『ライドンキング』、もしロシアのマッチョ最強プー〇ン大統領がファンタジーの「異世界」に飛ばされたら…

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ライドンキング(1) (シリウスコミックス)

くっそ笑った!

『ライドンキング』(馬場康誌)1巻読了。

武術・格闘技の達人であり、強い男を尊ぶプルジア国民から絶大な支持を受けている男、プルジア共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフ。ある日、愛虎アスランにまたがり政務に向かう途中、テロリストの襲撃を受ける。テロリストは難なく返り討ちにした大統領だったが、この襲撃で起きたあることをきっかけに気を失ってしまう。目覚めた大統領の目の前に広がる光景、それは人間とモンスターが共生する異世界だった!

<試し読みできます>

『ライドンキング』

簡単にどんな作品が説明すれば、ロシアのプーチン大統領が異世界に転生する漫画です。まあ、実際に名前や国名を変えてますが前作『ゴロセウム』の人気キャラ、大ロシア連邦プーチノフ大統領まんまです。氏を主役にした番外編はニコニコで読めますので、未読の方は是非。

<前身プーチノフ大統領>

筋肉、筋肉、美女、マッチョ! 世界は「銃弾」から「肉弾」へ革命する!! 『空手小公子 小日向海流』&

『ゴロセウム』は途中からプーチノフ大統領愛が凄まじいというか、ラストで異世界へ(?)的な終わり方だったので、ある意味では続編なのかもしれません。微妙に設定が色々変わってますけどね。もちろん前作プーチノフ大統領知らなくても問題ナッシング。

で、今作『ライドンキング』は、プルジワ共和国終身大統領アレクサンドル・プルチノフが異世界に飛ばされてしまうのであった。

プルチノフ大統領

プルチノフ大統領

「乗る」という行為が大好きな閣下は、動物も機械も国家さえも乗りこなしてきました。「どこかに私の〝騎乗欲〟を満たしてくれるまだ見ぬ乗り物はないものか…」と耽っています。なお、個での戦闘能力は化け物です。数々の格闘技に精通して黒帯を持つ実力者。

ある日、トラックで突っ込んでくるテロリストを難なく蹴散らすも、自身の巨大銅像の頭がもげて落下し…気づいたら異世界にいたのであった。そして始まる最強大統領の異世界ファンター冒険(?)です。

これがもう面白すぎて腹を抱えてゲラゲラと笑ってしまうってもの。もともと、馬場康誌先生といえばヤンマガでやってた『空手小公子 小日向海流』の頃から、空手漫画がいつのまにか「K-1」漫画になってたように、興行としての格闘技に精通してました。あと女の子可愛かった。

『ゴロセウム』でもその流れは健在でロシアのプーチノフ大統領の側近にヒョードルみたいなのが出てたり、サービスシーンにペロペロしたり、迫力の格闘技描写やプロレス愛が随所にありました。そこでネタ的にも面白さ的にも人気だった、ネット上でまことしやかにささやかれてる「プーチン大統領最強伝説」を具現化したギャグというかバカな方向へ突き抜け。

そんなこんなで、「格闘技愛」「筋肉愛」「シリアスな笑い」「女の子可愛い」「ロシアの大統領をネタ」って馬場康誌先生の良さをギュギュっと濃縮した作品でもあります。めちゃくちゃ面白い!

閣下の騎乗欲を満たす漫画です

未知の…騎乗感!!し…至福…!!

現実世界であらゆるものに乗ったプーチン…じゃなくて、プルチノフ大統領が騎乗欲に満たされぬ日々から、異世界で未知の騎乗欲を存分に満たすのがこの漫画の醍醐味です。はじめて騎乗したワイバーンの乗り心地にウキウキです。

出オチのような話ですけど、異世界転生以降もめがっさ面白い。単純に一味違う異世界ものとしても笑える。だってあのプーチン大統領(にすごく似てる)男が裸一貫で異世界を闊歩するんですよ。そりゃ笑うっちゅーの。

オーソドックスな異世界転生だと現代文明の力や知識を駆使して「俺TUEEEEE」の最強になるものじゃないですか。プルチノフ大統領は最初から現実世界で最強ですからね。異世界にいったから最強でなく、最強の男が異世界へ行くである。並みいるファンター的なモンスターなどを、リアル格闘技で蹂躙する様は圧巻すぎる

格闘技を駆使します

大統領流霊長類強制騎乗術!!

