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『あさひなぐ』、辿り着いた場所

 


あさひなぐ 15 (ビッグコミックス)
 

早いもので『あさひなぐ』も15巻である。

小学館漫画賞を獲得したようです。納得の選出ですね。

 

やればできるじゃん小学館漫画賞(謎の上から目線)。んで、『あさひなぐ』15巻ともなるとダレるかと言うかと、まったくそんな事無く、むしろ面白さがどんどん跳ね上がっている。ひとえに旭の成長に尽きるでしょう。

 

15巻は表紙が良いね。
一見すると寧々の横顔なんだけど裏表紙は旭が対峙している。

 

1

あさひなぐ15巻

 

うおー!この表紙の構成は熱い!
ブルっと震えるじゃないか。関東大会東京都予選・個人戦ベスト8。相対するのは東島旭と一堂寧々。ようやく試合で闘うのである。ここまで来たかぁ…と感無量と言える。

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あさひなぐは面白い!

今の『あさひなぐ』は3つの面白さがある。
1つは初期から描かれる「青春部活」として。青春は清々しいなんてウソである。暑苦しいし、痛々しいし、重苦しいし、息苦しい。そこをねっとり丁寧に描いてきたのが『あさひなぐ』。青春の蹉跌を克服した先に清々しさがある。だから、今の旭は清々しいのだ。

 

2つ目は「感情の吐露」。個人的にはこれがキモ。努力と根性と友情がコートの中で踊る少年漫画なんだけど、感情の吐露は少女漫画のコードで描かれている(ように見える)。恋する相手は「薙刀」。“楽しい”や“嬉しい”や“悲しい”や“辛い”といった感情の動きに、読んでてグッとくるというか心を動かされ、たまに泣かされる。薙刀に恋する乙女なり。

 

そして3つ目は「スポーツ漫画」としての面白さ。旭が成長し強くなってからこその醍醐味である。スポーツ漫画といえば、ドキドキハラハラする事なり。どっちが勝つか分からないスリルが味わえる。

 

以上の3つが収束する「面白さ」が今回の寧々戦。
青春良し、感情の吐露良し、どっちが勝つか分からないスリル良し。

 

5

旭VS寧々

 

震えるぐらい熱い試合である。
宿命というか因縁のライバルの寧々。1年の最初の大会で「一堂寧々なんて来年私が、ブチのめしてやりますから!」「楽しみにしとるけん」の会話から始まり、初めて薙刀で闘った相手(稽古試合)で目を閉じる間もなく瞬殺され、その後も何度も絡んだ物語としての因縁。燃えるで。

 

何より旭VS寧々に至るまでの流れが素晴らしい。
最近のテーマは旭の個人戦である。寧々だけでなくやす子にも指摘されてた「団体戦依存症」。大会前にやす子から団体戦ではそこそこだけど、個人じゃロクな結果が出てないとので、今大会は「個人戦で結果を出す」事を目標に立てるように言われる。曰く「景色が違って見えるわよ」との事。

 

そして、将子すら叩き潰し辿り着いた寧々戦。
この大会中で旭は「やっぱり個人戦は、あんまり好きじゃありません」と思っていたのが、旭の中での個人戦に対する考え方が変わっていくのが良い。違う景色が見えました。また一つ成長している。

 

6

景色が違って見えた

高揚と、熱望と。進む度深まっていく、孤独―
こんな世界を、私は知らなかった。(14巻162本目より)

 

知ってしまったか。違った景色が見えたか。「孤独」である。「ここ」とはコートの中。コート内は孤独であるとは、今までの作中でも何度も述べられていた。弱さも努力も才能も入れず、コートの中に入れるのは「自分の心と体だけ」とはやす子の名言であるが、本当の意味で理解できたのは今大会でしょう。以下、ほんのりネタバレ有り。

 

コート内での「孤独」を知った旭。「個人戦嫌い→個人戦って…→孤独な世界知る」の流れが芸術的ですらある。故に、旭は試合中に寧々が理解できたのであろう。

 

7

理解できます

 

あの時も、あの時も…私はあなたの心が、分からなかった。ああ、そうなんだね。あなたはずっと、ここ(コート)にいたんだ。」の台詞が胸熱。すごくあっさりと述べるんだけど鳥肌が立つぐらい感動する。コートの中の孤独な世界を理解したからこそ、「ようやく闘えるんだ」の重みがダンチだよね。
孤独だった場所をようやく理解して辿り着いた。そこに寧々はずっといた。ただ試合するわけでなく孤独を理解して両雄相対する。震えるぞハート!燃え尽きる程ヒート!

 

はじめて旭の中で寧々というよく分からない人物が分かる様子もグッド。この試合は手に薙刀の攻防の熱量だけでなく、感情の攻防が熱い試合でもあった。この試合は、旭視点だけでなく寧々視点でも描かれるんだけど、それが感情を揺さぶってくる。

 

8

寧々の視点

 

寧々が何で人を避けるかというのが分かるんだけど、なるほどなーって。薙刀のせめぎ合いは「逃げれば追ってくる」という寧々のオフェンスの鬼っぷりが圧倒的なんだけど、感情のせめぎ合いは同じく逃げれば追ってくる旭がオフェンスの鬼と化しグイグイ食い込んでくる。そりゃ思わず反則もするわ。

 

凄い試合であった。まさに一進一退の攻防。手に汗握る試合とはこの試合であろう。『あさひなぐ』のベストバウトだね。またサブタイが良いね。167話のサブタイはズバリ「二つの孤独」である。思わず「うんうん」と頷く秀逸さ。

 

『あさひなぐ』は15巻まで来たけど、失速する事無くダレずに、まだまだ加速している。今までの「積み重ね」が花開いてる感じ。めがっさ熱い。感情をスパークさせる。何よりペロペロできる(←これが大事)

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