやくひろこによって発見され る! 全てを知ったうえでなお、公演に戻ろうと促すひろこ。ステージに立ちたくないのかと問う彼女の言葉にみのりは…。ついに完結!
素晴らしい傑作漫画だった!
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