ロビン
「やっぱり情報を得られた…」
「ここに"歴史の本文(ポーネグリフ)"はある…」
「この国は"空白の100年"の大切な鍵を握っている筈」
!?
ここでポーネグリフだとぉ…。
魚人島編で舞台となる海の森にはポーネグリフがあり、それは空白の100年の大切な鍵を握っているらしいです。こいつは、魚人島編がさらに楽しみになるってものですよ。
ポーネグリフ
作中でポーネグリフが出たのは、アラバスタと空島とロビンの過去。ロビンの過去編では空白の100年に踏み込んでいましたが、アラバスタと空島にあったポーネグリフは古代兵器の有りかを示す内容でした。
古代兵器プルトンは作中で何度も出てきています。初めて名前が登場したのは20巻193話"理想郷"でした。何やら最強の軍事力を欲していたクロコダイルが古代兵器の名前を出したのです。
プルトン
「"プルトン"一発放てば島一つを跡形もなく消し飛ばすと聞く…」
「"神"の名を持つ世界最悪の古代兵器!!この国のどこかに眠ってるハズだ…」
そんなわけで、アラバスタのどっかに眠るらしい古代兵器プルトン。実はこれは昔、ウォーターセブンで作られたという事が判明しました。アイスバーグは以下のように説明していました。
「プルトンとは…遠い昔、この島で造られた戦艦の名だ…」
「あまりに強大な兵器を生み出してしまった、かつての造船技師は万が一その力が暴走を始めた時"抵抗勢力"が必要だと考え、その設計図を代々後世に引き継がせた」
かつてプルトンを造ったという造船技師というのも気になる所ですが、ウォーターセブンで造られたプルトンがアラバスタへ移動し、アラバスタのポーネグリフに古代文字で在処を記していました。
ちなみに古代文字というのは以前にも述べましたが、月の文字の可能性が非常に高いです。扉絵連載シリーズ「エネルのスペース大作戦」で月にあった遺跡の壁画に古代文字が確認出来ました。
月の壁画に古代文字があった
アラバスタのポーネグリフに古代文字で在処を記していたという事は、ウォーターセブンで造船技師がプルトンを造ったのは800年以上前の出来事のようです。
空白の100年の間にウォーターセブンで古代兵器が造られたわけですが、どうも引っかかります。というのも、古代兵器が月の文明ならその設計図は古代文字で書かれてるんじゃね…という。じゃあ、設計図手に入れても読めないじゃん。
しかし、その設計図を見た幼きフランキーとアイスバーグは驚愕していました。そう設計図を理解していたのです。
プルトンの設計図に驚愕
「何の為にこんなもの…」
「こんなもん…人間に造れんのか…」
この後、フランキーは嬉々として「造ってみようぜ!」と言っていました。現代でもプルトン製造可能という事です。800年以上前、ウォーターセブンの造船技師が残したプルトンの設計図は現代語で書かれているという事でしょうか。
プルトンの設計図はフランキーが燃やしてしまいましたが、燃やす直前に表紙だけは確認できます。
プルトン設計図の表紙
「PLUTON」ときっちりと現代語で書かれています。
他の小さな文字は古代文字なのか現代文字なのか分かりませんが、「PLUTON」と現代文字でデカデカと書かれていました。
古代文字が月の文字であり、古代兵器が月の発明ならば、この設計図を書いたの誰なんだってばよ!この設計図を元にして造ったなら、古代文字から現代文字に翻訳して設計図を提供したのか。
ならばどういう経緯で何の目的で。造船技師が造った後に自分で書いた設計図なら、最初に造る方法を提供したのは誰でどういう目的で造らせたのか。謎すぎます。
そもそも、ポーネグリフに記されている古代兵器の在処を示す文が意味深すぎます。空島で、もう一つの古代兵器ポセイドンの在処を示したポーネグリフには以下のように書かれていました。
ポセイドンの在処を示したポーネグリフ
「神の名を持つ"古代兵器"ポセイドン…そのありか」
ポーネグリフに古代文字が刻まれたのが800年以上前…。
ちょっと待ってくれ。今では「古代文字」「古代兵器」と同じように「古代」と言ってるけど、ポーネグリフに古代文字で記した時点で兵器を「古代兵器」と書いています。つまり、古代兵器は古代文字でポーネグリフに記した時より、さらに昔のものである、と。
それを800年以上前に古代兵器として呼び覚ましたという。やはり空白の100年の間に何があったのか気になるところ。月の文明である古代兵器を地球で造ったという事でしょうか。
もう訳が分からないよ!
そもそも「神の名を持つ」というプルトンもポセイドンも整合性がおかしいよ!プルトンはローマ神話でポセイドンはギリシャ神話です。ローマ神話もギリシャ神話も同じものを指しながら(?)呼び方は違います。ちょっと有名な神をまとめると。
ギリシャ神話 | ローマ神話 | |
水星 | ヘルメス | マーキュリー |
金星 | アフロディーテ | ビーナス |
火星 | アレス | マース |
木星 | ゼウス | ジュピター |
土星 | クロノス | サターン |
天王星 | ウラノス | ウラヌス |
海王星 | ポセイドン(古代兵器) | ネプチューン |
冥王星 | ハデス | プルトン(古代兵器) |
ギリシャ神話なのかローマ神話なのか統一しろよ!
しかも魚人島でネプチューン王、ネプチューン軍とか出てくるし。魚人島のポーネグリフには何が書かれてんだか気になって7時間しか眠れませんよ。
もう何がなんやら。
ネプチューン王はポセイドンとどんな関係があるのか。
ポセイドンといえば、凄まじく意味深だったのがインペルダウン。深海に造られし大監獄です。ワンピの世界の建築技術で深海までの建築物とかあり得るのかと思いつつ、インペルダウンにもどういうわけか古代文字がありました。
インペルダウンに古代文字
謎すぎる。
1度なら似てるで済ますとこですが、530話と537話と545話と3話もわざわざ背景に古代文字を使っています。明らかに尾田っちは狙って背景に古代文字を入れてる臭いがプンプンします。インペルダウンは月の文明による建築物なのでしょうか。
訳が分からないよ!
そんなわけで、古代文字も古代兵器もポーネグリフも謎だらけな中で「ここにポーネグリフはある…」「この国は"空白の100年"の大切な鍵を握っている筈」と述べたロビンには目が離せないのです。今のところ魚人島で明らかに出番が少ないロビンの活躍に注目です。
何よりも三十路を越え、さらにアダルティーにセクシーになったロビンの胸は至高。まる。
今度もロビンから目が離せない(結論)。
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