どう見てもパロスペシャルです。

本当にありがとうございました。

プルチノフは空手や柔道や合気道やプロレスを極めており、ゴブリンとかオークが出てきてもリアル格闘技で圧倒します。てかけっこうグロく殺します。その様子も熱く同時に笑えるのもミソ。また『キン肉マン』ウォーズマンの必殺技・パロスペシャルを異世界モンスターにやるように、小ネタもグッド。

格闘技とかプロレスとかバトル漫画好きな方なら、思わずクスリとできるネタが随所にあります。基本フォーマット自体は主人公の「俺TUEEEEE」ですけど、プルチノフ大統領はリアルに最強なのでやることなすことぶっ飛んだギャグになってる

空手の息吹は「魔力」に通じる!など格闘技は異世界ファンタジーでも最強設定である。肉弾戦も最強で魔力も最強とか無敵すぎるだろ。最強もここまで突っ走れば腹筋崩壊するギャグのオモシロ設定ですわ。

一応テンプレではある

ヒロインズ

もしも最強幻想があるプーチン大統領が異世界に転生したら…というものの具現化で、設定だけで大笑いできますけど、異世界ファンタジー作品としてのツボも抑えています。細かい魔法や道具の設定も描かれていますので、異世界ファンタジー好きな方も大丈夫。

まあ、プルチノフ大統領が有無を言わせず物理で突き進むけど。そして、この手のいわゆる「なろう系」ではお約束であるハーレム展開も踏襲してます。冒険者・サキと魔法少女のベルちゃんと一緒に冒険します。途中で(見た目)幼女のエルフ娘・カーニャも加わります。

カーニャ(実年齢不明)

男(てかマッチョのおっさん)に可愛い女の子3人ってパーティ。完全にヒロイン全員に惚れられてハーレム築くってのが王道じゃないですか。しかし悲しいが、主人公は最強プーチン…ならぬプルチノフ大統領です。ラブコメ要素は絶無です。

そこも笑える要素。そもそも、ヒロイン全員が腹黒いというか、そこはかとなくクズです。良い子なんていねー。可愛い女の子である剣士や魔女やエルフが仲間なのに、ニヤニヤ笑顔になるでなく、ゲラゲラ笑顔になる。なんておもしろパーティなのでしょうか。テンプレ設定でありながら大きく外してる。

シュールなギャグじゃん

設定も骨太

意外と(?)細かい設定がしっかりしてるのもギャグになってる。コミックの巻末に用語などの解説があり、デティールにこだわったファンタジーものなのでしょう。それだけに、格闘技で蹂躙する大統領がオモシロポイントになってる。

仮に、ドラクエとFFでモンスターを倒した後にアイテムとかお金貰えるじゃないですか。その辺は言わぬが花なのだが、『ライドンキング』はモンスターの心臓付近にある「魔石袋」から魔石をGETするって形態。その様子がグロくモザイクかけられててシュールすぎるんだよ!

最強大統領ってオモシロ人物だけで笑い、出オチのような異世界の「俺TUEEEEE」で笑い、細かい設定がリアルに作り込まれて笑い、プルチノフ大統領のファンタジー冒険譚は全てがオモシロギャグ漫画となってます。腹筋を殺しにきてやがる…。

最初から出オチのような話なのに、異世界行っても継続して出オチしまくるといいますか。ギャグ方向に全力疾走した、最強大統領によるシリアスなファンタジーです。無駄に最強で無駄に可愛い女の子で無駄に設定しっかりしてる。こんなん笑うわ。

ファンタジー冒険も面白い

勇者かよ?

すべてがギャグ全開なのに、同時にファンタジー冒険物語として進行してるものすごい。プルチノフ大統領は騎乗欲を満たしたいだけなのですが、一見すれば正義の味方である勇者のように行動しています。

無駄に大迫力でカッコイイ戦闘シーンもあって、素手で悪を倒す武闘家のようにも見える。今後、どうなるのかも分かりませんし、世界を救う方向へ行くのかも分かりません。しかし、結果として勇者であり同時にくっそ笑える男である。

一味変わった異世界転生もの。なにもかも笑える最強大統領の日々。ギャグ&痛快な「俺TUEEEE」展開。もしロシアのマッチョ最強プー〇ン大統領がファンタジーの『異世界』に飛ばされたら…。とても面白いです。お勧め。

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コメント

  1. 匿名 より:

    この作者、空手小公子の時も主人公のバトルより、ゴリラのような武藤戦描いてる時がイキイキしてましたね~

    可愛い女性を描くことができるので、今作でもそちら方面でも面白くなるのかしら

    • 匿名 より:

      ヤンマガ読んでただけだけど武藤の試合なんか面白かったかな?伊吹と南の試合が熱かったような

  2. 匿名 より:

    馬場先生が流行りの異世界物を執筆していたのか!
    小日向の頃からギャグよし熱いバトルよし女の子可愛い
    好きな作家さんだったのでこれは期待できそうですね。

  3. 匿名 より:

    画力が高いからコメディーやると良質の「シリアスなギャグ」になるんだよね。
    空手貴公子の前作だと襲ってきた暗殺部隊の首をもいでボール代わりにしてバスケで得点争いするスラムダンクパロみたいなの描いてたしなw

  4. 匿名 より:

    所々でおっさん世代を直撃する古めのジャンプネタが混じってて笑える
    ドラゴンボールやらキン肉マンやら北斗の拳やら銀やらw

  5. 匿名 より:

    リザードキングの連載時、何でこんなに画力の高い人がエロ漫画雑誌の中で色気最小限のプロレス漫画を描いているのか本当に謎でした。

    久し振りに原点に戻ったかのようです。